●その3:試合後のもろもろ●
ということで、外に出てきてすっかり暗くなってしまったUlleviをパチリ。周囲はかなり暗かったので、今ひとつブレてしまっていてすみません。この日のお客さんは23000人ぐらいだったと思いますが、とにかくこのスタジアムは立地がいい上、徒歩・トラム・電車と交通手段も分散できるのが強みかも。
そんな中、私達は昨年同様、代表宿泊ホテルへレッツゴー。以下、超追っかけっぽい話になってしまうので、そういう話がダメという人はすっとばしてくださるとありがたく思います。
今回のホテルはストックホルムほどオープンではなく、どうも選手は正面ではなく裏口からホテルにこそこそ戻るようになっていた模様。なんでそうなるのか?というと、イエテボリの試合の場合にはUlleviと代表選手宿泊ホテルの距離があまりに近いため(歩いて10分も多分かからない)、Fanが殺到するのをさけるためだと思います。しかしそんな中でも別行動で帰ってくる選手がぱらぱらいるので、その度にホテル前はこんな感じ→の騒ぎになります。フラッシュ炊かないでささっと撮ってしまったので今ひとつボケボケなんですが、これはキムがタクシーで帰ってきた時のワンショット。右手奥にキムがいるのですが、これだけ囲まれても丁寧にほぼ全員に対応していたあたりはとても偉いなと思いました。
彼はテレビや写真などメディアを通して見るより、生身で見る方が数段穏やかっぽいというか、なんだかんだで綺麗な人だなあと思いました。人気があるのも頷けます、ほんと凄いいい人なんでしょうね、いろんなメディアでのものの受け答えを見るにつけ最近はいろいろ思うことが。ちなみにこの時ではありませんが、たまたま彼と彼の彼女と思われる人(一緒に行った方が二人がチューをしてたのを見たそうで(笑))が話してるところを見ました。清楚な彼女で「かわいいカップル!」とちょっとほのぼのした気分に。どうも彼女はイエテボリのデパート(NK)で買い物をした後だったっぽい模様です。
ちなみにバラバラで帰ってきた他の選手といえばハンソンとかチッペンもそうなんですが、チッペンの時が笑ってしまったというか、他の選手をおろしてきたらしいバスにただ1人スタッフさんなんかと同乗していて(Fan対応のためなのだろうか?)、彼がバスを降りてきた瞬間にギャルが「キャー!」「キャー!」・・・なんだこの黄色い歓声は!とびっくり。またチッペンもまんざらそうじゃない顔で対応していて「キャーキャーいわれたいがためにまさか・・・」などと思ってしまったり、いや、まさかでもないような気も(すみません)。まあしかし、彼もきっちり1人1人丁寧に対応してたので偉いなあと思いました。そして謎だったのが、ホテルの中に入った後にロビーで彼を待ってたっぽいお知り合いのおばさまとハグをしてたのですが、そのおばさまが着てた代表ユニの番号が6番だったことだったり(名前はマーキングされてなかった)。トビーを意図してるということじゃないにしても、チッペンが6番をつけることはまずありえないので、どうして6番なんだか聞いてみたいような気がしました。
そしてこの時点で11時近く、昨年の経験から推測すると、今回のホテルの位置的にこの時間だとチームミーティングも終わって選手も出かける人は出かける、イエテボリ付近の人で家に帰る人は帰るという時刻かなと思いました。しかしとにかくこのホテルは裏口があるようなので、お出かけする人もきっと裏から出かけるのだろうなあというのは想像に難くなく。オープンではないとはいえ、別にロビーや外で選手待ちをすることに関してはある程度の節度があればとがめられないホテルでしたが(ただストックホルムと違って、ホテル内では写真撮影とかサインをもらうとかはダメっぽい感じでした、このあたりは昨年はほんと試合後に限っては恐ろしいぐらいにゆるゆるだったものです)、あんまりそういうことしてるのもアレだと思って「そろそろ戻ろうかな」と思った時に、いきなりフロント付近にメルベリが私服で登場!彼はストックホルムでも最終日は帰ってしまったけど、イエテボリでもそうなのか。昨年も彼が私服で帰ろうとしてる姿は見ましたが、その時同様にポロシャツ&ジーンズが実に様になっています。
ということは、イエテボリっ子のニックなんかも帰るのかな?とかぼんやり思っていたんですが、そんなところに次にやってきたのがなんとまあトビーだったりしました。今までも他の方の撮られた写真では見ていましたが生で私服姿というのは初めてでびっくり、いやはやユニフォームより私服のが大人っぽいかも(なんだかとても失礼なことを書いてる気もしますが(笑))。帰る人はフロントに立ちよってく関係で裏口からということはしないみたいですね。そのままちょっと目で追っていたら、なんと奥様のmiaちゃんがアイスクリーム片手にホテルに入ってきてこれまたびっくり、「来てたら見れるかも?」などと出発前にも友達とは話してたんですが、本当に来てるとは!そしてキムちゃんカップルとおんなじように人前だろうがなんだろうが気にもせずにハグ&チューをしておりました。その後、どうも彼女方のご両親かなという方もやってきてハグしてたので、なるほどBorasの彼女の実家にお立ち寄りなのでしょうね。車でお婿さんをお迎えにきたよって風情でした。
