縮尺を載せられなかったのでわかりづらいのですが、まあ中央駅から練習場まで6kmぐらいかな?という感じです。ちなみに地図の「Gamla
Ullevi」が通常、IFKがホームの試合で使ってるスタジアム、その隣の「Ullevi」がダービーや強豪チームとの試合(要はお客さんの数が見込める試合)や、代表戦で使うキャパの大きいスタジアムです。この2つは中央駅から非常に近いので、歩いていけるのがなんといってもよいですね。ホテルも駅前に集中してある感じなので、私もホテルから10分もかからないでスタジアムに行けました。Shopもちょっと距離ありますが、歩いていけると思います。でも日本人が行くのは珍しいようで、行くとクラブ内での話のネタになるかもしれない(笑)。
さて、しかし練習場は歩いていける距離ではないので、トラムに乗っていくことになります。駅からすぐ側の「グスタフアドルフ広場」から5番のトラムに乗っていきます。乗り場はこんな感じ。A停留所から乗るのを忘れても、近辺に案内が出てるので、そこで確認していけばよいと思います。ちなみに下の方にある三日月マークはナイト便の案内。本当に夜中までトラムが走っているので、トラム沿いのホテルを取ると、気になる人は気になるかも。
そんな路線図はこちら。停留所は「Topelsgatan]になります。結構あるのですが、途中の「Liseberg(リセベリー)」が遊園地の停留所でわかりやすいかと思うので、そこから5つ目と数えるのがベター。停留所名はアナウンスもされますが、それより目で停留所を通
り過ぎるたびに確認するのがよい気がします。この路線、どうも住宅街にいく路線っぽいので、どの停留所にも停車することが殆どです。トラムに乗ってる時間は10分〜15分程度です。
さて、ところでこのトラム、他の国のトラムのように、降りる時に押すボタンがどこにもありません。「えええ?」と思って周囲を観察していたら、降りる人はトラムの窓の上にはってあるひもを引っ張って運転手さんにお知らせする模様。引っ張ると「チン」とかいう感じの小さい音がしますが、ベルを鳴らしてる感じではなく、たんなる金属同士のぶつかる音という感じです。まあどんなに小さい音でも気づいてもらえるのでOK。降りる時は扉も自動ではありませんので、自分で押してあけて降りてください。
さてトラムの駅を降りたら、いよいよ練習所まで歩くわけです。ここで上のMAPの練習所付近の拡大図を紹介。トラムの駅をおりたら、右に大きな通
りがあるので、それをわたってしばらくは舗装された道を道なりにいくのですが、そのまま舗装された道をいくと大回りになってしまうので(リッチにタクシーなどを使う人はそちらでOKかと。選手達はもちろん車で舗装道から行く(笑))、ショートカットでなんと「山道」を行くことになります。地図上で見ただけだと単なる細い道のようですが、「気分はピクニック!」という山道なのです。乗馬道でもあるらしく、歩く時には馬糞に注意。雨が降った後ですと、巨大ナメクジも現れるので、こちらも踏まないように注意。こいつらは舗装してる道にもわらわらいるのです。どうもスウェ西海岸地方特有の生き物っぽいですね。写
真はナイ!(笑)。
以下、そんな道のりを写真で紹介。写真をとった場所と方向をMAPにいれてありますので、参考になれば。
■まとめ■
ということで、ざっと行き方を紹介してみました。実際に見た練習風景などは、今度は練習レポで書こうと思いますが、まあしかし、山道には驚きました。初日は一緒のトラムに同じように見学にいく現地のお嬢さんがいたので、彼女を見て「あってる、あってる」などと思ったものです。グラウンドのそばまでいくと練習場のまわりにはフェンスすらないので、うっかりしてるとボールがとんでくることもあります。でも、そんな側にサポがいることが日常茶飯事のようなアットホームな練習場。練習スタート前に、練習場の向こうを鹿が走っていくのを見て「一体ここはなんなんだ」と笑っちゃったりも。
そして日本人はとにかく珍しいので、場の雰囲気によってはスタッフさんのみならず、監督のBosseさんも話しかけてくると思います。。ということで、そんな「うそーん」みたいな出来事のあった練習レポは後ほど。今回はここでのニックは見れなかったけど、なんか貴重な体験ができました(笑)。というか、個々の選手を見てて、今まで以上に応援したくなりました。
で、誰か本当にこの行き方を見て、練習場に行ってくれるといいなとも思いつつ。 多分、歓迎してくれると思います。
|