猫と庄造と二人のおんな/月影十番勝負第九番
観劇日 2005年4月16日 13時00分 Eブロック10番 東京・青山円形劇場
ずいぶん前にも1回観に行こうと計画したのですが,予定が合わなかったため,高田聖子さん月影シリーズ初めての作品
    前もっての知識は文豪の谷崎潤一郎が原作で,脚本が内田春菊さん程度
    
    
    あらすじ
    
    品子(高田さん)は福子(中谷さとみさん)宛に携帯でメールを打っている
    庄造(利重剛さん)を取り戻したい一心で書いている
    その内容に,福子は過剰な反応をして・・・
    
    
    
    特チケで観劇だったので多少心配でした
    というのは原作が文豪谷崎潤一郎ですが,私自身ほとんど読んだことがない
    ましては内田春菊さんに至ってはテレビで拝見する程度・・・の感じで,この2人の作品をほとんど読んだことがない
    そういう中で高田さん以外で唯一知っているのが今回演出の木野花さん
    この方が出ている舞台&演出を何回か観ているのでその点安心かなと思って観劇
    結論から言うと,特チケでは勿体ないほどの作品
  言葉の古さを感じるところも散見されたのですが,うまく現代に合わせた感じ
  携帯の使い方はうまく力みが見えてよかった(笑)
  この作品のポイントは猫の使い方
  猫(リリー)を人間(土屋久美子さん)が演じていて,ストーリテラー的
  そのうえ,
  スタイルがとてもいい方で,庄造を誘惑するという視点では十分で,おんなという感じのため何人?というところ
  またリリーは近くに居るとその主人をぐうたらにするらしい(笑)
  その証拠に庄造だけでなく,その後は品子まで一時的にぐうたら
  猫かわいがりというのはこのことを言うのだろう(笑)
  もう少し体調がいいときに観に行きたかったです・・・(途中睡魔に(TT))(2005年4月18日 記)