為末 大 特集

  

      

2008年 北京への道 (8.13〜29)  

 

2007年世界陸上(大阪 8.24〜9.2)

2005年世界陸上(ヘルシンキ 8.6〜14)

スーパー陸上(9.23 横浜) 優勝 48”59

グランプリファイナル(9.18〜19 モナコ)出場   6位 48”72

グランプリ(9.12 ベルリン) 3位  48”96 国際ランキング8位に上がる

 

アテネオリンピック準決勝  決勝進めず 48”46(SB)

アテネオリンピック 予選通過 2004 8.23 48”80 3組3着 IAAF結果

 

 

国際グランプリ フランス(パリ) 7.23  3位  48”60 シ−ズンベスト

国際グランプリ スペイン(マドリード) 7.17

国際グランプリ スイス 7.6         シーズンベスト  48”63 3位 (写真)

国際グランプリ イタリア(7.2)

     寺田氏の記事より

2004/7/2 ローマGL
為末、8台目までトップも49秒14の7位
練習不足で自身初めて経験するきつさ


1 48.43 Sanchez Felix DOM
2 48.82 Keita Naman FRA
3 48.86 Rawlinson Christopher GBR
4 48.90 Herbert Llewellyn RSA
5 49.01 Thompson Kemel JAM
6 49.02 Iakovakis Periklis GRE
7 49.14 Tamesue Dai JPN
8 49.38 Muzik Jiri CZE
9 49.82 Meleshenko Yevgeniy KAZ


「タメスーエ!」
「タメスーエ!」
 ヨーロッパの400 mHレースでは珍しくないどころか、必ず聞かれるアナウンスがスタジオ・オリンピコにこだました(ここの通告のボリュームは正直、もう少し小さくしてほしい)。01年ザグレブ以来連勝を続けているサンチェス(ドミニカ)は3レーン、為末大(APF)は6レーン。レーンの違いによる差でなく、明らかにバックストレートは為末がリードを奪っていた。
「4速(トップギア)に入るのが早かったですね。スピード系はよくて、あのまま最後までもてば48秒2〜3は出るのですが」
 タッチダウンタイムの比較表からわかるように、5台目の通過は過去最速の01年世界選手権決勝にこそ及ばないが、2台目以降のインターバルは3.7秒の高速で4台目まで行っている。1台目の入りが若干遅く、それが5台目の通過タイムに影響した形である。
 しかし、4台目を過ぎて若干のペースダウン。8台目まではなだらかな下降曲線でトップをキープしていたが、「8台目ではもう特攻状態。片道の燃料でしたね」というくらいに、限界が来ていた。9台目でサンチェスに並ばれると、10台目を越えてサンチェス以外の選手にも次々に抜かれてしまった。49秒14の7位。
「10台目の前くらいで、息もできないくらいでした。そこまで苦しくなるのは初めてですね。でも理由は何のことはない、ただのガス欠なんです。耐乳酸トレーニングが不足していました。ヨーロッパに来てから6日間、(ゲーツヘッドを欠場する理由になった腰痛で)寝たきりでしたから。1時間に1回立ってウロウロする。それが一番良い治療だと、日本選手権前の腰痛のときにわかりました」
 3日前にやっと、シューズを履いてトレーニングを開始。
「バネがたまっていてスピード系は大丈夫ですけど、耐乳酸の部分がダメですね。スピードとハードルと耐乳酸とトレーニングの3つの要素のうち、スピードとハードルは昨日、今日でできましたが、耐乳酸はできませんでした」
 最後の減速が大きかった今回のレースだが、からわかる通り昨年の世界選手権準決勝よりも、踏みとどまっている(風向で差が出るくらいのタイムだが)。スピードを上げた方が痛みはないという為末。耐乳酸系のトレーニングはそれほどスピードを上げられないと思われるが、腰痛さえなくなれば「トレーニングで何とかしやすい部分」と、自信を見せている
「48秒6くらいは出したかったですね。9台目まで38秒1とか2まで出したかった。そうすれば、順調に行っている証明になります。8台目を(エドモントンを上回る)33秒0で行かないと、サンチェスには通用しません」
 昨年のヨーロッパ遠征は49秒台後半に終始した。それを思えばアテネまでの道筋は見えている。次は6日のローザンヌ。
「48秒5か6では走りたいですね」

タッチダウンタイム比較

04ローマ 03wch準決 01wch決勝
5.9 5.9 5.8 5.8 5.64 5.64
9.6 3.7 9.4 3.6 9.28 3.64
13.3 3.7 13.1 3.7 13.10 3.82
17.0 3.7 16.9 3.8 16.88 3.78
21.1 4.0 20.9 4.0 20.78 3.90
25.2 4.1 25.0 4.1 24.89 4.11
29.5 4.3 29.3 4.3 28.96 4.07
33.9 4.4 33.7 4.4 33.22 4.26
38.6 4.7 38.5 4.8 37.71 4.49
43.4 4.8 43.5 5.0 42.41 4.70
49.14 5.74 49.37 5.87 47.89 5.48
※01世界選手権決勝は為末が主催者から入手。03世界選手権と04ローマは寺田計時

寺田的陸上競技WEBトップ

 

アテネオリンピック代表決定(6.14)

 

2003.8.22 パリ世界選手権公式ホームページ

The 26/08/2003 at 18:15  1st round
The 27/08/2003 at 20:30  Semi-finals    
The 29/08/2003 at 22:05  Final

短距離陣と一緒に、15:10のアエロフロート便でパリ入りした為末大(大阪ガス)。今季、不調に陥っているが、「“スイッチ”を入れられれば1〜2秒はよくなる感覚はある」と、7月の陸連合宿の際に自己の走りを分析していた(の記事参照)。その“スイッチ”が入れられそうな手応えが生じているのかどうか、を質問した。
「やってみないとわからないですね、電気が点くかどうか。予選を走ってみてどうか、わかると思います。今は(練習では)まだ、意識してわからないようにしているんです。練習でテストするよりも、本番でドンとやってみるつもりです」

