■第27回 ドイツワールドカップ・ホテルで代表お見送り■
スウェ代表に限らず、ベルリンではFIFAの決めた代表滞在ホテルというのがいくつかありました。それを私はベルリン在住の方のページ内のワールドカップ情報で知ったのですが、候補のホテルが3つぐらいあったので、実際にどれをスウェ代表が使っているのかは、出発するまでわからずじまいでした。とりあえず候補とされてる3つのホテルはどれも有名なホテルなので、地図で場所だけを確認してとりあえず出発しました。

そんな3つのホテルですが、自分の宿泊するホテルから徒歩圏内に一つだけあったので、「とりあえず行ってみたらバスがあったりするかもしれないし」ということで、試合当日に行って見ました。すると、以下のような感じでFIFAのBERLINの旗とスウェ国旗が思いっきりホテルの上に!・・・ばればれじゃん(笑)。滞在ホテルに国旗掲揚って他の代表でもそうなんだろうか?ということで、そんなホテルの写真と、自分のホテルとの位置関係は以下になります。ワンブロック、300〜400mぐらいというところ。


こういう歩いていける位置にホテルがあったので、試合翌日の16日、「移動するところが見れるかも?」と様子を見に行くことが出来ました。おそらく地下鉄等に乗って行かないといけない距離だったら、見れる確証がなかったので行かなかったと思います。こういう大きい大会の時のガードが固いのはEUROで体験済みだったので。そしてホテル前まで行ってみたら、ちゃんとスウェバスが鎮座していて、サポさんもパラパラ。「これはもしかして側行っても怒られない?」ということで、そそくさと側に移動してみました。そんなスウェバスの写真をパチリとしたのがこれです。→

しかしこのケンピンスキー、えらい横長のホテルなので入り口が二箇所あります。「普通、バスに近い方から来るんじゃないかなあ?」とアタリをつけて移動してぼんやりと待つこと15分ぐらい、ふいにポリスの方がガガガとバス横にあった柵をこちらに寄せはじめました。「おお、こっちであってるじゃん?」と思いながら、柵がつくられるままに後退、ちゃっかり柵最前列に陣取れてラッキー!みたいな。そこから更に待つこと15分ぐらい、なんだか前方にも背後にも人が増えてきたぞ・・・というところで、ふいにホテル入り口のところに立っていたスタッフさんらしき方が拍手を始めました。

ということで、それからは以下の順で選手が出てきました。みんな続けて出てくるかと思いきや、実は超バラバラ!一人出てきたら次は3分後とかざらでした。中で1回集合してから出てきてるわけじゃなくて、「バスに12時半までに」という感じだったんかな?という気がします。この動画、実際は640x480で撮ってるんですが、そのままのせるとえらいことサイズが大きい状態になってしまうので、320でコマ数落として載せてみました。お好みの形式の方をダウンするなりなんなりして見てみてください(wmvがないのは私がMACだから作れないのです、すみません)。最初のニックとかのだけ、ちょっとズームが遠いんですよね、一番最初だったので距離感がわからなくて。「なんでよりにもよってニックが最初なんだい!ベテランさんは後ろの方じゃないのー」と思った一瞬でもありました。

ニック・ダニエル・シャーバン
ステンマン・ヘンケ
アルブボーゲ
エルマンデル
メルベリ
ニルソン
ハンソン
ルチッチ
ローゼンベリ・イサク
アルベック
エドマン
カッレ
ヨンソン
フレディ
キム
アンデシュ・トビー
ズラタン
 

人によって歩くスピード、荷物の持ち方から服装、足元、サポさんへのアピールなど見事なまでにバラバラなんですよね。濃い青の代表鞄を持ってる人が多いんですが、メルベリやニッセは個人持ちの鞄みたいですし。アンデシュとトビーはなんだか荷物が多くて「なんで?」という感じ。ただアンデシュが肩からかけているビジネス鞄みたいなのにはパソコンが入ってるんじゃないのかなーと予想(彼とアルベックがパソコン覗きこんでる写真とかが前はよくアップされてましたしね)。このサイズではわかりずらいかもしれませんが、個人的にヒットだったのは、ローゼンベリ君の足元がビーチサンダルだったこと。他の人はせいぜいサンダルなのに(サンダルでさえ「そのまんま飛行機のるの?」と思ったりもしますが(笑))!そしてキャップかぶってザック姿、足元はスニーカーなエドマンがなんとなく爽やかさんだなあと思いました。あとアルブボーゲのゴルフのすぶり?みたいな仕草はなんなんだろうとか、アルベックは愛想いいなとかいろいろ楽しかったです(アルベックが出てくるところがないのは、デジカメの操作を間違ってた時に出てきてしまったのでした)。

途中ぐらいから選手への呼びかけの声が入りまくりだと思いますが、私のすぐ横にいたユニ着たおじさんっぽい人が叫んでたのでした。始めは普通のサポさんかなと思ったんですが、実はその人は柵の外にいて、その横にはSVTのカメラマンとレポーターの方がいたので、SVTの関係者(スタッフさんとか)なのかもしれません。この人が叫ぶから、選手もこっちを見てくれる、そういう意味では超特等席でした。ただ、その声に反応しつつも顔はこっちに向けない人も多々いるんですよね、照れ隠しなんだろうか?そんな中、手を振りつつも笑ってくれたフレディはさすがだなと思いました。そんなこんなでズラタンが乗り込んだ直後にバスはエンジンかけて去っていきました。そんな写真をパチリと撮ってみたんですが、後でまじまじみてみると、はしっこの方にそのSVTのレポーターさんがレポをしている様子がうつっていました。ということで、そんなお見送り写真と左はしでレポしてる部分のアップはこんな感じ。

UP


そしてさらに、後でSVTのサイトでこの日の動画を見てみたら、このレポの様子がばっちり乗っていました。そんな動画のスクリーンショットはこちらです→。そのSVTの動画では、出てくるところの場面を流したのはフレディのみでした。このレポーターさん、代表関係ではいろんなところからレポしていますが、2002年時には日本にも来ていましたね。スカパーの映像では試合後インタ(もちろんスウェ語)でよく見たような気がします。

今回の撮影ですが、 動画にするか写真にするか、出てくるぎりぎりまで迷ったんですが、写真だと丁度こっちを見てくれた瞬間にシャッターを切る自信が全くなかったので、雰囲気も伝わるだろうから動画にしてみました。 ただ家に帰ってきて動画を見て、「あれ・・・?」と思ったことが一つ。全員分の動画を撮ったと思ってたんですが、チッペンの動画だけがないのです。撮り忘れ?と最初は思ったのですが、どうにも彼を見た記憶がない。そしてラーシュ監督もいなかったと思うんですよね。なので事情はわからないけれど、ラーシュ監督さん達と一緒で別行動で空港に行ったのかなあと思いました。

そしてこのお見送りは一部メディアでは写真でもあがってたのですが、思いっきりカメラ構えてる自分が映りこんでしまっているのがあって「あちゃー!」と思いました。絶対身元がわかんないレベルの写真だとは思いますが、東洋人はほかにいない感じだったので、「う・・・浮いてる・・・」とは思いましたが。テレビカメラとは同じサイドにいたので、動画にうつりこまなかっただけよしとしときます。対面にいたら危なかった(笑)!