開運あらカルトの部屋 

<2000/10/29>

今回は、開運法の具体的テクニックよりも運命学自体について考えるところを書き散らかします。
乱筆乱文ご容赦を(^^;
通信審命などといって、何人かの命式を見せていただいておりますが、自分の学んだところをい
ったいどのくらいお伝えできているのか、不安に思うことがあります。
例えば、財運についてお答えする場合、運命学でいうところの財運とは、あくまで自分の力で稼
ぎ出すものを言います。
したがって、審命の結果、財運があると出ても、主婦であったり、サラリーマンであれば、本人
の実感とは異なるものとなります。サラリーマンであれば、普通はいくら頑張っても決まった給
料以上に金が入ることはないですよね。
ご本人としては、宝くじであろうが、株でもうけようが、使える金が入ればそれでいいという感
覚でお尋ねなのでしょうが、これは本人の能力や努力とは無関係の代物であり、運命学の財運と
は無関係のものです。したがって、運命学では占えないものです。
この違いをちゃんとご説明してご理解していただかねばならないと思っておりますが、中にはそ
んなややこしい理屈は関係無く、ともかく使える金がいつ入るのかを知りたいとおっしゃる方も
いらっしゃいます。
まあ、これがどちらかといえば、占ってもらう立場から言えば、普通の感覚なのでしょう。
しかし、あたるも八卦程度に考えているのならともかく、開運法として実戦するならば、この違
いを理解しておかなければ全然効果の上がらないものとなってしまいますし、かえって逆効果と
なる場合もあります。
単なる占いとしてではなく、開運法としての五術を研究する上で、その術の生まれた背景や思想
まで理解していかなければ本当の開運にはつながっていかないと思っています。