●その2●
さて、練習場はどこ?ということで、プリントしてきたマップ→を片手にうろうろ。ここもFCKのKB同様にスポーツセンターという感じなので、一般の人も沢山施設を利用しています。何かの女子チームみたいな一団とかがバスから降りてきたりしてたのを見ました。
そして、下の写真のようなサッカー練習場にたどり着く・・・うーむ、らしい人達はいないっぽい・・・やはり今日は休みか!とここでやっと気付きます。地元の少年サッカーチームっぽい一団が一角で練習していたので、25日はインドアじゃなくてマルメは外で練習したんでしょうね。 |
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しかしKBはスポーツ施設といえど、FCK専用の練習ピッチがありましたが、MFFにも専用ピッチがあるのかはよくわかりませんでした。たくさんピッチがあるので、固定ではなくてその日に空いてる場所をMFFが使うとかいうのもありではないかと思ったりも。上のマップの左の上から二段目にあるピッチが他のピッチと違って“konstgras(人工芝)”ってなっているので、ここメインでやってるのかもしれません。そしてIFK、FCKのように練習ピッチのそばにMFFのクラブハウスらしきものもみた感じではない。MFFのクラブハウスって一体どこにあるんだろう、インドア施設の一角?後で調べてみようと思います。しかしFCKのKBの芝も人工芝らしいけど、IFKのKamlatgårdenは天然芝みたい。なので、IFKは2月中は殆どKamratgårdenでは練習できなくて近所の人工芝仕様のグランド借りてやってます、というのがレポであがってました。Allsvenskanのスタジアムもいくつかは人工芝なんですよね。IFKは練習場も両方のUlleviも全てが天然なので(それって素晴らしいことだとも思うけど)、人工芝のピッチには若干慣れてなくて苦戦する、みたいなのをシーズン中の記事で読みました。でもそれって逆に天然に慣れてなくて苦戦するチームもあるということだと思うので、どっちもどっちのような?・・・話がずれそうなので、そんな話はまたシーズン中にどこかで。
ということで、結局、練習はここでも見れないじまい。まあコペンとあまりに近いので、ここもまたそのうちくることになるでしょうね。適当に付近を散策をして、またバスに乗って11時半ぐらいに中央駅まで戻りました。
駅までせっかく戻ってきたのだから、ここで1回お手洗いにいっておこう、と思ってお手洗いを探索。すると5krでゲートをくぐってはいる形式になっていました。ちゃんとコインを持ってたので、入ってみたら綺麗なお手洗いでした。しかし、なぜに洗面台の横の自販で避妊具を売っているのだ!!ここで売る意味はどこにあるんだ!?と自問自答したくなったりして。写真を撮ってやろうかと思ったんですが、一応、安全を監視してくれる人のブースがゲート横にあったので、トイレで撮影なんかしたのがバレたら怒られるかも、と思ってやめました。ちなみにお手洗い、町の広場などにも無料で使える公衆トイレがあるのですが、ためしに入ってみたら全然綺麗でOKでした、日本の公園の公衆トイレなんかよりはるかに綺麗だと思います。トイレのことを考えなくてすむのはいい感じ、さすが、スウェ。いや、おそらくコペンもOKだとは思いますが、ホテルが近かったのでちょこちょこ部屋に戻ってたので、街中のお手洗いの事情はわかりませんでした。今度行ったら見てきます。駅のはとても綺麗でしたよ(コペンはゲートはないけど、チップ制でした)。
さて、落ち着いたところで観光です。というか、ショッピング!本屋!今回のマルメ行きの目的はスタジアム近辺を見ることもそうですが、スウェのサッカー雑誌及びスウェ語練習用のCD教材をゲットするというのも目的の一つでした。
ということで、Kioskと本屋さんでゲットしてきたものはこれらです。個人的に嬉しかったのは「fotboll」、これが出てるのは全然知らなくて、Kioskで「何これ?」とぱらっとやって「お!」と思って買ったんですが、スウェサッカーの2004年度総集編みたいな特集号でした。といっても、表紙はEUROのくせに、代表系の話よりもAllsvenskanメインです。全14チーム今年の結果・傾向などがそれぞれ見開き2pでまとめられています。個々人のデータもかなりしっかりしていてびっくり。Aftonで発表になってたベストプレーヤー100人の解説ものっています。
