■第15回 IFKの練習を見に行こう!■

2004年8月16日、IFKの練習を見に行きました。

BUT!

そこにいたる道が「えええええ」という感じでしたので、まずは練習レポに先立って、そんな練習場への行き方からレポートしたいと思います。これを読んでいけば、絶対に迷わないで現地に到着出来るはず。逆に読んでいかなければ「本当にこっちでいいんかい?」とうろたえること必至かと思われます(笑)。練習場の名前は「kamratvallen」、カムラートファーレン?地図上ではこうなんだけど、本当は「Kamratgåden(カムラートゴーテン)」?どっちやねん(前者は地名で後者は固有名詞?)、まあ綴りさえメモっていけば、最悪ショップで行き方を聞くことが出来るでしょう。

なお 練習がオープンなのは午前中の練習のみなのですが、とりあえず公式にはトレーニングスケジュールが記載されているので、それを参考にスケジュールを組みましょう。でも時折、練習参加者が少なくて急遽中止になったりすることもあるので、出来ればネットでチェックしてから行くのがよろしいかと。Goteborgの駅には一時間19sek(300円程度)でネットが出来る場所があります。
基本10時からのグラウンドのトレーニングな模様ですが、その前に室内でミーティングしてるっぽいので、選手が車で来るところを捕まえたければ、相当前に行かないとだめだと思います。私は初日は9時20分には着いてしまいましたが、その時間にはすでにみんな室内だった模様(たまに選手がふらふら出てきたりしますが)。なので、普通は9時45分着ぐらいをめざしていきましょう。9時15分にトラムに乗るような感覚でOKだと思います。時刻表は前の日にでも乗り場で確認してみてください。

ということで、まずはGoteborgの広域地図から紹介。↓こんな感じです。




縮尺を載せられなかったのでわかりづらいのですが、まあ中央駅から練習場まで6kmぐらいかな?という感じです。ちなみに地図の「Gamla Ullevi」が通常、IFKがホームの試合で使ってるスタジアム、その隣の「Ullevi」がダービーや強豪チームとの試合(要はお客さんの数が見込める試合)や、代表戦で使うキャパの大きいスタジアムです。この2つは中央駅から非常に近いので、歩いていけるのがなんといってもよいですね。ホテルも駅前に集中してある感じなので、私もホテルから10分もかからないでスタジアムに行けました。Shopもちょっと距離ありますが、歩いていけると思います。でも日本人が行くのは珍しいようで、行くとクラブ内での話のネタになるかもしれない(笑)。

さて、しかし練習場は歩いていける距離ではないので、トラムに乗っていくことになります。駅からすぐ側の「グスタフアドルフ広場」から5番のトラムに乗っていきます。乗り場はこんな感じ。A停留所から乗るのを忘れても、近辺に案内が出てるので、そこで確認していけばよいと思います。ちなみに下の方にある三日月マークはナイト便の案内。本当に夜中までトラムが走っているので、トラム沿いのホテルを取ると、気になる人は気になるかも。


そんな路線図はこちら。停留所は「Topelsgatan]になります。結構あるのですが、途中の「Liseberg(リセベリー)」が遊園地の停留所でわかりやすいかと思うので、そこから5つ目と数えるのがベター。停留所名はアナウンスもされますが、それより目で停留所を通 り過ぎるたびに確認するのがよい気がします。この路線、どうも住宅街にいく路線っぽいので、どの停留所にも停車することが殆どです。トラムに乗ってる時間は10分〜15分程度です。


さて、ところでこのトラム、他の国のトラムのように、降りる時に押すボタンがどこにもありません。「えええ?」と思って周囲を観察していたら、降りる人はトラムの窓の上にはってあるひもを引っ張って運転手さんにお知らせする模様。引っ張ると「チン」とかいう感じの小さい音がしますが、ベルを鳴らしてる感じではなく、たんなる金属同士のぶつかる音という感じです。まあどんなに小さい音でも気づいてもらえるのでOK。降りる時は扉も自動ではありませんので、自分で押してあけて降りてください。

