愛してる。いや言わんでいい。/猫のホテル
観劇日 2002.2.3 14:00 指定席F列7番 下北沢スズナリ
初見
前から見たいと思っていた劇団で,依然同じ猫が最初に付く猫ニャー(現 演劇弁当猫ニャー)のどちらを選んでみようか思ってから2年も経ってしまいました(^^;
今回それも当日券。事前の情報で指定席が満席であるとわかっていたのに,開場時間に遅れ,立ち見になってしまうところ(予定)でしたが,なぜか指定席に座れました(^^)(ラッキー!)
あらすじ
少女漫画家栗崎ユミ(佐藤真弓さん)が和歌山に自分の記念館を建て,もう少しで完成する頃。
そのユミと昔原作者として組んでいた大村洋子(千葉雅子さん)が料亭で女給をしながら借金の返済をしていた。
ところがユミが自分の記念館を作っているということを洋子が聞きつけ記念館へ向かうのだが・・・
作・演出が女性なのに,出演者が2人除いて男性ばかりで主役が女性であるということから社会性や,おしゃれ度が高い物語なのでは・・・と勝手に思い込んで観劇しましたが,予想を充分はずす,面白い作品でした。それもギャグ満載で(^^)
話の骨子は,ユミと洋子がいかに反目し,かつ憎しみあっているのにどこか寂しげな雰囲気を醸し出している点にあると思います。
途中怪しげなスカートをはく人物やテレビでは絶対そのままでは流れない(注・モザイクが入る場合を除く)シーンがあってはらはらどきどきするお芝居でした(^^)
特に1ついいなあと思った点はタイトルが最後まで内容を一本に束ねていることです。私が観た芝居で何を言いたいの?と感じてしまうことが最近多くて・・・。
とてもいいお芝居なのでどうぞ観に行ってください。
当日券だと前売りよりも高いので事前に買われてもいいかも。
追記になりますが中村まことさんと池田鉄平さんのコントは秀逸です。(2002.2.3記)
