■第1回 私がテレビ観戦した試合■

今回のワールドカップで私がテレビで観戦できた試合は以下の試合です。

5月31日 フランス - セネガル
6月1日 アイルランド - カメルーン
ドイツ - サウジアラビア
6月2日 アルゼンチン - ナイジェリア
イングランド - スウェーデン
スペイン - スロベニア
6月3日 イタリア - エクアドル

6月4日

日本 - ベルギー
韓国 - ポーランド
6月6日 フランス - ウルグアイ
6月7日 アルゼンチン - イングランド
6月9日 メキシコ - エクアドル
日本 - ロシア
6月10日 ポルトガル - ポーランド

6月11日

カメルーン - ドイツ
6月12日 南アフリカ - スペイン
6月13日 メキシコ - イタリア
6月15日 ドイツ - パラグアイ
デンマーク - イングランド
6月16日 スウェーデン - セネガル
スペイン - アイルランド
6月17日 ブラジル - ベルギー
6月18日 韓国 - イタリア
6月21日 ドイツ - アメリカ
6月22日 スペイン - 韓国
セネガル - トルコ
6月25日 ドイツ - 韓国
6月26日 ブラジル - トルコ
6月29日 韓国 - トルコ
6月30日 ドイツ - ブラジル

ということで、全部で30試合は見れました。しかし全試合数は64試合、見てない試合は34試合にも及びます。私はスカパーに入っていない上に社会人なので、何気に1次リーグでは見れてない試合がかなり多いのでした。クロアチアとかコスタリカにいたっては巡り合わせが悪くて、なんと一試合も見てあげられていなかったりします。そして見ていたはずなのに、私がまだサッカーの試合を見る目になっていなかった最初の方の数試合は印象が薄かったりします。絶対に見てるのにアイルランドーカメルーンなんてどんな試合だったのかも覚えていなかったりします。覚えているのは中津江村が応援してたことと、アイルランドが追いついたぐらい(このころからこういうチームだったんだ・・)。イングランド-スウェーデンなんて今だったら目を皿にして見るのに、当時はイングランド偏重報道に揉まれてしまっていたので「あ、イングランド追いつかれた」みたいな視点になっていたと思われます。ごめんなさい、スウェーデン!ちゃんと見なおしてあげたいところ。でも8−0になったドイツーサウジアラビアは、鮮明な印象に残っています。この試合、カーンが殆ど映らなかったのも覚えてる(苦笑)。

そんな私の目がサッカーに慣れてきたのは日本−ベルギーの試合ぐらいからだったと思います。日本戦4戦の中で、私はこのベルギー戦が一番印象深いですね。日本中に緊張がみなぎっていた夕方でした。そして最初に私は「凄い!」と思った試合はフランスーウルグアイ。思いっきり海外サッカー初心者の私はこの試合で初めてレコバの存在を知り、そしてこの試合でしか彼を見てあげられなかったにもかかわらず、物凄いインパクトを私に残しました。この試合を見て初めてレコバを知って、そして惚れこんだ人というのは少なくないような。後にNHKが「印象に残った試合」というのを街の普通の人にインタビューしたときに、普通のサッカー通でもなさげなサラリーマンのおじさんが「なんだっけ・・あの出ッ歯の人・・・レコバだ、レコバ!」といったのがめっちゃ印象的でした。彼を見るためにこれからセリエAを見るぞと思った次第。イングランドーアルゼンチンは試合というより、アルゼンチンの怒涛の個人技&シュートに魅了されました、点が入らなかったのが信じられないけれども。この試合の報道を見たあたりから、「なんかイングランド偏重放送になってるよなあ」と思うようになっていたり。この週のドイツ−アイルランドが飲み会で見れなかったのが、結構今となっては悔やまれます。

1次リーグ最終週、日に4試合を消化していく週に関しては、もう会社があることと放送がない試合があることが恨めしい週でした。そしてこのあたりから会社でテキストやマッチキャストといった手段で情報を得るようになっていきました。A組とF組がともに15:30からの試合になってしまっていたのが本当に悔しい、レコバもバティもこのW杯最後の試合を見ることができませんでした。しょうがないのでハイライトで見たアルゼンチンースウェーデン、今だったら「beautiful!」と大絶賛するであろうスベンションのFKが当時は「うわー入ってしもた!」という風に見えていました(あああ、もう!)。アルゼンチンの個人技がとにかくもう一回見たかったので、当時は本当に寂しかったです。日本ーチュニジアはラジオ観戦だったのですが、もう誰も仕事しちゃいないという職場の雰囲気が笑えました。私はこの頃まではそれでもまだ日本代表が優先だったのでしょうね、今、手元にある1次リーグの頃にとったVTRを見ると日本代表のものしか残っていなかったりします。せめてアルゼンチンとかウルグアイとかNHKのハイライトぐらい取っておけ、過去の私!と思うことしきり(苦笑)。

かくして決勝トーナメントに入っていったわけですが、その2日目にあたる6月16日に行なわれた2試合がともに素晴らしくて「最高の日だった」といろんなところでうたわれるようになるわけです。スウェーデンーセネガルについては、あとでまたどかんと語りますが(つきあえる方だけつきあってくださいませ(苦笑))、夜のスペインーアイルランドもなかなかよかったです。スペインにめっちゃオフサイドが多かった(なんと13もある。別に誤審なんかではなく、スペインはつい飛び出しがちなんじゃないかという気が)ということと、同点に追いついたのがPKだったあたりで、そこまで惚れこみはしませんでしたが、手に汗を握りました。以降決勝までは見れた試合はどれも白熱してしまったと思います。BEST8以降で好きなのはドイツ-アメリカとトルコーセネガル。アメリカのサッカーってこんなのなんだと素直に感動しました、カーンじゃなかったらアメリカが勝ってたと思います。トルコーセネガルはトルコというチームがいきなりブレイク(というかイルハンが突然ブレイクしたのか?(苦笑))した感があります。

ということで、簡単にざっと書いてきましたが、個々の試合とか選手とか、思うことはこれから折をみてぱらぱらと。最後に私の見た試合の中で熱中した試合Best5を列挙しておきます。このあたりは人によってばらばらだと思うのですが、私はこんな感じでした(日本戦は次元がちょっと違うので外します)。ブラジルが入ってこないのは、いつでも余裕に見えたからというのもあるのかもしれません。あと1次リーグが韓国だったので何気に中継少なかったのが悲しいところだったかも。2006年までにはやはりスカパーですね(って、スカパーでその時もやるのかしら)。

1:スウェーデンーセネガル
2:フランスーウルグアイ
3:トルコーセネガル
4:スペインーアイルランド
5:アルゼンチンーイングランド
次点がドイツーアメリカかな。