ヒガンバナ (彼岸花)
ヒガンバナ科リコリス属
分類/被子植物 単子葉植物
園芸分類/多緑型多年草、耐寒性夏植え求婚
学名:Lycoris radiata
別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華) シビトバナ(死人花)
原産地は中国、揚子江沿岸。
史前帰化植物で、どういった経緯で日本に渡ったかは不明。
原産地の中国では実を付けるが、日本のヒガンバナは実をつけず、分球繁殖子孫を増やす。

彼岸花の名の由来は彼岸に咲く事からこの名がついた。

葉は花が終わった後に生え、他の植物が枯れている冬に生存競争する事無く次回の開花の為の養分を蓄える。
根にはアルカロイド(有毒成分)が含まれ、有害植物とされるが、凶荒時は根を水にさらしてデンプンをとり食用とした。

韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。その由来は花の咲いている時期には葉はなく、葉の生えている時期には花が咲かないことから「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味。
形態/葉:線型
花弁(花被片):狭倒披針
茎:円柱状
根:鱗茎
撮影:7月