手前奥のベッカムさんとズラタンの表紙の雑誌は、ベッカムさん&ズラタンの比較記事みたいのがメインなのですが、それ以外にもアンデシュ達セインツ4人衆の特集記事も結構扱いが大きかったです。アンデシュの写真と記事は知ってたんですが、他の3人も同じように載っていました。個人的には結構、ヤコブソンの写真がいい感じだなーと。これら雑誌系は、また機会を改めて中身を紹介しますね。奥のスウェ語の教材は両方ともCDがついています。スウェ語は耳で聞かないと絶対学べないと思っているので、そういうのを探してみました。家に帰って聞いてみたら、両方とも旅行会話中心の教材なんですよね。それはそれでいいのですが、単純に重要かつ不定形な動詞の活用を淡々と吹き込んでくれてるみたいなのはないのかな?と思いました。あれこそ耳から覚えたい!引き続き、探してみます。辞書は今回は英語⇔デンマーク語と英語⇔スウェ語のプチ辞書をゲット。英語⇔スウェ語のプチ辞書はベルリッツのなので、日本でも手に入るかもしれません。この辞書は発音が英語で書いてあるのがいいなーと思って。しかし、日本で買ったものも含めて、辞書だけでスウェ語のは4冊にもなってしまいました。ちゃんとやらなくては!デンマーク語はとりあえず今まで何もなかったので、FCK公式を見るときにめっちゃ重宝しています。
しかしコペンもそうなんですが、なんでKioskで普通に売ってる数々の雑誌は街中のちゃんとした本屋さんに入ると売っていないのか?どうも販売場所の住み分けがされてるような気がするのですが(街中の本屋さんは大体アカデミック系の本が多い)、日本の本屋さんは丸善であろうと紀伊国屋であろうとハードカバーだけではなくて雑誌も一緒に売ってくれてるので、そうしてくれればいいのになーとか思ってしまいます。探せばそういう本屋もあるのだろうか?とりあえず勉強系のCDを探すのであればそういう本屋でOKなので、いろいろ物色。スポーツコーナーには雑誌はありませんが、MFFの今年の優勝を記念したハードカバーの本はおいてありました。あのMFFの水色の表紙がとても綺麗。中を見ると試合の写真、縦割り半ページの各選手のインタと写真とサインなどが掲載されていました。他にもデザインの本とか写真集とか目移りこの上なし!「やばい、1日中本屋にいてもあきないかも」と思いました。あと「ドラゴンボール」とか「ONE PEACE」といった漫画のスウェ版もありました。うーん、ONE PEACEは面白いので、何冊か買ってきてこちらで日本語版と照らし合わせたら勉強に使えたかも、失敗。そして本屋さんの中には座って読めるブースのある本屋さんもあったんですよね。なので、夏にGoteborg行くとしたら結構時間がありそうな気がするので(ストックホルムに今回はいかなそうだから)、本屋さん&図書館に日中は行こうかなと思ったりしています。
さて、そろそろ帰ろうかな?と駅に戻って構内を探索してみたら、コペンの街では発見できなかったインターネットスペースがマルメの駅にはあったので、久々にネットに繋いだりもしました。ちなみに中央駅の構内はこんな感じ、アーチ型の屋根がいかにもヨーロッパです。しかし、この駅にあるインターネットスペース、イエテボリと同じシステムなのですが、あの時は日本語が見れたのですが、マルメでは読めなくて、メールチェックなどは一切できず(笑)。
そんなネットをやってたら、日本の方(こちらにきて間もない在住のおばさまでした)にやり方を聞かれ、スウェの方に支払い方らしきことを聞かれました。なんでスウェの人がスウェ語で私に聞いてきたんだろ?と思ったんですが、その時私はIFK公式を見てたからでしょうね。でも、その場では意志の疎通が出来なかったのが本当に申し訳なく。支払い方法らしきことを聞かれたということがわかったのは、帰りの電車にのってから「んー・・・べたーら・・・?ああっ、支払い方だったのか!?」と、「語学王」の例文の一節をいきなり思い出したからでした。カタコト英語でもいいからちゃんと答えてあげればよかった、と反省。そしてやっぱりもちょっと勉強しようと決意する瞬間です。最も、違うことを聞かれていたのかもしれませんが。
