観劇日 1999.12.18 14:00(GREEN)
とりあえず感想から言うとシンクロしすぎて初演と,再演の区別が・・・と思ってしまいました(^^)
あらすじ
航空会社をクビになった伊丹(岡田達也)がはずれ馬券を投げる
そこに竜野(大内厚雄)が現れ,5000万円の仕事を誘う・・・
この劇は1993年冬公演において演じられたものの再演になります
主題は記憶をどう扱えばいいのか?ということです
ただでさえ消されている上に記憶というのはあいまいです
記憶は時に誤ったことに導くことがあり,どこまで信用していいのかがあります
ひとつ苦言を呈すると,あまりにミスが多い・・・
脚本どおりでない点が多く,またがんばれといってしまいたくなる方が一人・・・
少し脚本に役者さんが追いついていないという感じです(1999.12.22記)
観劇日 1999.12.19 14:00(RED)
この回はクローズドサーキットでもあります
初めてハーフプライスで観劇(^^)
という中で今回も苦言を・・・
気合が入りすぎてミスが・・・
それはそれでいいのかという感じはするのですが
本筋と関係するところでミスがあると悲しい(TT)
がんばれと書いた方は今回は一応合格点であったのですが,もう少しがんばって!
GREENとの比較になるのですがギャグが少しおとなしめ
はじけてほしいキャラが静かかな?
(1999.12.26記)
来場日 1999.11.27 16:10
日記にも書きましたが先週の土曜日に予定していたのが,ずれ込んだためこの日になりました(^^)
もう少し早く見にいく予定でしたが,地元の音響がしっかりしているか怪しいと私は思っていった映画館で見ました(そのようなことはありませんでした(^^))
あらすじについては読んだ本の感想の11/11にも書きましたからそちらを参照していただくとして,本を読んでから行ったということの弊害をひとつ(^^;
映画は原作に比較して時間が足りない(^^;
そのため原作を追いすぎて映画にキチンと解け込めなかった・・・
映画としては出来はよいとは思ったのですが,唯一感じたのが説明が足りない・・・
時間が足りないというのはわかるのですが,重蔵の秀吉を狙う動機がすこし省略されているため,なぜ秀吉を・・・という点がはっきりせず,わかりにくいという印象を残してしまったなあと思いました
一つ一つのシーンは好きなので・・・(1999.11.27記)
カクスコ’99 表へ出ろ!?−’99・秋 看板屋L.A.C. ちょっとトラブる
観劇日 1999.11.21 14:30
本当はこの日ではなく12/4予定していたものですが,職場旅行のため予定変更(^^;
当日券で通路になることは覚悟していたのですが・・・
シアタートップスの一番後ろの通路席は座らない方がよさそうです
あらすじ
看板屋の社長である鬼塚がギターを弾いているシーンから始まる
弾いているところでマスター佐伯がコーヒーを持ってくるが・・・
あまりに馬鹿馬鹿しいことの繰り返しがこの劇の中心です
些細なことで喧嘩をし,また仲が良くなったと思ったら元の通り喧嘩する!?
そしてすばらしいコーラスを聴かせてくれる
という感じでよかったです
特に繰り返しの妙を見せてくれる点がすこしづつずれているのが面白かった(1999.11.23記)
観劇日 1999.11.20 17:00
私が今年観た公演で1,2位を争うほどの良いでき(^^)
この公演は1992年に日本ではじめて公演された翻訳劇で,今回で4回目!
斎藤晴彦さんは最初から出ていらっしゃいますが,今回お相手が上川隆也さんで,私が観ることになったのが上川さんが原因(^^)
英国では1986年より公演されています
あらすじ
キップス(斎藤晴彦)が自分が体験したことを文書にし,それを家族に伝えるためにある男(上川隆也)のところに尋ね,その方法を学ぼうとしましたが・・・
はっきりいうととても良い!
と大きな声でいえる程よかったですね(^^)
演出に関しては私は良かったのですが,あのやり方は反則であるという方はおりましたが,なんでもありという考え方からというと,あれはあれでいいのでは,と思っています
さすがに斎藤さんは芸達者でとてもいい(さすがベテランと感じます!)
上川さんはうわさではキャラメルボックスのときと,ずいぶん違うということを聞いていましたが,そのようなことはなくかえってテレビでは観られない感じでとても良かった
あの上川さんには違和感があった方が大方とは思います(キャラメルを観ている人には意外感はなかったですが)
恐怖を感じるものは私はホントは苦手なのですが,怖いもの観たさで観にいったり,本を読んだりしております
日本でこの原作は約されているのかな?
