雨と夢のあとに/演劇集団キャラメルボックス
観劇日 2006年7月20日 19時00分開演 9列27番 東京・池袋サンシャイン劇場
いわゆる芸能人が本格的に主演で出演された初の作品
  そしてドラマ化したものを舞台化した初の作品(映画は除く)
  ネタばれが多いので観劇後にお読みください!
  
あらすじ
  雨(福田真由子さん)は台湾へコウトウキシタアゲハを探しに行った父・朝晴(岡田達也さん)の帰りを待っていたが,朝晴は帰国予定日を過ぎても帰ってこない
  朝晴は気が付いたらアパートへ戻ってきた・・・
ちょっとドラマが被り過ぎていて,観ている途中で涙が止まらなくなって困った(^^)
    予想通り
    ドラマ寄りの設定で原作どおりだったら多分怒り心頭であったかも知れない
    さて,オープニングのダンスシーンはキャラメルボックスの場合これからの舞台の流れを暗示するのですが,今回は物を使った感じであまりない感じ(もしかしたら全キャラクターであれば初めてかも・・・)
    そして,はやりこの物語で一番重要なのは見えるシーン!
    いつ見える&いつ気づくはどこまで忠実に再現するかと思いましたが,若干ドラマとは違う感じ
    というか,舞台用にポイントをずらした感じ
    あとドラマで解決していない謎を舞台で解決していたりしてますが,なかなか気づきにくい
  どのエピソードを持ってくるか興味があったのですが,やはりそばに寄り添うことを持ってきたのは自明のこと
  演出的には今までのキャラメルと違って場面転換が多く,ちょっと変わっているという感じ(中小道具も多いし)
    音楽はオープニングにちょっと不満
    もっとチューニングしてもらうか,レコーディングをしてもらいたいと思うほど・・・(あんなに足りないと思ってしまった)
    役者は特に不満がないというか,感情が完全に入っているというところまで行っていないというか,多分入ってしまったらおそらく芝居が成り立たないレベルまで行ってしまっていると思う
    ちょっといつごろ観に行ったらちょうどいい具合になるところになるのか想像できない
    あと展開がちょっと速いので,時間の流れが久しぶりに長く感じました(2006年7月23日 記)