この時はとにかく日本語が見れないので「しょうがないなあ」と思いつつ、IFKとかsvenskafansのページなど、見るのに支障のないページだけチェックしました。MFFの公式をここでやっと見て「あ、やっぱ練習ないや」と納得、26日も27日もお休みでした。しかしFCKとかIFKの公式をチェックして、初めてRoyalLeagueのセカンドステージの組み合わせが決まってたことを知ったっていうのはどうなんだろう(これってドローじゃなくて、あらかじめグループ1の首位とグループ2の2位、とか組み方は決まってたんでしょうけれど)。せめてDRやSVTのスポーツニュースで組み合わせ表だけでも教えてくれればいいのに!と溜息つきました。
そんなこんなで3時近くになり、いいかげんコペンに戻らなきゃ!ということで、マルメを後にしました。あまりに短い滞在、しかもスタジアムの付近をうろうろとか、本屋でじっくり粘ったりとかしていたので、あまり街そのものは見ていないような気がします。本当はマルメ城なんかの観光ポイントもあるのですが、今回は行く時間がなかったり。とりあえず街中の写真を1枚ぱちり。もっと撮ればよかったんですが、お店の中を見るのに一生懸命で(笑)。かわいい雑貨やさんのディスプレイとかもあったんですが、それはまあ次回。
しかし街の規模というか繁華街?の規模が大きくもなく、小さくもなくという感じで実によろし。コペンのストロイエと同じで、歩行者天国の両サイドにお店が建ち並んでいるというのはめちゃくちゃ使い勝手がいいです。個人的にはイエテボリやストックホルムより好きかもしれません。なんて、イエテボリもストックホルムも街が大きいので、いろいろもっと見れば違うのかもしれませんが(マルメは本当に駅からちょっといった広場から先のそこにしか繁華街はない)。
さて、コペンとマルメ、二つの街を見て思ったのは「スウェのがなんとなく小洒落てる」ということでしょうか、おすましさんというか。交通機関や駅なんかも、なんとなく小綺麗、もちろんコペンも綺麗なんですがマルメ(というかスウェの街?)には勝てないなと。多分、この二つの街に両方行ったら、日本人(特に女の子)がなじみやすいのはマルメの方だと思います。でもだからといって私がコペンよりマルメが好きかというと、そういうわけでもないのかも。どっちにもその都市のよさがあります。コペンってたぶん、都市の名前を聞いて浮かべるイメージと、中央駅から出て街を歩いたときの実際の雰囲気にギャップを感じる街だと思います。北欧なんだけど、どことなくオランダというか、大陸的な感じ。それが結構好きなんですけどね。
ちなみに
コペンの中央駅の写真はこんな感じ、赤いネオンなどの使い方がやっぱり大陸的な感じですね。なんで駅なのにシャンデリアが吊りさがっているんだか!そしてストックホルム中央駅の構内の写真を夏に撮ってきてないので、ここで並べて比較できないのが残念ですが、同じ首都の駅でも全然違うなあと思いました、ストックホルムの方が近代的。マルメとコペンはなんとなく似てる気もしますが、イエテボリともやっぱり違う気がします。ふと北欧内のいろんな駅を見てみたいなあなんて思いました。
ちなみにコペンの中央駅に戻ってから駅を暫し探索したら、なんとコペンの駅にもインターネットスペースありました。しかも全くスウェのものと同じシステムのもの。うそ、わかってたら25日中にきてMFFのスケジュールチェックしたよ!と溜息、どうして自分ってこうなんだろう。まあ、練習なくても行ったんだから関係ないといえばないのですが。そしてマルメ駅のと同様、日本語はここでも見れず。しかもマルメで1h=19kr、コペンでも19kr、日本円でのレートは違うので、マルメでやった方がオトクなのですね。まあ差額は微々たるもの、というか、一時間やってマルメだと300円弱、コペンでも400円弱というのはありがたい。あとはイエテボリみたいに日本語さえ読めれば。「日本語読めるようにしてください」と大本の管理会社にメールで連絡してみようかなと思いました。マルメはともかく、コペンを利用する日本人は多いと思うので。
ということで、今回はなんだかサッカー観戦記に載せる内容じゃない部分も多いですね、まあ、たまにはこんなのも。
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