と思って検索したところありました(^^)
今度その本を読んで感想を書きます(1999.11.22記)
観劇日 1999.10.9 18:30
私ははじめて本格的ミュージカルというものを見ました
劇団四季の地方公演で「ひたちなか市民会館」で行われたものです
感想からいうと少し設備に関してきちんとした方がいいなあと思いました
まずPA(音響システム)が貧弱なために声が響かない(会場が1500名以上入る程広いため)
自前のPAを持ってきて欲しかったなあと思ってしまいました(開演前に思ってしまった・・・)
それでは本編に関しての感想です
きちっとした隅々まで行き届いたきちっとした演出で私には少しアドリブというより役者の個性が出ているのかな?と思ってしましました
キリストをモチーフにしてここまで演じることに関してはすごい(話しの筋がわからなくでも)と思うのですが,曲に関して平凡で役者の感情にのった感じではなく残念でした
音楽に関してはロックオペラという振れ込みが過大な期待を引き起こしてしまったともいえるのですが,やはりもう少しミュージカルなのですから,PAなどに気をつけていただきたかったです(1999.10.11記)
観劇日 1999.9.18 14:00の回
これは”ナイロン100℃”の公演になります
公演が始まる前にお金に関する音楽が流れ,公演を盛り上げるという非常に手に込んでおり,前説がない(注意事項のアナウンスのみ)はじめての公演でしたので,どきどきしながら観ておりました
あらすじ
ある船に乗っている姉妹が「あなたはお金がないと生きて行けない!」ということから喧嘩がはじめるのですが,というように「お金」がキーワードで劇が展開していくのですが・・・
観終わった感想はここまで計算されている劇はすごい!というのが正直な感想です
暗いテーマといってしまってもいい中にさりげなく話しの導入部が自然に笑いにつながるという相当なテクニックを感じる劇です
つまり多分アドリブがなく役者の力量が要求される劇で,それに答えている役者さんがすごいと思いました
最後の落ちにも驚きましたが・・・(1999.9.20記)
観劇日1999.9.12 18:00
東京公演楽になります(楽公演は私自身4回目になります)
今回ファンタジックシアターという事で「ケンジ先生」のようなものと思っていったのですが,相当違いました(^^)
あらすじ
フィンランドのサンタ村にいたおじいさん(田尻
茂一)が十年ぶりに帰ってくるということからはじめるどたばた劇という感じです(あらすじになっていないような感じがするのですが・・・)
ケンジ先生に関しては私としてはある点が不満であったため(これを書くことがあるかどうかわかりませんが)それが修正できているか?が今回の興味でした(とてもよくできていたのでよかったです(^^))
サントラも聴きましたが音楽に関してよくできていますし,ストーリについてもとても考えさせる点があり(TRUTHのアンサーに当たりそうな答えがあったようにも思えるし)涙ぼろぼろにもう少しで追い込まれそうになりました
今回は過熱しなくてよかったかな?という感想もありますし,少し冷静にみることができたかな?と思っています(1999.9.12記)
この公演は劇団シアターガッツのVol.15で東京公演2回目だそうです
最初に観る予定の日から一日ずれてしまいました(^^;;;
観劇日 1999.8.29 14:00
この日は埼京線が事故のため開演が遅れるというアクシデントがありましたが,それとはまったく関係なくとても楽しかったです(^^)
あらすじ
ある商店街(といっても滝野川商店街)に豆腐屋を開いている豆善の家族を中心に夕めしをキーワードに様々な人間模様を見せるというコメディかな?
