恋する宇宙に人類は(再演)/エビス堂大交響楽団
観劇日 2003.6.14 19:00 自由席(一番右側中段) 東京・下北沢駅前劇場
今年になってから2つ目の初観劇の劇団(1つ目はシベリア少女鉄道)
でこの劇団のプロフィールというか何故観ることになったのかといいますと昨年1押しのスペクタクル・ガーデンの春公演に当劇団所属の入谷啓介さんが客演されていてこのとき川村黄粉さんとムロツヨシさんと共に多少気になっていた役者さんだったのですが,そしてスペクタクルガーデンを観ていた関係でこの劇団の制作の方からメールが・・・
たまたま時間があったこと(5月中旬以降にトラブルがあった関係でスケジュールが狂って),劇団☆世界一団の赤星マサノリさんが客演されることも手伝い観劇を決行!
最近の初ははずしていませんが・・・・
あらすじ
主人公光妙寺まひる(山本操さん)は宇宙船の中で眠っていた
その宇宙船を地球軍と,宇宙局の双方が狙っていた
宇宙局から宇宙船をダッシュするように依頼を受けたキャプテンモリシゲ(入谷さん)たち
ところがまひるを見たところモリシゲは死んだ彼女を思い出す・・・
この作品はSFものですね
劇団のプロフィール等を読むと結構昔からやられている劇団らしくて今回が初の東京公演だという
ちょっとこれまで何故来なかったのか・・・と思うには充分な内容
先輩劇団である世界一団や,ちょっと前の劇団ショーマ,演劇集団キャラメルボックスのおいしいところを持っていて久しぶりに気軽に観れたかな
スピード感もあるし,多少の設定の無理さ加減とか,あるけれども,演劇をこのようにやるんだ・・・という意気込みを感じてすごくよかった
まだ役者に関しては伸びる要素を感じるが,新人の役者はちょっと駄目と感じる点が多少・・・
まあもっとひどいところもあるからと片付けたいのですが演出が主役級に要求しているものとレベルが違うじゃないかなあ
その点は改善を要する
それを除いてもストーリ的にしっかりしているし,第一飽きさせないようにしている点は非常に評価できる
SFとはいっても,意味がないものではなく,はきちんとしているように思わせるのがこの作品のいいところかもしれない
また行きたいです
(2003.6.28記)
