インシュアランス アドベンチャー/ スペクタクル・ガーデン
観劇日 2003.11.1 19:00 C列2番 東京・銀座小劇場
この劇団は第2回公演以外はすべて観劇
今度は保険
いつもながらどのように切り込んでいくのかが楽しみ
吉本興業の方が客演されていますが・・・
あらすじなのですが今回キャスト名をどうしても思い出せない人がいるため後日修正という形にさせていただきます
富士山(ムロツヨシさん)は印刷会社の社長であったが経営不振のため会社の資金を生命保険の保険金でまかなおうとしていたが,天使?(ますもとたくやさん)に保険に入った矢先に自殺を有名な路線でやったとしても保険金は入りませんよと諭され,再度人生をやり直すことによって家族にお金を残して死ねといわれる。
安田有子(武内由紀子さん)は保険外交員をしていたが,あまりに正直すぎて営業にならず,調査員に転属になる
そこでも嘘を付くことができず,先輩?(阿川領一さん)に嘘を見抜く訓練をするように指導される。
三井住友(林真也さん)は過去の記憶を失い,保険金詐欺の手伝いをしていた。
ある日,三井は凄腕の調査員がいるらしいと聞きつけるのであるが・・・
ギャグの上滑りがあるものの,効果的に映像と音楽を多用するとても面白い作品
キャストの中にはあまりなじみがない方も多く,常連の役者さん以外は知らない人ばかりで,多少不安がありました
保険金詐欺の屁理屈をここまで拡大して見せるというのは面白いです
恋愛も多少混じっていますが,その点だけ多少作りこみがされていない分だけちょっと不足気味(^^;
今回もムロさんをお勧めといいたいところですが,阿川さんの弾けかたに負けてました(^^)
もしかしたら一番笑ったシーンかも・・・
脚本的には恋愛の部分の書き込みが足りなかったものの,保険の今昔がわかる構成で,多少保険に興味がある人であれば容易に理解できると思います
演出的には多少役者を制御し切れていない部分が散見され,面白い!と思ったことが後のシーンで減ってしまうという問題が発生
自由にやらせすぎるのではないかなあ・・・
それがいい面でもあるのだけれども・・・
それにしても保険会社のCMソングをうまく利用した作品です
(2003.11.21記)