為末大
「正直な話、ものすごく計算外の結果。走りとしては48秒5くらいの感じなのに、実際は49秒8が3回連続してしまった。走るのがよくて、ハードルを跳ぶとダメなので、スイッチがおかしくなっていると思う。
 スプリントにこだわりすぎて、体幹を固めすぎている。根元(ねもと)部分も動かすようにすればストライドが出るのに、体幹を固めることでそれができなくなっているのかもしれない。昨年までは、腰がローリングしても、結果的にストライドが伸びて推進力になっていた。今は感覚の違うタイヤをつけているようで、エンジンが大きくなったのに非効率的になってしまい、力が8〜9割しか地面に伝わっていないようだ。それで最後に疲れが出て、失速率が大きくなるのだと思う。
 そうなったのは、アメリカに行って急激に走りを変えたせいかも。これまでの走りを踏まえて、その上に新しい走りを乗せてコントロールできればよかったが、全てを捨ててアメリカ式のスプリントをやってしまった。それをやるのであれば、4〜5年間のスパンが必要だった。認めたくはないが、(腰の動きに関しては)元に戻すのに近いことをやるかもしれない。実際、帰国しての練習中に、その動きができたことがあって、100 mを少ないストライドで走りきることができた。
 (レースでできるか)難しいが、1歩目からその動きができれば、ゴールまでそれができる。頭がそういうものだと感じられるように、スイッチを入れられるかどうか。練習自体は積めているし、練習中の300mや400 mは、2年前と同じタイムでいけている。スイッチを入れられれば、1〜2秒は速くなる感覚はある」
寺田氏の記事より 世界選手権 復活の手ごたえ

6.29   グランプリ    チェコ  プラハ

    

400 m př. M Race A
1 Mužík Jiří 76 CZE 48,76
2 Gorban Boris 78 RUS 49,47
3 Tesařík Štěpán 78 CZE 49,64
4 Zellner Torrance 70 USA 49,76
5 Tamesue Dai 78 JPN 49,81  
6 Gorbenko Gennadiy 75 UKR 49,97
7 Borsumato Anthony 73 GBR 50,24
8 Šimánek Jindřich 79 CZE 51,65

 

6.24   スパーグランプリ  ギリシャ
400 m Hurdles MEN
 
1. 168   SANCHEZ Felix 77 DOM 48.07 CR WL
2. 192   WEAKLEY Ian 74 JAM 48.55    
3. 172   RAWLINSON Chris 72 GBR 48.57    
4. 173   IAKOVAKIS Periklis 79 GRE 49.08    
5. 171   MUZIK Jiri 76 CZE 49.28    
6. 190   GORBAN Boris 78 RUS 49.53    
7. 169   AL-SOMAILY Hadi Souaan 76 KSA 49.62    
8. 201   TAMESUE Dai 78 JPN 49.78    
last

 日本選手権(6.6〜8)   予選 49”66   決勝 48”94 優勝

 

寺田氏(反骨精神をエネルギーに変えて)

Mt. San Antonio Community College Mt. SAC Relays - 4/11/2003 to 4/19/2003 Walnut, CA Event 447 Men 400 Meter Hurdles Invitational ========================================== Name Year Team Finals =============================================================== Finals                        1 Kamel Thompson Jamaica 48.52       2 Chris Rawlinson Nike 49.01      3 Joey Woody New Balance 49.18   4 Torrance Zellner Unattached 49.71     5 Dai Tamasue Remi TC 50.19     6 Bayano Kamani Nike 50.89       7 Benny Brazell Louisiana State 51.83 -- Matt Douglas Great Britain SCR 

 

2003 サンfランシスコの合宿の様子(望月次朗のホームページより)

 

2003 Stanford Invitational College & Open Results(2003.03.29)

Men's 400 Meter Top Sections 1 (h-1) Corey Nelson, Bronco TC 0:45.71 2 (h-1) D'Marcus Williams, EOYDC TC 0:46.58 3 (h-2) Orville Taylor, NY Institute of Tech 0:46.80 4 (h-2) Brandon Matlock, USC 0:47.15 5 (h-2) Damaine Reed, Cal State Northridge 0:47.48 5 (h-2) Ahmad Wright, Unattached 0:47.48 7 (h-2) Sean Williams, Washington 0:47.52 8 (h-1) Nick Sebes, Stanford 0:47.56 9 (h-3) Eric Dudley, Washington State 0:47.59 10 (h-1) Jerome Milner, Weber State 0:47.66 11 (h-1) Kish Beverly, Brigham Young 0:47.89 12 (h-1) Matt Nielsen, Brigham Young 0:47.91 13 (h-1) Dai Tamasue, Remi TC 0:48.20 14 (h-3) Anthony Robinson, Portland State 0:48.22 15 (h-2) Matt Rowe, Brigham Young 0:48.25 16 (h-3) David Chesser, Brigham Young 0:48.54 17 (h-1) Charley Berkeley, Remi TC 0:48.66 18 (h-3) Brady Douglas, Long Beach State 0:48.83 19 (h-3) Greg Forni, Washington 0:49.20 20 (h-3) Lawrence Jones, Cal State Northridge 0:49.37 21 (h-3) Nik Williams, Washington 0:49.37 22 (h-3) Jason Dolison, Long Beach State 0:50.21 23 (h-2) Shelton Davis, USC 0:51.00 24 (h-2) Cristian Adams, Washington 1:14.57 (h-1) Corey Cameron, New Era TC DNF (h-2) Andrew Reyes, Liberia DNS

ためすえ 題名:ほったらかして申し訳ない

みなさんどうもほったらかして申し訳ありません。
いろんなところを移動してたり、またインターネットに疎かったりと更新する事もままならないのでホームページを閉めちゃおうかなと思ってます。
が、どうやら親切な方が応援HPを作ってくれるとの事。
僕も出没できればなと思っていますので、みなさんどこからかそのHPを探し出して下さい。
それでは

 投稿日 : 03年3月24日<月>03時38分/兵庫県/男性/24才

 

12月の初旬からアメリカのサンフランシスコに拠点を移します。
しばらくはホテル暮らしで、1月のはじめに合宿でフロリダの方に、1月の終わりか
ら4月ぐらいまではサンフランシスコで練習します。

コーチの名前はレミ。ウクライナ人で今はアメリカ国籍を取得してます。
チームメイトは、ケリーホワイト(100・200m)、ハリソン(400m)、クリス
ティーゲインズ(100・200m)、チェンバース(100m)等がいます。ちょっと
スプリントよりのコーチですけど、いいコーチングをするみたいなので今から楽し
み。

チームに所属するのは法政大学の時以来ですが、日本人でないコーチはもちろん初め
てです。言葉の問題もありますが、そこは得意のジェスチャーで。
指導者としてではなく、対等にパートナーとして組めればいいなと思ってます。
頼むぞレミ!
 

2002年総括〔寺田氏の記事より)

2002/12/25 クリスマス・プレゼント記事
サンチェスとの差が開いてしまった2002年の為末
ヨーロッパ転戦中に言われた説教じみた言葉とは?