この劇団を見るきっかけになったのはスターフィールドカフェに出演していた藤元英樹さんを見たいという気持ちもあったのですが,この人が所属している劇団はどんななんだろうという好奇心で観にいきました
ストリーと,ギャグがうまい具合にミックスしていて必然性を感じたうまい脚本だなあという感じです(ネビュラの加藤さんの知り合いだけのものがあると)
また今回主役だと思うのですがおやじ様(大岩篤史)と,セツ子(小島亜紀),そしてハチ(藤元英樹)はすごいという感じです
体張っていて,なおかつしっかりしていて楽しめました(^^)
次もいきたくなりました
とりあえずオープニングのダンスには度肝を抜かれた(驚き)
ついにこの公演はこんなに観てしまいました(^^)
おそろしや・・・私が観た公演の回数の新記録でございます(^^)
さてそのような話しを書こうとしていたわけでないので本題にはいります
まず3回目の公演!(観劇日1999.8.21 14:00)
感想からいうと2回目とは別物という印象です
やはり笑いは適度にという感じがとても致しました
今回は私が唯一不満に思っていたところが解消されていた(加藤さんが注意していただいた一人ごとがないため(不必要な笑いがない))のがよかった
観劇をしている人が先読みしていたため不必要な感じを与えたのですね(^^;
あと前2回のときに気づかなかったのですが,菅野さんや清水さんが重要な役回りをしていたのになぜ印象に残らなかったのか?ということです
一回目は気づかなかったのは致し方ないとは思うのですが,2回目に・・・(T_T)と感じてしまいました
もうひとつ今回気づいたことに鏡吾はなぜ友人を友人と思うことができなかったのか?ということです
時代の変化を感じる若い武士であったにもかかわらずです
この時代は変化が激しい時で常識が明日にひっくり返るということが現在ほどでないとしてもあったので(これは個人的な見解になります)
岡田(達)さんの鬼気迫る感じはとてもよかったのでこのような感じでおっかーさんは演じて欲しいなあ
次ぎに4回目の公演(観劇日1999.8.22 14:00)
これは千秋楽になります
公演が始まる前の状況は日記の方に書きたいです
小川さんの美緒ははじめてで,どのくらい中村(亮)さんと違うのかな?と思って観ていましたが,中身を変えてしまうかな?と思うほど違いました
中村(亮)さんの美緒は可憐という感じがしたのですが,小川さんはじゃじゃ馬という感じです(小川さんファンの方でなにか文句がくるかもしれない(^^;;;)
もうひとつ感じたのは小川さんは弦次郎を初音さんから奪ってもという印象があり,中村(亮)さんは見守りたいという感じを受けたのが大きな違いでした
また千秋楽のお楽しみというか隠れキャラが登場(真柴さんと中村(亮)さんの小坊主姿)し,爆笑を誘っていたのが印象的でした
これは1996年東北新幹線を1編成貸しきって,演劇をするという2回目の公演のビデオをみんなで観るというビデオトークショーになります
合計33時間程度かかっているものを2時間で見せるというものですので編集するに当たり相当大変であったことをうかわせるものでした(^^)
肝心な中身ですが,西川浩二郎(西川浩幸) ファンであるという設定(観客全員)で,この公演旅行に乗っ取り犯がきて逮捕される中で殺人事件が起こるという形になります
そして誰が犯人かをイベントなどで推理し,その解決篇を観るという形になっています
この中身については観客に詳しい説明がなく,何がなんだかわからない形にしていますので中の観客の不思議そうな表情が印象的でした
トークショーのゲストは大内厚雄さんと,西川浩幸さんです
あまりに裏側を暴露している点が多く,爆笑の連続でした
たとえば大内さんが真柴さんの口から血を出してしまったこと(それが原因かわかりませんが,真柴さんが担当された1号車は規律が取れていたそうです)とか,菅野さんがカーテンコールの後,名残惜しくてなかなか帰ってこなかったとか
その他エピソードは事欠きません(^^)
あまりに爆笑もので忘れてしまったようであります(^^;
演劇自体は見やすいようにという配慮が感じられるので相当よかったように感じます
これについては今度CSのキャラメルTVで中継されますので見てください
観劇日(1999.8.7 14:00)
この公演二回目の観劇になります
感想からいうとよかった面と残念であった面があります
よかった面ですが,細かいところがよく見えたという点です
観たのが2回目であるということと,最前列で無かった(少し笑)ことが少し寄与したと思いますが,なぜ弦次郎が誤って英次郎を斬ってしまったのに弁解をすぐせず,初音さんだけに伝えようとしたのか?,また鏡吾が父が切腹を申し渡され,身分が低いことに関してにどれだけコンプレックスがあったのか?などわかった点がよかったです
残念であった点は,神戸初日と比較してなのですが,笑いを取ったあと次のシリアスな場面にその笑いの残響が残っていることがあったのです
劇の中には無いのですが,会場内に余韻がのこってしまい,劇の中に気持ちが入れないことが多分にありました
これについてはアンケートの感想にも書いたのですが,単にテンポが遅いことが原因なのか?(これについては人によって違いが出るので難しいのですが),それとも笑いが多すぎて余韻が引きずるようになってしまったのか?
