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あなたの遺伝子、いくら?(2000年3月号 ダ・ヴィンチ より)

この話題に関して私が最初に思った事は,遺伝子とは何ぞや?ということです
遺伝子というのは細胞の核の中にある物質で生物の形質を規定するもので,らせん状に形成していると私は理解していました
その遺伝子が売り買いされる,遺伝子が原因で保険加入が海外では拒否されるところまできたということがあります
2000年2月9日,アメリカ合衆国のクリントン大統領が連邦職員採用時に遺伝子により差別することを禁止する大統領令に署名したというニュースが流れました
遺伝子というのは私の仕事柄興味が有ることではあるのですが,遺伝子ですべてが決まるという考え方には私は賛成できません!
現実に一卵性双生児であっても環境が違うと,性格から病気になる確率まで違うという研究結果もあります
私は社会的なものが半分,遺伝子情報によるところが半分と思っているのですが<病気
気になるのは遺伝子を買って,気に入らなくなったらどうなってしまうのだろうか?ということです
人間を捨てること(=犯罪)はできませんから,簡単に行かないような気はするのですがいかがなのでしょうか?
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