 為末大の2002年は、フェリックス・サンチェス(ドミニカ)との差が大きく開いたのを感じさせられた1年だったろう。
 2001年の2人はともに、上昇気流の真っ只中。エドモントン世界選手権では金メダルと銅メダル(その前年、シドニー五輪はサンチェスが準決勝落ち、為末は周知の通り9台目で転倒して予選落ちに終わっていた)。記録も2001年にはサンチェスが48秒33から47秒38に、為末は48秒47から47秒89に伸ばした。この年の為末は記録だけでなく勝負強さも発揮し、7月のGPUザグレブ大会ではサンチェスを破っている。
 しかし、2002年はあまりにも対照的。サンチェスが無敗でシーズンを終え、記録も47秒35に伸ばしたのに対し、為末は国際シーンではまったく振るわなかった。日本開催の大阪GPを除けば、ゴールデンリーグとGPTでは6位が最高。8月のヘルシンキでは故障をしてしまい、最大目標だったGPファイナルに駒を進められなかった。ベスト記録は48秒69にとどまった。

為末の2002年400 mH全成績
 

月日 大 会 名 場  所 記 録 順位 備考
5月11日 GP大阪大会 万博記念 49"74 3位  
5月15日 GPドーハ大会 ドーハ/カタール 50"40 7位  
6月8日 日本選手権 西部緑地公園 48"79 1位 2年連続
7月2日 GPローザンヌ大会 ローザンヌ/スイス 49"01 B組2位 総合7位
7月5日 GLパリ大会 パリ/フランス 48"88 6位  
7月8日 GPUザグレブ大会 ザグレブ/クロアチア 48"91 3位  
7月12日 GLローマ大会 ローマ/イタリア 49"22 8位  
8月13日 GPUヘルシンキ大会 ヘルシンキ/フィンランド DNF   途中棄権
9月16日 スーパー陸上2002横浜 横浜総合 48"69 1位 初優勝
10月8日 アジア大会 釜山/韓国 49"29 3位  


 ヨーロッパで為末が口にしたことに、「2年サイクル」という言葉があった。前年調子の良かった選手が凹み、前年悪かった選手が調子を上げてくる。2年ごとにGP種目になることも、その傾向に拍車をかけているのではないか、という見解だった。
 だが、その説には「フェリックスは例外だが」という前置きを付けざるを得なかった。サンチェスだけがそのファーストネームのように、2年連続でフェニックス(不死鳥)のような活躍を続け、来年の世界選手権では400 mと400 mHの2冠を狙うという話まで出てくるほどの好調ぶり。
 そのサンチェスがローマのレース後、為末に説教じみたことを話しかけてきた。
「グランプリの記録を底上げできないようじゃあ、エリア・チャンピオンシップ(アジア大会)で勝てっこないぞ」
 為末は次のように答えていた。
「その通りだと思うが、今となってはアジア大会にピンポイントで合わせるしかない」
 サンチェスはなおも続けた。
「グランプリのアベレージに0.8秒を上乗せしたタイムを、狙った選手権で出すのが一流なんだ」
 為末は答えた。
「そんな方程式に無理やり当てはめなくても…。選手にはそれぞれ、その選手に合った調整の仕方もあると思う。フェリックス、それはちょっと強引な理屈じゃないか」
 サンチェスは言い放った。
「マイネーム・イズ・ヘリクツ・サンチェス」

※ジョーク記事の第5弾です。「そのサンチェスがローマのレース後、為末に説教じみたことを話しかけてきた」以降は全て、筆者の創造です。
 

 

 

アジア大会 400mH 決勝(10.8)  惜しくも銅メダル

Heats Rank Lane Name Country Record
1 1 3 SOMAYLI Hadi S. M.
 Kingdom of Saudi Ara
 48.42
  2 5 FARAJ Mubarak Sultan A.A.
 Qatar
 48.98
  3 2 TAMESUE Dai
 Japan
49.29 
  4 1 MELESHENKO Yevgeniy
 Kazakhstan
49.84 
  5 7 CHEN Tien-Wen
 Chinese Taipei
50.46 
  6 6 YOSHIZAWA Ken
 Japan
50.88 
  7 4 Allah Ditta
 Pakistan
51.22 
  8 8 JAYASUNDARA MUDIYANSELAGE A. K. J.
 Sri Lanka

 

男子400 mHは2組にソマイリー(サウジアラビア)、アルヌビ(カタール)、為末大(大阪ガス)と有力選手が固まり、48秒76のアルヌビと49秒03のソマイリーが大会新。為末は49秒66の3位。1組目の吉沢賢(デサントTC)は50秒65で1位。

2 1 6 FARAJ Mubarak Sultan A.A.
 Qatar
 48.76 Pass
  2 2 SOMAYLI Hadi S. M.
 Kingdom of Saudi Ara
 49.03 Pass
  3 5 TAMESUE Dai
 Japan
49.66  Pass
  4 7 MELESHENKO Yevgeniy
 Kazakhstan
49.82  Pass
  5 3 JAYASUNDARA MUDIYANSELAGE A. K. J.
 Sri Lanka
50.40  Pass
  6 4 LEE Du-Yeon
 Korea
50.73 

 

●為末 大
「今日は3位狙いでした。2回だけ、3台目と5〜6台目なんですけどポイントとして走って、あとは流し気味で、力を残しました。(スーパー陸上後に痛みの出た)ヒザのケガが治ってから、ゴールまで走ったのは初めて。恐る恐る行きました。
 エドモントンは何の心配もなく臨めた試合でした。今回はヒザや、(2回目のヨーロッパで痛めた)腰や、グランプリファイナルに出られなかったショックなんかがあって、万全ではないですけど、オリンピックもこういう状態にならないとも限らない。これで、あきらめるわけにはいきません」(寺田氏記事より)


 

アジア大会日程 400mH 10月07日 15:30 予選 10月08日 14:20 決勝
(日程変更)

スパー陸上横浜(9.16)出場   400mH  17:10    優勝 48”69  

 復活ののろし

為末はウッディ(米)との競り合いになったが、最後までしっかり走って逃げ切った。48秒69は今季日本最高記録。今大会唯一の日本人優勝となった。(寺田氏の記事)


1 為末 大   大阪ガス  48.69
2 ジョーイ・ウッデイ  アメリカ  48.91
3 河村 英昭  スズキ   49.26
4 ケメル・トンプソン  ジャマイカ 49.56
5 エリック・トーマス   アメリカ  49.95
6 ジリー・ミズィク  チェコ   50.34
7 千葉 佳裕  富士通   50.38
8 河北 尚広  筑波大   50.55
9 吉澤 賢   デサントTC 50.66
 

グランプリ ファイナル 出場断念 アジア大会(10) 金メダル照準(8.23)

