ザディグ・カメラ ZADIG CAMERA/トリのマーク(通称)
観劇日 2005年7月30日 19時00分 自由席(多少空席有り) 東京・下北沢ザ・スズナリ
いつも不思議な空間をかもし出す劇団
あらすじ
男(山中さん)はザディグ・カメラを所有する人物
動物(柳澤明子さん)が現われ,男がやることなすこといろいろちょっかいを出してくる
そうしていると,隣でビックリハウスを経営している男(出月勝彦さん)などが現われ・・・
前回この劇団を観てから2年(汗)以上経ってました
まず最初に劇場へ入る前に街へ海を写し取ってくださいと依頼が・・・
私はなかなか海を見つけられず,色では感じるものがありましたが,具象化したものではなく表現できずに一苦労
少なくともあるものには感じたので,それを・・・(サーフボードor水着でもあれば海を感じられたのに・・・)
そして舞台が始まる
この劇団は空間から考えるという特異なスタイルで,これまで美術館などで公演が行われていました
さて今回は題材がカメラ
私が知っているカメラといえば昔はピンホールカメラや江戸時代の使者がエジプトに行ったときに使われたカメラ(正式名称が判りません),現代はデジタルカメラ程度でたいした知識なし
が昔は感度が低かったので長い間動かないようにしていないと写らない
当然ながらその点も物語に盛り込まれている
ところがその物語に携帯か無線機らしき物を持ち込む男(櫻井拓見さん)や未来から来たのか過去から来た判らない人物(原田優理子さん)が現われ,物語に不思議な雰囲気を醸し出している
ほのぼのとした雰囲気が好き(2005年8月1日記)