さてトラムの駅を降りたら、いよいよ練習所まで歩くわけです。ここで上のMAPの練習所付近の拡大図を紹介。トラムの駅をおりたら、右に大きな通 りがあるので、それをわたってしばらくは舗装された道を道なりにいくのですが、そのまま舗装された道をいくと大回りになってしまうので(リッチにタクシーなどを使う人はそちらでOKかと。選手達はもちろん車で舗装道から行く(笑))、ショートカットでなんと「山道」を行くことになります。地図上で見ただけだと単なる細い道のようですが、「気分はピクニック!」という山道なのです。乗馬道でもあるらしく、歩く時には馬糞に注意。雨が降った後ですと、巨大ナメクジも現れるので、こちらも踏まないように注意。こいつらは舗装してる道にもわらわらいるのです。どうもスウェ西海岸地方特有の生き物っぽいですね。写 真はナイ!(笑)。

以下、そんな道のりを写真で紹介。写真をとった場所と方向をMAPにいれてありますので、参考になれば。


<その1>

<その2>
えらい天気が悪くてすみません。とりあえず暫くは舗装された道をてくてく歩いていきます。

そのうちこんな看板のある駐車場が見えてきます。この道は曲がらず、駐車場の中をつっきります


<その2 看板アップ>

<その3>
ちなみにここにはIFKの故障者さん用のリハビリセンターがある模様です。 駐車場をつっきっていくと、右はじになんやら小道が続いているので、躊躇せずこの道を行きます。

<その4>

<その5>
一瞬、舗装道になりますが、その先には山に突っ込んでいく道が!アップでは掲載しなかったのですが、道の手前の看板は馬マークです(つまり乗馬コースということも示している)。 超山道。写真をとった場所はまだ開けてる方ですが、もっとうっそうとしてる感じのところもあります。こんな道が5分は続きます。1人だとめっちゃためらいそうですが、勇気をもって進むべし(笑)。

<その6>

<その7>
道が分かれてる場所に来たら、奥の道を左にいきます。ここまで来たら、あと少し。 そのまま直進すると、車が見えてきます。この車はスタッフさんとか、なんと選手の車なのでした。

<その8>

はい、グラウンド到着。トラム降りて10分程度でつくと思います。ちなみに練習は奥のグラウンドで行われることがメインな模様です。どうやって奥にいくのかというと、写真でとらなかったのですが、この手前のグラウンドの右横に砂利道があるので、そこを躊躇せずに進みます。選手が出てくる時間だと、選手と一緒になることもあるでしょうけれど、気にせず(笑)。でもサインとか一緒の写真をお願いするのは、練習前より練習後がベターな気がしました。選手をピンで写真にとりたければ、別に練習前に撮ってもかまわないかも。ニックは汗っかきさんなので、練習前に一枚撮っておくのもいいかも(なんということを言うのだ、私(笑))。

■まとめ■

ということで、ざっと行き方を紹介してみました。実際に見た練習風景などは、今度は練習レポで書こうと思いますが、まあしかし、山道には驚きました。初日は一緒のトラムに同じように見学にいく現地のお嬢さんがいたので、彼女を見て「あってる、あってる」などと思ったものです。グラウンドのそばまでいくと練習場のまわりにはフェンスすらないので、うっかりしてるとボールがとんでくることもあります。でも、そんな側にサポがいることが日常茶飯事のようなアットホームな練習場。練習スタート前に、練習場の向こうを鹿が走っていくのを見て「一体ここはなんなんだ」と笑っちゃったりも。

そして日本人はとにかく珍しいので、場の雰囲気によってはスタッフさんのみならず、監督のBosseさんも話しかけてくると思います。。ということで、そんな「うそーん」みたいな出来事のあった練習レポは後ほど。今回はここでのニックは見れなかったけど、なんか貴重な体験ができました(笑)。というか、個々の選手を見てて、今まで以上に応援したくなりました。

で、誰か本当にこの行き方を見て、練習場に行ってくれるといいなとも思いつつ。 多分、歓迎してくれると思います。