9月08日までのグランプリ ポイント

2002 GRAND PRIX STANDINGS
400 METRES HURDLES - Men
Pos  Athlete Nat Meets Pts
Sánchez Felix DOM 8 92
Al-Somaily Hadi Soua'an KSA 8 62
Carter James USA 8 62
Thomas Eric USA 8 56
Woody Joey USA 8 52
Diagana Stéphane FRA 6 49
Mori Fabrizio ITA 6 39
Rawlinson Christopher GBR 6 33
Muzik Jirí CZE 6 27
10  Januszewski Pawel POL 5 25
11  Tamesue Dai JPN 6 23
12  Weakley Ian JAM 4 20
13  Plawgo Marek POL 2 14
14  Herbert Llewellyn RSA 3 13
15  Taylor Angelo USA 3 11

 

8.16    グランプリ チューリッヒ 欠場

Asics GP Helsinki - Helsinki (FIN)Tuesday, August 13, 2002
 
   Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Herbert Llewellyn RSA 48.83   5
 Thomas Eric USA 49.19   4
 Mashchenko Ruslan RUS 49.25   3
 Melnbsp;Janne FIN 50.94   2
 Lattu Ari-Pekka FIN 51.20   1
 Heikkilnbsp;Jussi FIN 51.54    
   Tamesue Dai JPN DNF

 

7月12日 Golden Gala(Roma ITA)

寺田氏の記事より

ユーロ取材帰国スペシャル
迷いか、不調か、単なる読み違いか?
「得意のはずのヨーロッパ」で為末大苦戦

◆1◆2001年と2002年の違い
48秒38〜48秒86の昨年に対し、今年は48秒88〜49秒22

 世界選手権銅メダリスト・為末大(大阪ガス)は昨年、日本選手権と世界選手権の間にヨーロッパで4試合を転戦した。

2001/6/29 GLローマ       イタリア    48.78
2001/7/2   GPUザグレブ   クロアチア  48.57
2001/7/4  GPTローザンヌ  スイス     48.38
2001/7/6   GLサンドニ     フランス    48.86

 48秒38の自己新(学生新)という記録的な収穫だけでなく、技術的・感覚的な収穫もあった。
「あらかじめ置かれている物(=ハードル)を“またぐ”のでなく、向かってくる物を“かわす”感じ。それも、シドニー五輪後にヨーロッパを転戦してつかんだ感覚です。それで僕の場合、普通に走っていくのとハードルを跳んでいくのと、そんなにタイムが変わらないのだと思います」(大阪市体育振興教会WEBサイトより)と、話していたことがある。「必ずしも練習ができなくても、レースで走るコツをつかんだ。練習のための練習ではなく、レースのための練習がわかってきた」のも、その頃だった。
 今年は「昨年(世界選手権準決勝で48秒10、決勝で47秒89と日本新を連発)のような一発は出ないが、アベレージを上げる年にしたい」と話していた為末。昨年のヨーロッパ遠征では学生新を出しているが、それは1試合のみ。強いて言うならアベレージを上げたのがこの時期のヨーロッパ遠征で、それを世界選手権の“一発”につなげた。今年のヨーロッパでも、やろうとしていることは(表面的には)同じはずだった。ところが……。

2002/6/26 ルッツェルン国際 5位・47秒27(400 m)
2002/7/2  GPローザンヌ  7位・49秒01(B組2位)
2002/7/5  GLパリ     6位・48秒88
2002/7/8  GPUザグレブ  3位・48秒91
2002/7/12 GLローマ    8位・49秒22

 まだ、モナコGL(7/19)を残しているので結論づけることはできないが、所期の目的は達成できていないと言わざるを得ないし、為末も「今年の遠征は失敗です」と、それを認めている。

◆2◆続いた疑問コメントの数々
「去年は49秒なんか楽勝だったのに…」

 為末のレース後に発した言葉にも、迷いが現れている。いや、迷いというのとはちょっと違う。自身の走りへの疑問というべきか。昨年は、記録を予想するとだいたい当たっていたが、今年はことごとく外れている。そういった諸々の思いが、ミックスドゾーンで聞くことができた。
「ゴールしたときは48秒5くらいだと思いました。なんでだろ?」
「去年のチューリッヒ(8月・48秒86)くらいですけど、そんなに失敗したかな?」
「得意のはずのヨーロッパなのに…」
「それにしても、よくなかった」
 以上は、ローザンヌで走り終わった直後のコメントだ。パリでは多少納得ずくのレースだった部分もあり(詳しくは後述)、疑問形の言葉は聞かれなかった。それでも、意識してやったこととはいえ「変てこりんなレースだった」と振り返った。
 ローマでは、再度49秒台に逆戻り。
「去年は49秒なんか楽勝だったのに…」
 技術的な部分も予定通りにいっていなかった。
「日本選手権でいけるだろうと思って、ハードル練習をしなかった(のがいけなかった)」(ローザンヌ)
「身体がまだ、400 mHに向いていない」(ローザンヌ)
「6〜8台目が、息継ぎしたようにアップアップ。8台目までを上手く乗せられれば、最後までひどいレースにはならないんですが」(ローザンヌ)
「9台目から意識が切れました。コントロールがきかなくなって…」(ローマ)
「体力でここまでタイムが落ちることはないでしょう。テクニックがどこか狂っている」(ローマ)
 ローマではウォーミングアップ中に、すれ違った朝原宣治(大阪ガス)に対して「48秒5」と宣言した。大阪ガスのこのコンビはよく、レース前に自分の状態から記録を予想し合っている。日本選手権前の金沢での合宿中も、朝原は自分の状態から10秒0台が出ることを口にしていたという。為末が昨年のことを振り返ったコメント(「だいたい予想通りのタイムが出た」)を聞く限り、ローマで自分の読みより0.7秒も違ったのは、かなりのショックだったと思って間違いなさそうだ。
 ただ、こうしてコメントを列挙したものを読むと、ものすごく苦悩しているようにも感じられる。実際に為末がどのくらい苦しんでいたかは、第三者には推し量りようがないが、少なくとも表情に悲壮感はなかった。
「観客が多いこともありますが、楽しいと感じている気持ちが強すぎて、満足感を感じてしまっています」
 技術的な狂いや記録が出ないことで苦しんではいるが、ヨーロッパ遠征自体は楽しんでいる……と、結論づけていいのかどうか、ちょっと自信がない。上記コメントは400 mH初戦のローザンヌのものなので、その後の結果でどう為末自身が感じているか…。そのあたりはいずれ、彼自身が文章にしてくれるのを待とうと思う。
 

