BIG BIZ 〜宮原木材危機一髪!〜(再演)(その1)/AGAPE store

観劇日 2002.9.28 19:00 12列9番 新宿・全労災スペースゼロ

最初の予定では千秋楽しかいけない予定だったのですが…
当日券で駆け込み…(^^)




あらすじ

結城(粟根まことさん)は税金対策のために作られたペーパーカンパニー宮原木材の電話番
ある日結城の幼馴染であり,これまでの結城の人生を狂わせてきた健三(松尾貴史さん)が結城の前に現れる
結城は何とか健三を退散させようと考え,共通の幼馴染の橋本にやくざを名乗って事務所に電話をかけさせようとする
ところが実際にその電話が来る前に,本当の注文が宮原木材に入りそれを声色を使って健三が受け,受注してしまう
神崎(後藤ひろひとさん)はフランク・シナトラが好きな画家で宮原木材をアトリエとして使用していた
彼は語学が堪能であったが,シナトラを聴いていると何をしているのかわからなくなる欠点を持っていた
同じ日に木太郎(八十田勇一さん)という看守をしていたという奇妙なリストラ男が現れ,神崎はシナトラを聞いていたため,宮原木材の社長と名乗り,従業員として雇ってしまう
木太郎を結城,健三は注文主と誤解し,困惑する
そして皿袋(松永玲子さん)が現れ,全体像を把握していたため4人にある提案をするのだが…




あらすじも実のところ言えばすべて書けた訳ではなくてこれでも不十分かな・・・(苦笑)
いつもよりはこれでも長いとは思いますが
前から松尾さんのこのユニットは観たいと思っていてなかなかその機会を得ていなかったのですが
これまで観ていなかったことがとても後悔させる内容
それほど面白いです!
この作品で舞台上で観たことが無い役者さんとして松尾さん,後藤さん(大王)だけなほど
お二人とも名前だけはよく知っていてこれまで観ていなかったのがホントに不思議なくらい
他の出演者の方はよく知っている方で,特に粟根さんは現在の私の演劇中毒といっていい状況を作り出した切っ掛けの役者さん!
あまりに腹抱えて面白くて次のストーリを無視してまで笑っていました
こんなに気軽に笑える上にストーリの中身で笑いを勝負しているのがすごい
通常人の長所欠点をネタにしていることが多いのにそのような要素は全く無く,純粋に話の進め方だけでこんなに笑えるとは…
千秋楽もたぶん行けるはずなので楽しみです♪(2002.9.30記)

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