テーブルトークRPGにおけるGM(ゲームマスター)用のツールセットです。
レジュメメモを想定したタブ形式保存可能なメモをはじめ、
ゲームマスターがオンラインチャットでゲームを行う際の
七つ道具をセットにしてあります。

基本はプラグインとしての利用を想定していますが、
ツール特性上から単独でも起動可能・且つ、
一部を除いて普通に使えるようにつくってあります。

マスタースクリーンはテーブルトークRPGの
ゲーム管理者の補助ツールとして作成したプラグインソフトです。
起動するとまず、基本となるタブ保存できるメモが開きます。
『たけとんぼ』『リトルブリッジ』で使用可能となっています。
(インストール方法はそれぞれのReadmeをごらんください。)

インストール後、自動的に認識され「プラグイン」メニューの中に
「ますたーすくりーん」という名前が出現します。

1. タブ付きメモ帳
   ちょっとしたレジュメの保存を意識してタブ形式のメモ帳となっています。
   既存のテキストファイルをドラッグするだけでタブとして取り込みます。
   またタブからテキストに保存もできますし、
   すべてのタブを一括でXMLファイルとして保存することも可能です。
   なお、XML保存した場合には保存した時点でのマスタースクリーンの
   画面の大きさ、配置を覚えますので次回起動時に読み込ませることで、
   前回と同じ状態から利用が可能になります。
   
   なお、タブの上で右クリックすることでもテキストへの保存メニューを出すことが出来ます。
   
   
   補足 IRCクライアントたけとんぼにインストールした場合のみ、
   メモの下部にメッセージ発言欄が自動的に表示されます。
   
   メモのテキストをマウスで選択すると色が変わります。
   その上で右クリックしてみましょう。
   一番下の発言欄に選択されたテキストがコピーされます。
   このまま発言ボタンを押して送信もできます。
   また、ctrl+ Enterでも同じように発言されます。
   意外と使いやすいのでお勧めです。
2. 単体としての利用
   「ますたー☆すくりーん」はダブルクリックで単独起動が可能です。
   その際、第二引数に保存したxmlファイルを指定することで自動的に開くことが出来ます。
   コマンドラインで開きたい場合には以下のように記述してください。
   
   
   javaw -jar masterscreen.jar 開きたいファイル名
   内容を読み込んだ状態で開きます。
   
3. 補助ツールセット
   続いてメニューの「ファイル」＞「GM補助ツールを使用する」(もしくはCtrl+Alt+T)を押すことによって
   細かいツールをセットにした補助フレームが起動します。
   
   
   補助ツールセットの内容
   

   1. シークレット・ダイス
      
      　何度でも振りなおせるゲームマスター専用のダイスです。
      　ただし、この振りなおせるダイスを使っていることは印がつきます。
      　ゲーム仲間との信頼を築いた上で使用しましょう。
      
      使い方
      
      シークレットダイスは「GO」ボタンを押すことによって
      何度でも賽の目を振りなおすことが出来ます。
      振りなおしの後、「ダイス公開」を押すことによって
      他のプレイヤー達に結果が公開されます。
      必要に応じてご使用ください。
   2. 簡易電卓
      　四則演算の出来る簡易の電卓です。
      　あくまで簡易でしかありません。
   3. マイクロック
      　ゲームプレイ時間を管理するための時計です。
      
      　なお、背景画像は差し替え可能です。
      　(clock.png(サイズ300*300)という名前の画像が見つかった場合、
      　　そちらのファイルを優先的に背景に使用します。
      　　差し替えたい場合にはインストールフォルダ直下に
      　　画像を入れてください。)
      
   4. ダイス・ジャッジ
      　前もってゲームの判定方法を登録しておき必要に応じてプレイヤーに判定を促し
      　結果まで表示できるツールです。
      　なお、このツールはプレイヤー側に、
      　「ロールダイス」というプラグインが用意されていなければ利用できません。