◆3◆前半型を微調整してみたが…
「極端な前半型」から「前半を意識的に遅くしました」に

 ローザンヌのレース後、今年の特徴として「昨年よりもさらに極端な前半型にしている」と説明してくれた。
「馬力は上がっているはずなんです。バネがきいた走りっていうか。ヨーイドンから5歩くらいで上げる部分です。トレーニング自体がそうなっていますから。パフ・コーチ(朝原の留学先の米国人コーチ)のとこの練習もそうでした。400 mハードラーの中でたぶん、最初の20mでは一番余裕を持っている(スピードを出しても余裕がある)と思うんですよ。それが絶対的な武器になると考えています。そこでギアを(一気にトップに)入れて、あとはニュートラルで(前半は)持たせようという走り。でも、それがまだ1周(400 m)につながっていません」
 それが、3日後のパリでは次のように変わっていた。
「今日はへんてこりんなレースでしたね。前半を意識的に遅くしたんです。2〜3台目でフェリックス(・サンチェス)に行かれているのがわかりました。理想のレースパターンを1回壊して、別の方向からも攻めてみたんです。去年だったら絶対、前半型を譲らなかったと思うんですが、今年はどんなことをしても、グランプリ・ファイナルに出たい。タンクが切れちゃいそうで“前半型を貫けない”、という判断もあって、アップのときに決めました。雨も降っていましたし、ここはローザンヌほどファストトラックじゃありませんし」
 この走りは3日後のザグレブ、その4日後のローマでも試みている。ローマでは次のようにレースを振り返った。
「今日も前半行っていますが、去年と違って1周を(走りきることを)考えての前半です。パリ、ザグレブと同じです。そう考えているのに、前半(スピードが)出ていたかもしれません。でも、それだったら(前半は)1番で行っていないといけないし(寺田注:ローマのサンチェスの前半はかなり速かったように感じた)。それでいて、9台目でコントロールがきかなくなってしまった。エネルギー切れですが、どこかで無駄づかいをしているわけです。ニュートラルにするのと一緒にブレーキも踏んでしまっている感じですね」
 参考までに、去年の世界選手権と、今回のローザンヌとローマのタッチダウンタイムを紹介する。風向きやトラックとの相性、対戦相手やレーンによって0.1〜0.3秒は変わってくるものなので、あくまで参考にとどめてほしい(ちなみに、どちらもビデオから計測したものなので精度はかなり高い。ローザンヌの2台目は、前の人間が立ち上がったために計測できなかった)。
 とはいえ、ローザンヌとローマはほぼ同じ。為末自身が気にしていたように、ローザンヌの方が前半でいっているはずののだが。このあたりは、レースを重ねるうちに「400 mH向き」に研ぎすまされていった結果だろうか。

 

2002 ローマ 2002 ローザンヌ   01Wch 01Wch
5.7 5.7 5.8 5.8 1台目 5.6 5.6 5.64 5.64
9.4 3.7     2 〃 9.3 3.7 9.28 3.64
13.3 3.9 13.3   3 〃 13.1 3.8 13.10 3.82
17.2 3.9 17.3 4.0 4 〃 17.1 4.0 16.88 3.78
21.2 4.0 21.2 4.0 5 〃 21.1 4.0 20.78 3.90
25.4 4.2 25.4 4.2 6 〃 25.1 4.0 24.89 4.11
29.7 4.3 29.7 4.3 7 〃 29.3 4.2 28.96 4.07
34.1 4.4 34.1 4.4 8 〃 33.6 4.3 33.22 4.26
38.9 4.8 38.8 4.7 9 〃 38.1 4.5 37.71 4.49
43.7 4.8 43.6 4.8 10 〃 42.7 4.6 42.41 4.70
49.22 5.52 49.01 5.41 フィニッシュ 48.10 5.40 47.89 5.48
*1   *2     *3   *4  

*1・2 現地で撮影したビデオから寺田計測
*3 陸マガ計測
*4 主催者計測


◆4◆されどグランプリ、されどヨーロッパ
 日本のマスコミはすぐに、技術的なことや内面的なことを選手から聞き出そうとする(かつての寺田も、そうだったような気が…)。だが、選手にしてみれば、まずは目の前に倒すべき相手がいる。グランプリでいえば、順位に応じて賞金も違ってくれば、獲得ポイントも違ってくる。眼前にあるのは、生身の人間なのである。
 競技後の第一声で自分のその日の技術がどうだったかを振り返る選手も、それなりの数がいるように思う。朝原はその代表格の選手。パリで走りが崩れて8位になったとき、取材の最後で「ビリにならなくてよかった。0点にならなかったから」と漏らした。パリのサンドニ・スタジアムは9レーン。そしてゴールデンリーグの場合、8位は4点(9位はもちろん0点)。朝原もまた、グランプリ・ファイナルへの出場を熱望しているのだ。
 正直言って意外な感じを受けた。こちらの意識が“9秒台”と“テクニック”にばかり向いていたせいもあるかもしれないが、「これはグランプリなんだ」と、ヨーロッパ取材中に最も感じた瞬間だった。
 為末にとってもそれは同じこと。どの大会でも、自分の走りを振り返るのと同時に、グランプリ・ポイントの途中経過を気にしていた。そのコメントを以下に紹介する。
「やっぱり、サイクルってあるのかもしれません。フェリックス(サンチェス)はともかく、去年よかったモーリ(伊)、僕、ハジ(ソマイリー・サウジ)が総崩れでしょう。代わりにクリス(ローリンソン・英)、カーター(米)なんかがいい。ハーバート(南ア)もでかくなっていますね、特に背中が。奴らは2年ごと(グランプリ種目になるのは2年に1回)に生活がかかってきますからね」(ローザンヌ)
「上3人(サンチェス、ローリンソン、ディアガナ)はどうしようもないですね。残りはなんとかなると思います。今回もハーバートとハジのいないので、そのときそのときで順位はなんとかしていこうと思います」(パリ)
「8番も5番も大差ないと思いますが、4番以上を取ろうと思ったら大変です。3〜4番で切れるっていうか、その上が突出してレベルが高くなっています。賞金が100万円を超えますから、3番以内になることが大事になってきます。フェリックスがうまくやってますよね。小さい試合はあんまり出ず、出ても400 mで、ゴールデンリーグを全部勝とうと思っているんじゃないですかね。後半戦がやばくなってきました。(ポイントの途中経過が)今でも7番ですから、これで8〜9番に落ちたら…」(ローマ)
 為末はこう話していたが、実際のローマ終了時の途中経過は以下の通り。
1 Sanchez Felix DOM 3 36.0
1 Carter James USA 6 36.0
3 Thomas Eric USA 5 30.0
4 Woody Joey USA 4 25.0
5 Mori Fabrizio ITA 3 23.0
5 Rawlinson Christopher GBR 3 23.0
5 Al-Somaily Hadi Soua'an KSA 4 23.0
5 Tamesue Dai JPN 6 23.0
9 Weakley Ian JAM 3 18.0
10 Diagana Stephane FRA 2 16.0
11 Taylor Angelo USA 2 10.0
 5位に4選手が並んでいるのだ。パリの走りを見る限り、今後ディアガナあたりが得点を伸ばしてきそうな感じもする。パリでレースパターンを変えたとき「モナコ(19日)だけは前半から行きます。全部、勝負するのは厳しいですけど、1回は狙っていきたい」と話していた為末。モナコもゴールデンリーグなのでポイントが大きい。そこで3位以内となれば、混戦からちょっとは抜け出すことも可能となる。
 自分の走り自体に狂いが生じている中で、グランプリのポイント争いでも混戦の真っ只中。ある意味、厳しい状況に追い込まれているわけだが、その状況に充実感を覚えている。
「リーチをかけられていますけど、なんとか逃げようという状況。カッコイイものではなくて、あるもの、あるもので必死につないでいます(寺田注:走りの技術的なことか、試合を連戦することか確認し損ないました)。そんな状態でも、試合に出られるのはありがたいことだと思っています」
 ローザンヌのレース後に「楽しい感じが強すぎて満足感を覚えてしまっています。日本選手が(千葉佳裕=富士通=と)2人出られたのも嬉しいですね」と話していたことはすでに紹介した。パリでも「毎試合苦労していますが、なんとかつないでいます。でも、面白いです。こんなにお客さんが入るのって日本じゃあり得ませんから」と、感慨深そうに話していた。ローマでは「こっちにいることに抵抗はなくなりました」とも。
 実際はどうなのかわからないと書いたが、こうして為末のコメントを振り返ってみると、やはり楽しんでいるように思う。苦戦はしていても、やっぱりグランプリに出ることは素晴らしいことだし、ヨーロッパはいい。

