ということで、今回は本屋さんにあふれているワールドカップ特集本の中から、私が買った本を以下に記載してみます。こういうのって今買わないとなくなっちゃうので、「これ!」と思ったらついつい買ってしまうのですよね。しかしこれでも私は本屋で立ち読みして厳選?はしています、本当に全部揃えてる方は私の3倍ぐらいのお金が余裕でかかってるのではないでしょうか。
公式ガイドブック(242p 講談社 1429円)
ワールドカップ開催前に出たFIFA公式のガイドブックです。参加32ヶ国代表のプロフィールが載っている、いわゆる選手名鑑的な本です。しかし多くの方にはどうでもいいかもしれませんがF組、スウェーデンの前にいきなり広告入ってしまって、他の国といきなり分断されてしまってるのはなんでだーと思ってしまいました。きっとここがこの本の丁度真ん中だから折り込みをいれざるをえなかったと推測(ノンブルふっていって「あー!」と編集さんも思ったと推測)。その他に注目選手や有力国の予想なども載っているのですが、終わってから読むと「本当に番狂わせ多かったのね」ということを改めて実感します。スタジアムのある都市の紹介とか小泉さんのコラム、FIFAの方々のコメントなどなど、本当に「公式ガイドブック」なんだなあと思った次第。
サッカーマガジン別冊盛夏号ワールドカップ2002 決算速報号
(196p ベースボールマガジン社 680円)
この本、決勝の3日後ぐらいに早々でた決算号だったと思います、ページ数の割にお値段設定がかなり安くてびっくりな本。他の決算号が結構「写
真!写真!写真!」というグラビアっぽい本だったのに比べて、記事部分が多いのが個人的には嬉しかったです。GLの試合は一試合1ページ、ベスト16以上の試合は2ページ以上を使って全64試合を全部カラーで紹介してるのが良。日本代表に関しては、また別
で本を出すからだと思いますが、さらりと他の国と同じぐらいのバランスなのもよかったような。いっぱい特集号出てるので、どれか一冊だけ買おうと思ってる方はこの本がいいと個人的には思います。
Number PLUS World Cup(168p 文藝春秋 840円)
ワールドカップに限ったことではなく、もともとNunberという雑誌は比較的記事を読ませる本だと思います。なのでこの本も試合も64試合を全部なめるのではなく、試合として記事を載せているのはベスト4の試合のみ、ワールドカップのデータベースとしての部分は割り切って捨ててると思います。記事も結構載ってる国が有力国に割と偏っているので好き嫌いもあるかもしれません、読み応えはあると思いますが。そんなこの本ですが、最後4ページにデータからひろったランキングが載っています、この部分で初めて私はスウェーデンが一番ラインをひいて守っていたことを知ったりしました。もっとこういう部分を多くのせたら面
白いのにな?と思った私はデータ好き?
ワールドカップ コンプリートブック(162p ぴあ株式会社 714円)
完全にデータベースの本、写真はそんなにありません。試合、チーム、個人のシュート率やその精度、ファウル数、オフサイド数、ボール支配率などなどとにかく数字!数字!数字!という本。見てて「なんかこの試合荒っぽくないか?」とか思っていた試合はやっぱりファール数が多かったり、「なんだかオフサイド多いな」と思っていた試合はやっぱり多かったり。試合を数多く見てる人ならかなり楽しめる本かもしれません、データベース好きな方にもおすすめ。しかしこの本「金子達仁責任編集」ということになっていて、この方が本の中でも対談を載せてるんですが、どうも文章が斜に構えてる雰囲気で「その部分だけいらん!」という感じだったりしたのは私だけなのだろうか(苦笑)。
朝日新聞で見るワールドカップ全紙面(290p 朝日新聞社 2400円)
妹いわく「広告まで載せてる新聞紙面そのまんまのくせに2400円もするなんて!」というお値段の本(苦笑)。しかしこの「全紙面
」本、過去にも長野オリンピック号を持っているのですが、その日その日のことを思い起こすには一番いい本ではあります。カラーのページはカラーのまま載っているので、写
真を見るという意味でもいいですね。期間中「FIFAワールドカップトゥディ」という番組がほぼ毎日あったのでそれの宣伝がのっていたのですが(朝日新聞だけではなく、どの新聞でもあったと思います)、その部分もそのまま載っているのがいい記念になります(絵とコメントが好きでわざわざ切り取っていたりしてました、実は)。とにかく新聞の縮小版なので文字がめっちゃ細かいのですが読みでは一番あります、私もまだ全部は読み切れておりません。
ストライカー8月号(134p 学研 630円)
ワールドカップ特集号ではなくて、普通の月間誌の中にワールドカップ記事があるという感じ。この本、もともとサッカーをする人向けの技術書みたいなところがあるので、今回のメイン記事は「世界のワザ 完全マスター」。冒頭の特集が「2002ワールドカップフリーキックコレクション」、ぺらりとめくるといきなりアルゼンチン戦のFKの写
真が見開き2pでびっくりしました。FK得意な岩本輝ちゃんがいくつかの直接FKについてコメントしています。そこだけでレジに直行した私ですが、家に帰って眺めてたら「マルセイユルーレットも載ってる!」とびっくり、やっと細かい動きがわかりました(これでgifアニメつくれます←おい)。この個人系のワザ特集の部分で、他にもオコチャダンスとかレコバのドリブル、ロナウドの高速シザーズなんかも図解されてて、私にはとってはめっちゃ面
白い本でした。ロビー・キーン特集が6pもあるのでアイルランド好きな方にもいい本かと。
この他に妹が買った「ワースドサッカーダイジェスト」系の特集号と、実際に競技場に行かれた方に買ってきてもらったパンフレット(選手名鑑的なので公式ガイドブックに内容は似ています、2000円で会場で買えるもの)、そして週間で出てたものを2〜3冊試合によって買ってみてもいます。前にも書いたのですが、スポーツしてる人は止めの写
真より動いてる映像のが100倍ぐらいかっこいいと思うので、あまりグラビア主体の本は私は好きではなかったりします。グラビアのせるなら、その分記事を載せて欲しいなあと思う次第。ということで、映像好きな私はかなりテレビの特集も録画しているので、どこかで今度はそんな特集のコメントでも書きたいかもしれません。とりあえず決勝戦中継の最後にポルノグラフィティの曲にのせて見せてくれたプレイ集とその日のテレビ東京のワールドカップトゥディでのプレイ集とGetsportsの特集は永久保存ものだと思います(このGetsportsの特集に祈るラウルと見返りカシーリャス(苦笑)が入ってるのでした。カシーリャスもこれから追っかけたい選手ですね)。
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