杉之当の大杉
新潟県指定天然記念物
新潟県糸魚川市杉之当
幹周 13.30m
樹高 28.0m
樹齢 約1000年
スキー場のゲレンデのすぐ脇の白山神社境内裏の山中にある。白山神社の境内を巻くようにして登っていくと、数mの崖上に神社本殿を見下ろすような格好で立っている。北側の幹は健全であるが、南側の幹はかなりの衰えを感じる。雷にでも打たれたのであろうか、途中で幹も折れてしまっている。杉のあるところは、かなりの山中でもあり、冬のスキーシーズン以外、普段は人の訪れることもないような静かなところであり、平家の落人伝説の残る地でもある。地名の杉之当の由来も、この杉を目当てに集落を築いたところから来ていると聞いた。 |