私が好きなキャラクターの一人の北条雷太が帰ってくることはよかったのですが,レインディア・エクスプレスの改訂版ということでちょっとがっかり…
あらすじ
北条雷太(西川浩幸さん),陣八(左東広之さん),騎一郎(筒井俊作さん)は箱館五稜郭から小舟で洋上へ向かっていた
なぜならば榎本武揚が戦わず降伏するからだった
雷太たち3人はそれが嫌であくまでも戦うつもりであった
ところが洋上に出た後竜巻に巻き込まれ岩手県宮古にたどり着く
ヒカリ(小川江利子さん)からしずえ(岡内美喜子さん)宛に手紙が届く
手紙の内容からヒカリのおばあちゃんナオ(坂口理恵さん)に訊いたほうがいいだろうということでクリスマスイブにナオの家を訪れる
手紙の中でヒカリは過去に逢ったことがある人物であると思うのであるが思い出せなかった
手紙の内容よりナオはある人物を思い出していた…
正直に言うと,原作になっていたレインディア・エクスプレスに関してはあまり記憶に残っていません。
北条雷太という人物が一本気でまっすぐな人。それをおばあちゃんになっても待つナオ。この形だけは覚えていました。
それで観劇に行ったわけですが,基本的な部分は崩さないで物語が流れていました。
久しぶりに体調がよい状況で観劇できたのがよかったのか,長く感じず,かつ,知らない間に涙が流れ,終演後,ただ,ただ佇むだけでいい。観たことに浸っていたいと切に願いました。
そのように書いていながら演出面で…と書くのは何なのですが,1人に場面を任せすぎて余計な台詞や,ギャグがあったこと。この点が気になりました。
そして今回いいなあと思ったのが,やっぱり西川さんであることは間違いないのであるが,まだ新人といっていい陣八役の左東さんと騎一郎役の筒井さんがまたいい味を出しています
特に筒井さんは今までのボケキャラばかりやっていたので,シリアスがとてもしょうにあっていたのがよかったです
また行きたい!!! (2003.11.24記)