そのあたりは非常に難しいのですが,ただ言えるのが,笑いの余韻が劇を少し壊してしまっていたことです
音楽に関しては申し分がないので残念なのですが・・・(1999.8.8
記)
詳しいことは下記の話と同じ公演なので説明は省きますが,千秋楽に探知機ロボが出てくることと,一部キャストが違う点のみです
この2点が違うだけでこんなに違うものになってしまうとは思っていませんでした
探知機ロボが出てくるのですが,あまりにばかばかしいほど笑わせてくれることと,西川さんからきだ
つよしさんに変わっただけでこんなに変わってしまうのが驚きでした(1999.6.27記)
これは私がキャラメルボックスを観始めてから本公演で観ていないものの一つで,聖蹟桜ヶ丘という新宿から30分のところ(学生のときはすぐ近くに住んでいたのですが・・・)で行われた公演です。
宇宙船の頭脳として生まれ変わった女性の前に,自分の娘が宇宙船のパイロット実習生として現れてから話の切っ掛けがあるのですが・・・
この公演をビデオで観たのですが,TEAM
発砲・B・ZIN(はっぽうびじん)という若手(現在では若手かな?)を迎えてアナザーフェイスという形のよい点が出ています。
キャラメルでは泣くものが多い中で,すっきりした気持ちになれる公演でよかったです。
また実はこの公演ビデオには別バージョンがありましてまだ見ていないのでまた書きます。(1999.5.29記)
これは詳しく書くと聖蹟桜ヶ丘という別名”地図にない街”(現在はわかりませんが・・・)といわれた東京都多摩市にあるアウラ・ホールでおこなれた1999ビデオ&トークライブでみたものの感想になります。
この公演はビデオをたくさんの人で観るという形ですので笑いが重なったり不思議な感じもあるのですが,私が好きな役者である西川さん(詳しくはキャラメルボックスのHPまで)を初めてかっこいいと思った公演!?(観劇した経験あり)でこの人はギャグでなくてもいいんだと後で思ったものです。
この観劇では人の気持ちが近いからといってもわかる訳ではない,他人だからといってもわからない訳ではないということを再認識させてくれた劇でもあります。
近いからいいという訳ではない!!!!確かにそう思うことが多く(経験的に(^^;;;)また反省した点になりました。
またこの公演でも泣きました!
音楽がとても演劇の中に溶け込んでいて感動的です。
スパイラル・ライフ(今は解散していますが・・・)の音楽がホントにいいんので観てみて下さい。(1999.5.24記)
これは観劇というよりはビデオを見たのですが,元SETの岸谷悟朗さんと寺脇康文さん,純名里沙さんなどが出演されている,西部劇に出てきそうな街を舞台に,よくわからない事件を”地図にない街=コンピューター上の街”というキーワードに,コメディタッチで踊りをたくさん盛りこんだ劇です。
あまりにくだらないギャグが多くて閉口!?する点はいいのですが,登場人物が多くて,判別するのに苦労致しました。(1999.5.19記)
この公演は元惑星ピスタチオに所属していた田嶋ミラノさんがはじめられた「クチーナ・ミラノ」の第一回公演で2回行きました。
話はある野球チームの現在と過去を行き来するものです。
とても不思議な南の島の空気が感じられ,こころ温まる感じでした。(1999.5.12記)
この公演は東京・シアターアプルで1999.5.7〜5.9に5公演,神戸・新神戸オリエンタル劇場で1999.5.13〜5.15に5公演行われました。
話はタイムトラベルもので主人公がとてもとても好きな人に出会いまして,その出会いを邪魔されるのですが,なんとか出会おうとする物語です。
最初主人公の気持ちにあまりに入って泣いたもので,観劇終了後顔が少しひりひりしました。
銀河旋律の何年後かのお話です。主人公はおばあちゃん。母親がいない家庭に元気を与えるために貸し出されたアンドロイドのお話です。
機械に何ができる何もできないじゃないか!ということが間違いに気づくクリコの気持ちが痛く感じ,また泣いていました。
上記の2公演は演劇集団キャラメルボックスが2本だてで東京・大阪・福岡で2ヶ月間(1999.3.4〜4.27)で合わせて78公演という鉄人的に行われました。
私は今回何年かぶりで2回観まして涙が止まらないということを久しくしていませんでした。