新感線関連では犬夜叉(再),轟天3,アテルイに続き4作目
私的にはうわさばかりが先行してしまってピンボケ気味
先行発売時は個人的に事件があり,観ることは叶わないと思っていましたが偶然e+で流れたチケットをGet!
同じ日にキャラメルがあることを知りつつ・・・
あらすじ
病葉出門(市川染五郎さん)は鬼殺しと恐れられていたが,あまりの強さに人間とも,鬼とも疎遠になっていた
十三代目安部晴明(近藤芳正さん)は闇のつばき(天海祐希さん)の手紙に誘われ,京都から江戸の佃に移設された戻り橋に現れたところ安部邪空(伊原剛志さん)と美惨(夏木マリさん)が率いる鬼どもに襲われ命を落としてしまう・・・
出門はあるとき誤って子供を斬ってしまったことがあっただが未だに心の中で刺さっていたのだが・・・
結論から言うとストーリを楽しむというよりも役者を楽しむという感じで少々不満が残りました
不満が残った理由はストーリの流れは理解できるものの必然性というより役者を魅せるという点に重点を置きすぎて内容を理解できなかったからです
前回の松竹プロデュースの『アテルイ』と比較してしまうと,『アテルイ』はストーリと役者を魅せる点がバランスよく見せてくれていて面白いという印象が残っていただけにストーリ重視派の私にとっては期待過ぎてちょっと残念でした
前述したとおり,役者を魅せるという演出面では『アテルイ』とは異なりピンポイントに光を当てる感じで場面と関係なく焦点があったことは楽しめました
女性から観たら痺れると思う<特に染五郎さん,伊原さんファン
全体的な出来からいうと『アテルイ』を10とすると8程度になるかな・・・
役者の個々の魅力を引き出しているのはすばらしい
ただちょっと気になったのが,1つ
これからの新感線について考えると 劇団員と思える若手の役者の出演が少ないことが気になります
このままではどの公演もプロデュース公演と変わらないものになってしまいそう
個人的には次ぎ行けるかなあ・・・(2003.11.2記)