タブ
秋田県南部以南の海岸沿いを中心として分布
府馬の大クス 千葉県香取郡山田町府馬
国指定天然記念物 幹周 10.3m
実測値では日本最大のタブであろうと思われる。空洞が大きく口を開けており大枝の折損も多く痛みが激しい。 以前はクスとして天然記念物に指定されていたため、未だにクスと呼ばれている。
森の宮のタブノキ
石川県羽咋市鹿島路、森ノ宮
幹周 9.82m
残念ながら枯死寸前の状態。 根元から数本の幹に分かれているが、何本かはもうすでに朽ちた状態となっている。後ろに写っている子らが測定を手伝ってくれ、9.82mを残念がり、”どうせなら10mあるといいのにね”。正直である。
大福寺のタブ
石川県羽咋郡富来町大福寺高瓜神社
幹周 8.10m
環境調査では、タブでは全国5位にランクされる。しかし残念ながら枯死寸前の状態に近く、成長の余力は残されていないようである。
波崎の大タブ
茨城県鹿島郡波崎町舎利、神善寺
幹周 8.30m 樹高 13.5m
波崎の市街地の中にあり、写真に写っている面は健全に近い状態であるが、裏側は少し痛んだ状態である。根元にあるコブが特徴の日本でも有数のタブである。
長坂のイヌグス
富山県氷見市長坂、前田
幹周 6.50m
まわりに遮るものがなにも無く、自由に枝葉を茂らせている。樹勢はまことに盛んであり、痛みの激しいタブの巨樹の中にあって貴重な一本である。
前川のタブ
北限のタブ
秋田県由利郡金浦町天神沼
幹周 5.36m
タブの巨樹としては最北の巨樹であろう。青森県深浦町に飛地的に一本存在しているが、巨樹とは言えない大きさである。金浦町には町の中心部にもタブの群生地があり、貴重な存在である。また、日本海に浮かぶ成因不明の島、飛島もタブの森に覆われた島である。
古里附のイヌグス 東京都指定天然記念物
東京都西多摩郡奥多摩町古里附
幹周 9.01m 樹高 13.5m
東京にある全国でも有数のタブの巨樹である。幹周は環境庁発表値よりもかなり上回り9mを越えた。(環境庁値8.07m) JR青梅線と、国道に挟まれたわずかな隙間に育つその姿は痛々しくさえある。 海洋性のタブが山に近いこの地にあるのは驚きでもある。
梅沢のモチノキ 奥多摩町指定天然記念物
東京都西多摩郡奥多摩町梅沢
幹周 6.00m 樹高 18m
近年主幹が折れてしまい、心配されていたがひこばえが伸びてきて、徐々にではあるが、樹勢は回復の方向に向いているようだ。
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