ナツヤスミ語辞典(再々演)(ドルフィン1回目)/演劇集団キャラメルボックス

観劇日   2003.8.14 19:00 1階席4列20番   東京・池袋サンシャイン劇場

観劇の感想が遅くなりました(^^;

この公演は私が再演を待ち焦がれた一番の作品で,それだけに昼に別な公演を観る予定はなかったのですが,それは致し方ないこととして,ただ公演が始まる前より前の方の席であることに多少不安を覚えていましたが



あらすじ

カブト(藤岡宏美さん),アゲハ(岡内美喜子さん),ヤンマ(大木初枝さん)は仲良し3人組。3人は夏休みをとても楽しみにして待ち焦がれていた。
ところがヤンマは泳げないためにプールの補修を受けることになっていたが,泳げないようにプールの栓を抜いてしまう。そのことを3人の小学校時代の臨時の担任をしたことがあったクサナギ(西川浩幸さん)にナツヤスミの宿題として手紙を原稿用紙3枚で報告する。
そしてクサナギが手紙を受け取った翌日,郵便屋さん(大内厚雄さん)からクサナギはアゲハからの手紙を受け取る。やんまの手紙の続きであったが,不思議なことが書かれていた…



この席(4列20番)は前過ぎて私的には全体が見えず×。この劇は中段より後ろの方が間違いなくよく見えていい!
キャストの違いがどのように出るのだろうかと思いながら観ていましたが,クサナギの比重が大きいのでもう片方のキャストを観てから…と素直に思いました。
多少気になったのがカブト役の藤岡さんの動き。オープニングで硬いなあと思ったのにその後はスムーズ。これは演出だと思ったのですが,ちょっと硬すぎるのでは・・・
西川さんは本当にあてがきされたことはあるなあと思うほどスムーズ。
特筆すべきなのはカニタニ役の青山千洋さんと青野先生の篠田剛さん
特に青山さんはあまりに存在感がありすぎてすごすぎ(^^)
演出は役者に動きを要求する形で結構大変だったと思います
最初予測していた範囲内で収まってしまうかなあと思っていたのですが一応超えたのでほっとする。
ただ最後のシーンへのつながりへの盛り上げ方のみ不満が残る。
(2003.11.24記)

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