Courage Of The Wind(再演)(第2回目)/演劇集団キャラメルボックス
観劇日 2000.8.11 19:30 1階10列25番 池袋サンシャイン劇場
今回はあらすじを書かない,と考えていたのですが,印象が相当変わってしまったので書きます
あらすじ
あやめ(岡田さつきさん)がDJとしてラジオで過去の恋愛について語る・・・
鉄平(西川浩幸さん)があやめに逢いたいと様々動くが何故か逢えない
そしてほしみ(小川江利子さん)が病院へ行くシーンが始まる
他の家族はみんな幽霊になってほしみが入院している病院へ現れる
そう交通事故にあってしまったのだ
そこへ鉄平が入院先に現れる
鉄平は警察に追われていた・・・
あらすじでは実は観劇の中と順番と違っているところがあります
これが私の中でのカレッジの感想と大いに関係しているところになるのですが
タイトルで皆さん気づいたかわかりませんが,College(大学)では無くCourage(勇気)という意味です
そう「風の勇気」
この場合は風になるのが,幽霊になった人々
特に鉄平と,あやめが交差するシーンに感じるのですが,鉄平はあやめの気持ちが本当のところはどこにあるのかが最後になるまでわからない
そして風としか感じることができないあやめや松倉(大森美紀子さん),萩本(青山千洋さん)などは最初ほしみの言うことがホントであるのかわからない
あまりに私は切なくて泣いてしまう
よい点はそこにあります
もうひとつ私は初演との違いについてみなさんはどこまで考えているのかわかりませんが,全く違うもの,特に私は最後の科白ひとつに集約されていると思うのです
初演もいいのだけれど
でも私は・・・私は・・・,繰り返しましたが,私は初演より再演のほうが好きです
風を感じていたことを色濃く出していたのが再演だと思っています
私には最後の科白が好きです
それほどよかった
感想をUPするのが遅くなりました(2000.9.3記)