◆5◆されど走りは……。そして記事執筆が遅れた理由とは
 ローマのレース後、ビデオを見た為末は以下のように自己分析した。
「全体的にバネっていません。ヌルヌルヌルと歩いているみたいです。瞬間しか頑張らないのに(寺田注:ややわかりにくい表現ですが、そのまま記載)、ヨイショっていうかんじになっちゃっています。調子が悪いとこうなるんですが、普通は練習でしかならないことなんです」
 表情や話しぶりがいつもと変わらないだけに判断がしづらいのだが、やっぱり走りについての苦悩は深いと思わざるを得ない。微妙な調整とはいえ、あれほど前半から飛ばすことにこだわった為末が、その前半を抑える走りをしているのである。昨年同時期のヨーロッパ遠征と比較しても、比べものにならないくらいに苦しんでいるに違いない。

 為末の記事を書くのが遅れたのは取材した当方が、今回のヨーロッパ遠征をどんな視点で書いていいのか、迷いが生じたからだ。結果が出たときの方が記事は書きやすい。記事の大半はそういった場合だから書き慣れてもいる。今回の為末のように、失敗したケースはどこにスポットを当てたらいいのか、そう簡単には決められないし、説明不足になってはいけないので分量も長くなる(いつもか)。
 それに、結果が出なかったときに掲載できるメディアは少ない。とはいえ、今回の為末のように、大成功をした翌年の苦戦というのも、記事として残しておく必要というか、そうするのも面白いと思った。何より、為末の話は面白い。これまで取材してきた蓄積もあるが、今回の記事のほとんどは、レース直後のミックスドゾーンで取材した内容を基に構成した。このサイト全体のコンセプトでもあるが、寺田が面白いと感じたことを、1人占めしてしまったらもったいない。記録が出なくても陸上競技は面白いのだということを、1人でも多くの人に知ってもらって陸上界が盛り上がれば、ヨーロッパまで行った甲斐があるというもの。

 こちらの話になってしまったが、一番は為末選手自身がこの苦しみを、来年あるいは何年後かに「2002年のヨーロッパで苦しんだからこそ、今がある」と振り返ることができるようになればいいな、と取材した側は感じる次第。

ユーロ取材2002のTOP

寺田的陸上競技WEBトップ

Golden Gala - Roma (ITA)Friday, July 12, 2002

 
   Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Sßnchez Felix DOM 47.73   12
 Carter James USA 48.18   10
 Mori Fabrizio ITA 48.23   9
 Thomas Eric USA 48.39   8
 Muzik JirÝ CZE 48.77   7
 Al-Somaily Hadi Soua'an KSA 48.83   6
 Taylor Angelo USA 48.87   5
 Tamesue Dai JPN 49.22   4
 Ottoz Laurent ITA 49.39    

 

7月 8日(ザブレグ クロアチア)

Zagreb 2002 - Zagreb (CRO)Monday, July 08, 2002
 
   Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Thomas Eric USA 48.27   5
 Woody Joey USA 48.59   4
 Tamesue Dai JPN 48.91   3
 Muzik Jirí CZE 48.96   2
 Borsumato Anthony GBR 49.20   1
 Weakley Ian JAM 49.22    
 Gorban Boris RUS 49.29    
 Posavec Nino CRO 54.20

 

 

7月5日 国際グランプリG(パリ)

寺田氏の記事より

3人目 為末 大
「前半を意識的に遅くしたんです。理想のレースパターンを1回壊して……」

 パリで新しいスタイルを試したのが為末大(大阪ガス)だった。
 レースを見た場所がフィニッシュ正面のカメラマン用ひな壇の上。フィニッシュの写真を撮るにはいいポジションだが、レース展開は見にくい。だが、いつもの為末の展開と違うのは、なんとなくわかった。前半で世界の有力選手を従えてハードルを跳び越えていくのが“いつもの光景”だが、この日は明らかにリードできていない。4コーナー近くになると遅れているのが明白となった。
「今日はへんてこりんなレースでしたね。前半を意識的に遅くしたんです。2〜3台目でフェリックス(・サンチェス)に行かれているのがわかりました。理想のレースパターンを1回壊して、別の方向からも攻めてみたんです。去年だったら絶対、前半型を譲らなかったと思うんですが、今年はどんなことをしても、グランプリ・ファイナルに出たい。タンクが切れちゃいそうで“前半型を貫けない”、という判断もあって、アップのときに決めました。雨も降っていましたし、ここはローザンヌほどファストトラックじゃありませんし」
 前半型を壊したといっても、それは為末の中でのこと。他の多くの選手と比べれば、為末が前半型であることに変わりはない。9台目までは3〜4番手につけていたはずだが、そこからやや順位を落としたのは、ある意味やむを得ない。48秒88で3位。
1)47.91 サンチェス(ドミニカ)
2)48.26 ローリンソン(英)
3)48.28 ディアガナ(仏)
4)48.49 モーリ(伊)
5)48.54 カーター(米)
6)48.88 為末 大(大阪ガス)
7)49.28 テイラー(米)
8)49.49 MYBURGH(南アフリカ)

