ボクのサンキュウ(再演) / ランニングシアター・ダッシュ
観劇日 2005年10月8日 15時00分 A列9番 新宿サンモール・スタジオ
ついに解散が発表されたランニングシアターダッシュ
あらすじ
第三大学男子寮希望荘
ある日大地(平本光司さん)の部屋にベビーベットが置いてあり,それを寮生が見つけたからさあ大変・・・
私は岡部尚子さんの作品を1回だけ観たことがあって(『たまたま素敵』),それ以降も観たいと思っていたのですがなぜか他の予定とかち合って観れず・・・(^^;
で久しぶりに何か観たいと思っていた時期にたまたま嵌るという幸運・・・
年に1回はこれまでも観ていたのでそれも岡部さんということで・・・
感想は脚本は満点,役者&演出が70点かな
脚本はいいのですが,それを体現できない人が少々目立ってほろりとするシーンに物足りなさを感じてしまう
演出はもう少し要求すべきであると感じましたが,どうしても客演ということで突っ込み不足 もったいない・・・
テーマは深く考えさせられる内容
現実でも十分ありうる話しで,それを軽いタッチで描いているけれども,深刻さを別な意味に切り替えるタイミングがうまい
記憶は当てにならないことは自明のことだけど,ここまでうまく変えられるのは・・・この収束ならありかも・・・(2005年10月16日記)