ヤビツ峠から札掛

ヤビツ峠の西側の斜面で,本日初めてのランヨウアオイを発見。いかにもギフチョウの産地という雰囲気の,手入れされた斜面もヤビツ峠から少し北に進んだ所にあった。

ここから札掛まで,ずっと管理つり場が続き,渓流沿いは適度に空間のある林になっており,随所にフタバアオイの大きな群落が見られる。ランヨウアオイは多くはないが,点々と見いだされる。

 特に興味深かったのは,ランヨウアオイとフタバアオイが混在している場所があること。雌はランヨウアオイに好んで産卵するが,幼虫はフタバアオイで十分飼育できると聞く。このような場所に産卵されれば,ランヨウアオイ-フタバアオイを渡り歩いて,十分世代を継続できるのだが。

(4月13日)札掛から新大日に進む

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