ということで、しばしかわいいカップルだなあと思いながら眺めていて、このままぼんやり見送ってしまうのもいいかもとも思ったんですが、「やっぱりそれはなんだかあれだ!」ということで、立ち去ってくあとを追いかけてみました。時間も時間なので、ホテルの外もチッペンやらキムが帰ってきた時ほどに人はいなくてまばら、それでもトビーにサインをもらってる人はぱらぱらと。ということで、背中から「トビー!」と声をかけてみました。・・・いや、スウェなんだから英語愛称じゃなくてスウェ語愛称の「tobbe!」か普通に「tobis!」がよかったんでしょうけれど、ついつい地が出てしまいました。前回は何一つ言えなかったので、今回もしも目の前に立つことができたら少しはお話したいということで、超しどろもどろの英語(ほんともう英語下手でしょうもない)でかわした会話は以下のような感じです。英語のまま載せようかなと思ったんですが、それもアレなので日本語でごめんなさい。
私 「ご結婚、おめでとうございます」←
といいつつ、書いてきてたカードを渡す。
トビー「ありがとう」(笑顔)
私 「サインお願いできますか?」←ついAutographじゃなくてサインとまたいってしまった。
といいつつ FCKのユニを出して、ひらっと裏のトビーのマーキングを見せる。
確か「your number!」とか言った記憶があります(何言ってるんだかー)。
トビー 「OK!じゃあひろげててね」
ユニというのは着てない状態でサインするのは実は結構難しいんですよね。
前回はトビーの膝を台にしましたが、大変そうだったので、今回は私の膝を台に。
でもって、このサインをする過程でトビーは私の渡したカードを一回落とすのですが
「あ、ごめんね」と丁寧に謝ってくれました。
私 「今度のFCKの試合見に行くんですよ」
トビー「今度?日曜の?」
私 「はい」
で、今回はいいかなと思っていた写真もやっぱり欲しくなるわけです。
私 「 お写真お願いできますか?奥さんとも一緒にとりたいんですけれど」
トビー、一瞬きょとんとして言葉を反復した模様(英語下手でごめんなさいと思った瞬間)。
トビー「僕と彼女と3人で?」
私 「はい」
トビー「OK、mia!」
と、彼女を呼んでくれました。本当はmariaさんで愛称がmiaちゃんなんですが(ニックの奥様やアンデシュとかも彼女のことはこう呼んでる模様)、生の声で聞けるとは!すると車のところでご両親とお話してたっぽいmiaちゃんが振り向いてトビーと2,3言葉をかわしていました。どうもアイスを持ってたので最初は「えー!」みたいな感じだったんですが、トビーがいーからきなさいみたいな感じで言ってくれたみたいで、ほんと今思えば超申し訳ない。いろいろ思うことはあったと思いますが、笑顔できてくれたmiaちゃんにも「結婚おめでとうございます」と伝えました。彼女も笑顔で「ありがとう」と返してくれたんですが、その笑顔にノックダウン(笑)。とにもかくにもさて撮影、ということでカメラを友達に渡して戻ってくると。
トビー「僕と彼女の間にはいりなよ」
・・・ということで、間にいれてもらいました。 前回はなんか何も覚えてないぞと思ったんですが、今回はちゃんとトビーが肩に手を回してくれたのも覚えています。そんな写真は以下。フラッシュたく設定にしなかったので鮮明じゃないんですが、肌色がとんでないので雰囲気悪くないかな。とりあえず真ん中の私ははぶいてるので2ショット風味(笑)?
明るいところで見ると、miaちゃんはもっとプラチナブロンド、とにかく本当にかわいい(写真の10倍はかわいいと思う)!しかしこれ全く同じ縮小かけてるんですが、別に彼女、たいしたヒールの靴をはいてるわけでもないのに「どーみてもトビーと身長同じぐらいに見えるんですが」。結婚式の記事の写真を思い出すと「あれ?」みたいな、そもそも結婚式こそヒールある靴はくでしょうし。私との肩の高さの違いとかを見るとやっぱりトビーは172、3というところな気がしますが、まあそんなことをつっこむのはやめておきましょう。ちゃんとトビーが今回は笑えてるのが嬉しいかも。
と、いろいろ無理をいったくせに、最後には握手までしてもらって、「もう明日世界が終わってもいいや」と思うぐらいだったんですが(おいおい!)、「ありがとう」と伝えたら最後に去り際にトビー、さらっと。
「See you on Sunday!」
・・・おー、気の利いたことを!
この後、同行者3人の間では、ことあるごとにこのトビーの台詞がネタとして会話に登場するのでした(ごめん、トビー)。
ということで、もらったサインはこちら。前回もらった時はサインの脇に6という数字も入っていたんですが、今回はさすがに自分のマーキングユニだったからかサインのみ、比較的大きめ。まあしかし、やっぱり実際にこうやって会えた場合はサインとか写真は本当に二次的なもので(最悪、なくてもかまわないと思う)、目の前に立って顔を見てお話するということ以上のものはないと思いました。
この日はもうこれでお腹一杯、あとはいいということでミッションは終わり。結局、今回の旅行ではこの日のことがずっと尾をひいて、後日練習場等でいくらでも機会があったのに、ニックの目の前に立つことが気持ち的に出来ませんでした(かなりの至近距離では見てますが。そんな話は練習場の話で)。私の本命はやっぱりトビーであり、彼がサッカーをやめるその日まで(いや、選手じゃなくなってもサッカーに関わるならそれ以降も?)それはずっと変わらないんだろうなとしみじみ思いました。
それにしても、こうやって改めてやりとりを文章で起こしてみて「これはどうだよ!?」とさすがに自分でもかなり恥ずかしいなと思ったので「ミーハーすぎだ!」と思った方、ほんとすみません。
|