 上位3人には差をつけられたが、4位以下とのタイム差が少ないのが救いだった。
「モナコだけは前半から行きます。全部、勝負するのは厳しいですけど、1回は狙っていきたい」
 下位の方でもとりあえずはポイントをキープしておき、モナコでは大きくゲットする。GP転戦中に、そんな戦い方に変更していくのを決めたのが為末のパリだった。

Meeting Gaz de France Paris-St. Denis - Paris (FRA)Friday, July 05, 2002

 
Grand Prix - Golden League - Event  Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Sßnchez Felix DOM 47.91   12
 Rawlinson Christopher GBR 48.26   10
 Diagana StÚphane FRA 48.28   9
 Mori Fabrizio ITA 48.49   8
 Carter James USA 48.54   7
 Tamesue Dai JPN 48.88   6
 Taylor Angelo USA 49.28   5
 Myburgh Alwyn RSA 49.49   4

 

 

7月2日 国際グランプリT(ローザンヌ)   400mH 49”01(Bレース2位 全体7位 ポイント2)

寺田氏の記事より

いよいよ男子400 mHB組。為末大(大阪ガス)と千葉佳裕(富士通)が出場するが、過去、海外のグランプリT以上の大会で、日本選手2人が同時に走ったことがあっただろうか。正確な資料はないので100 %とはいえないが、為末もレース後にその点を喜んでいた。日本の2選手のみならず、アル・ソマイリー(サウジアラビア)、メレシシェンコ(カザフスタン)、アル・フライ(クウェート)と、さながらプレ・アジア大会の様相を呈した、と言ったら書き過ぎのような気もする。もう何人か、有力選手がいるのだ。
 為末大はいつものスタイルで前半から飛ばしたが、その中身はちょっと違う。どう違うかを書くと長くなるので、別の機会に(紙のメディアになるかも)。5台目の通過は21秒2(ビデオから計測したのでかなり正確)で、エドモントンの準決勝より約0.1秒、決勝より約0.3秒遅い(このあたりは風の影響などもあるので、簡単な比較をするのは危険だが)。ソマイリーに追いつかれたのは「よく覚えていませんが、7〜8台目だったんじゃないですか」と為末。あとでビデオで確認すると、並ばれたのは9台目だった。それだけ、“タンク切れ”の状態が早く来たということだろうか。
 ソマイリーは10台目を振り上げ足の裏でハードルを蹴り倒す強引さ(=稚拙さ)だったが、為末との差を広げてフィニッシュ。ソマイリー48秒79、為末49秒01。千葉は50秒58で7位だった。
為末大コメント
「中盤はけっこうよかったんですが、6・7・8台目で息継ぎしたようにアップアップになってしまって…。8台目まで乗せられれば、最後までそんなにひどいレースにならないんですよ。48秒5くらいだと予想していましたし、ゴールしたときもそのくらいだと感じたんですが、読みと違えていました。何が悪かったのか、よくわかりません。
 強いて言えば、身体がまだ400 mHに向いていないのかもしれませんね。レースを繰り返していくうちに研ぎ澄まされていくと思うので、パリ(7月5日)あたりから何とかと思っています。それにしても、この記録は悪いです」
 

Athletissima 2002 - Lausanne (SUI)
Tuesday, July 02, 2002
 
   Official Result
Men - 400 METRES HURDLES (Combined)
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Rawlinson Christopher GBR 48.21   8
 Diagana Sthane FRA 48.40   7
 Mori Fabrizio ITA 48.55   6
 Al-Somaily Hadi Soua'an KSA 48.79   5
 Woody Joey USA 48.81   4
 Herbert Llewellyn RSA 48.89   3
 Tamesue Dai JPN 49.01   2
 Carter James USA 49.11   1

6月26日  ルツェエルン国際陸上( スイス)  400m  47”27   5位

6月8日 日本選手権  400mH   48"79  優勝

5月19日 関西実業団(大津 皇子山) 400m 47"34 優勝 

Qatar Athletic Grand Prix 1 - Doha (QAT)Wednesday, May 15, 2002

 Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark   Pts
 Al-Nubi Mubarak Faraj QAT 48.41   8
 Weakley Ian JAM 48.76   7
 Thomas Eric USA 48.79   6
 Zellner Torrance USA 48.81   5
 Iakov疚is Perikl GRE 49.52   4
 Ottoz Eddy ITA 49.63   3
 Tamesue Dai JPN 50.40   2

   

5月15日 ドーハ大会より海外転戦

*国際グランプリ2002年日程

IAAF Grand Prix Meeting
April 2002
Fri 12 Engen Grand Prix Meeting Pretoria (RSA) IAAF Grand Prix II
May 2002
Sun 5 Grand Premio Brasil de Atletismo Belem (BRA) IAAF Grand Prix Meeting
Sat 11 IAAF Japan Grand Prix in Osaka Osaka (JPN) IAAF Grand Prix II
Wed 15 Qatar Athletic Grand Prix 1 Doha (QAT) IAAF Grand Prix Meeting
Sat 18 Adidas Oregon Track Classic Portland (USA) IAAF Grand Prix II
Sun 26 Prefontaine Classic Eugene (USA) IAAF Grand Prix Meeting
June 2002
Sun 2 Fanny Blankers-Koen Games Hengelo (NED) IAAF Grand Prix II
Sat 8 Seville Grand Prix Sevilla (ESP) IAAF Grand Prix II
Sat 8 Grand Prix Palo Alto (USA) IAAF Grand Prix Meeting
Mon 10 Athens Grand Prix Tsiklitiria Athens (GRE) IAAF Grand Prix Meeting
Tue 11 Cena Slovenska - Slovak Gold Bratislava (SVK) IAAF Grand Prix II
Thu 13 Asics GP Helsinki Helsinki (FIN) IAAF Grand Prix II
Tue 25 Meeting International de Nice Nice (FRA) IAAF Grand Prix Meeting
Fri 28 Mobil Bislett Games Oslo (NOR) IAAF Golden League
Sun 30 Norwich Union Classic Sheffield (GBR) IAAF Grand Prix II
July 2002
Tue 2 Athletissima 2002 Lausanne (SUI) IAAF Grand Prix Meeting
Fri 5 Meeting Gaz de France Paris-St. Denis Paris (FRA) IAAF Golden League
Mon 8 IAAF Grand Prix II Zagreb 2002 Zagreb (CRO) IAAF Grand Prix II
Fri 12 Golden Gala Roma (ITA) IAAF Golden League
Tue 16 DN Galan Stockholm (SWE) IAAF Grand Prix Meeting
Fri 19 Herculis Monaco (MON) IAAF Golden League
August 2002
Fri 16 Weltklasse Zurich Zurich (SUI) IAAF Golden League
Mon 19 Gugl Grand Prix Linz (AUT) IAAF Grand Prix II
Fri 23 Norwich Union Grand Prix London (GBR) IAAF Grand Prix Meeting
Fri 30 Memorial Van Damme Brussels (BEL) IAAF Golden League
September 2002
Fri 6 ISTAF 2002 Berlin (GER) IAAF Golden League
Sun 8 Rieti 2002 Rieti (ITA) IAAF Grand Prix II

