観劇日 2002.8.22 19:00 1階18列12番 東京・新橋演舞場
歴史物で未知なる世界
特に主役級について私が知っている方であるがすべてそれはテレビ上での話し
今まで観た観劇ではチケット本体では一番の高価格
それだけ心配でしたが・・・
あらすじ
古代大和朝廷の力がまだ東北に充分及んでいない時代
アテルイ(市川染五郎さん)は蝦夷の大将といわれてもいいくらい力を持っていたが,神の化身を切り殺したことにより蝦夷からいられなくなり都へ赴く
一方坂上田村麻呂利仁(堤真一さん)はゆくゆくは征夷大将軍と誉れが高い人物であったが,蝦夷へ戦いに行くことについては今ひとつ乗り気ではなかった
鈴鹿(水野美紀さん)は謎めいたところがある女性で坂上を慕い愛していたが,坂上と結婚できるという餌で紀布留部(植本潤さん)と御霊御前(金久美子さん)の策略のため帝を守るための礎として囚われてしまう
立烏帽子(西牟田恵さん)は蝦夷を守るためにさまざまなことをしていたが,あるとき神の化身から逃れる途中アテルイに助けてもらう そして蝦夷を守るために蝦夷を去ったアテルイに働きかけをするのだが・・・
今回主役の2人の比較と,前評判で水野美紀さんに関していろいろなことを聞いていましたので結構ドキドキ
でも全体的な感想から言うとかっこいいけど,ちょっと脚本・演出的にはどうなのか・・・という疑問がふつふつと沸いてくる
主役のお二人の扱い方はGood!(BESTじゃない)
でも水野さんや新感線の役者さんの扱い方がちょっと物足りない
特に水野さん・・・ヒロインのはずなのにちょっと存在感が無さ過ぎ
これは脚本・演出的に扱いが小さいことと,やっぱり水野さんがアクションに集中してしまってその他が置き去りになってしまったのかなあ・・・と感じるところ然り
初舞台だったのがちょっとプレッシャーが懸かったのかなあ・・・次は期待できると思います
新感線の役者さんの影が粟根さん以外はよく見えず・・・ちょっと橋本じゅんさんにはちょっとよく観たかった(苦笑)
チャンピオン祭りの印象がまだ引きずっているので・・・
さすがに主役の染五郎さんと堤さんはカッコいい!
自分もあのようになれないとしてもあのようになろうと努力することは必要!
それにしても音響に関してはいつもひどすぎ(泣)
台詞が聞こえない(PAセットそばだったのに・・・)(2002.9.19記)