3P(ピース)/東京ハートブレイカーズ

観劇日 2003.3.1 14:00 J列8番 中野・ザポケット

この観劇は単なる細見大輔さんと首藤健祐さんの組み合わせでなかったらたぶん見ていない
そう断言していいです
3話構成のオムニバス




十五分間に三回笑わせると五千万

あらすじ

古殿(首藤さん)はボンボン社長で全く苦労を知らない
従業員の吉池(平野くんじさん)はある失敗をし,古殿に頭を下げて謝っている
古殿はそんな謝り方をするのであれば自分は死んだほうがましだと言い放つ
吉池は怒って帰ってしまうのであるが,その後に堀(細見さん)と名乗る人物が現れ,ある条件を満たしたら五千万円を進呈するといわれたのであるが・・・




最初と言うよりもこれからもそうなのですが話の冒頭に役者が現れ,笑いを取ることが要件になっているようですが
この回の首藤さんは見事に失敗していてホントに大阪人か・・・と突っ込みを入れたくなる
それはともかくとしてこの作品は古殿が本当に嫌なやつとして描かれていて退きました・・・
それほど嫌なやつ
この時点で帰りたくなるほど・・・
最終的には・・・になりますがそれにしても後藤ひろひとさんの本でこんなものもあるんだと感心する次第
まあ,細見さんがいなければほんとに寒い

二十億光年のキス

あらすじなのですがこの作品が異常にさわやかだったなあ・・・という印象があるのに全くストーリが残らない
もしかして集中が切れて寝てしまったのではないかと思っている次第
ただ子供への愛を切々と語っているとだけ書いておきましょう

この回は平野さんが前説をしていまして,徐々にかっこいい服装から細見さんに脱がされていくのですが,その状況がセクシー(^^)
女性にはたまらない・・・

裸で散歩

あらすじ

ブービー(平野さん)と,アンカー(細見さん),サダオ(首藤さん)は学生時代陸上部で共に走った仲間
サダオが結婚することになり,そのため引越しをブービーとアンカーに頼んで作業を始めたところ,アンカーがある写真を見つけるのであるが・・・




この回は細見さんだったのですが,結構笑えるネタ・・・
一番の前説だったかも・・・
この物語はカミングアウトがネタになっているのですが,どことなくみんなそれ系のキャラでちょっと怖い
それよりもこの作品で驚いたのは3人とも裸になったことかなあ
タイトルがそうであったことは事実ですが,何故裸になったのか?という点まで突き詰めていくと,物語の良さがわかるかもしれない
その点少し突っ込みが足りない?のかな
全体の印象ですが省略が多くて何故?何故?という解決できない部分が勿体ない
元々は脚本上であったものが無いような印象を与えていたので・・・
役者さんのアドリブに頼っているという印象もありますが・・・これはわからないからなあ(2003.3.2記)

お勧め度・・・もっとよくなる要素があるので☆☆半