*IAAF GL 2002年 400mH グランプリ種目に

Men:
Premium events: 100m – 1500m – 3000 or 5000m – 400m hurdles
Classic events: Triple Jump – Pole Vault

Women:
Prmium events: 100m – 1500m
Classic events: 400m – 3000m or 5000m – 100m Hurdles – Javelin Throw

(世界ランキング)     2001パフォーマンス

▼400 mH
 為末大(法大)がスタートした。エドモントンで為末レースを3レース目の当たりにし、そのスピードが焼き付いている記者の何人かは、“えっ?”という反応を見せた。明らかに、世界選手権よりも遅い。そのことと関連があるのかどうかわからないが、1台目のハードルを倒した。5台目の通過は21秒5。エドモントンの決勝では20秒78だったから、やっぱり遅い。もっとも、世界選手権以上を期待するのは、400 mや400 mHでは無理だろう。それでも、金のサンチェス(ドミニカ)、銀のモーリ(伊)を引き離してホームストレートに入ってきたのだから、メダリスト全員が世界選手権よりスピードが落ちていたわけである。為末は世界選手権では9台目を過ぎて抜かれたが、今回は10台目までトップだった。(寺田氏の記事より)
 

 9月15日 スーパー陸上横浜結果

Pos. Lane No. 氏名/Name
所属/Team 記録/Result 備考/Remarks
1 5 30 フェリックス・サンチェス
SANCHEZ,Felix
DOM ドミニカ共和国
DOM
48.68

2 6 31 ファブリツィオ・モリ
MORI,Fabrizio
ITA イタリア
ITA
48.77

3 4 107 為末 大
TAMESUE,Dai
JPN 法政大
JPN
48.92

4 7 33 ボリス・ゴルバン
GORBAN,Boris
RUS ロシア
RUS
49.58

5 2 109 千葉 佳裕
CHIBA,Yoshihiro
JPN 順天堂大
JPN
50.32

6 8 108 吉澤 賢
YOSHIZAWA,Ken
JPN デサントT,C
JPN
50.46

7 9 32 談 春華
TAN,Chunhua
CHN 中国
CHN
50.96

8 3 110 山崎 一彦
YAMAZAKI,Kazuhiko
JPN 岐阜ES事業団
JPN
51.65

 

 

 

400 hurdles-  8.22 

Wed 22 Olympic Meeting Thessaloniki (GRE) IAAF Permit Meeting

1, Boris Gorban, Russia, 48.70. 

2, Dai Tamesue, Japan, 48.96. 

3, Ruslan Machtchenko, Russia, 49.52.

AAF Grand Prix Gugl-Meeting - Linz (AUT)Monday, August 20, 2001

 Official Result
Men - 400 METRES HURDLES
 
Pos   Athlete Nat Mark    
 Januszewski Pawel POL 48.87    
 Muzik Jirí CZE 48.89    
 Gorban Boris RUS 49.02    
 Woody Joey USA 49.13    
 Tamesue Dai JPN 49.23    
 Borsumato Anthony GBR 49.72    
 Rawlinson Christopher GBR 49.86    
 Kovács Dusán HUN 49.95

*国際GP(2001 GrandPrix) 400mH 為末 大

8月17日 チューリッヒ国際  4位 48”86

Pos   Athlete Nat Mark    
 Sánchez Felix DOM 47.38    
 Taylor Angelo USA 48.21    
 Mori Fabrizio ITA 48.52    
 Tamesue Dai JPN 48.86    
 Al-Somaily Hadi Soua'an KSA 49.09    
 Rawlinson Christopher GBR 49.86    
 Schelbert Marcel SUI 50.09    
 Januszewski Pawel POL DNF  

 

I

TAMESUE dai IAFFの銅メダルの記事(松崎 親男訳) 

世界選手権(カナダ エドモントン)

為末 大 銅メダル への軌跡

*日本選手権(宮城 2000.10.6〜10.8)

400mH 為末 大 2位 48”86 

*大阪国際GP(5月12日)

400mH  為末 大(法政大)     2位   49.06

*東アジア大会(5月23〜25日)

400mH     為末 大(法政大)          2位 49.28 NGR

*日本選手権(6.8〜10 東京)    全エントリーリスト      結果(リザルト)

400mH  為末 大(法政大)     2組1着  50.20  決勝進出

                                                  決勝 優勝 48.66<世界選手権代表確定)

*国際GP (IAAF 2001 Grand Prix) 400mH   為末 大 

 6.29(ローマ)  Golden Gala   3位  48.78

 7.2(ザブレグ)  Zagreb 2001  優勝  48.57

. Dai Tamesue (Jap) 48.57 rekord mitinga
2. Felix Sanchez (Dom) 48.60
3. Iam Weakley (Jam) 49.08
4. Neil Gardner (Jam) 49.30
5. Anthony Borsumato (VB) 49.90
6. Boris Gorban (Rus) 49.89
7. Joey Woody (SAD) 50.20
8. Darko Juričić (HRV) 50.76

 

  7.4(ローザンヌ)  Lausanne   3位   48.38(自己新)

  7.6(パリ)Meeting Gaz de France Paris Saint Denis   5位 48.86

*8回世界陸上(カナダ エドモントン 8.4〜8.13)     

  400mH  為末 大(法政大)   予選 49"45(3組1着 通過)

                                     準決勝 48”10(日本新) 決勝へ

           決勝  47”89(日本新) 銅メダル

 

     4x400mR  為末 3走    1組5着 3’02”75 予選敗退

 

 為末 大 シドニー五輪 400mH 代表決定

   為末 大選手への応援メッセージ用掲示板開設

    キャラクター掲示板
2000Grand PrixU 7月03日 Zagreb 49"26(4位)
69回日本学生対抗 9月03日 東京 48"84(優勝)大会新(自己新)
スパー陸上横浜 9月9日 横浜 48”47(3位)自己新 日本歴代3位

2000年世界ランキング12位

2000 世界ランキング 国体記録 母の執念  
9月2416:15 予選

スタートリスト

予選敗退 掲示板継続 第9ハードルまで、トップながら転倒、アテネでリベンジ

 

 

母の執念