1年7ヶ月ぶりのMansonのライブ。すごい楽しみ。
でも、追加公演の国際フォーラムは椅子ありなので却下。私にはMansonをスタンドでなんて考えられない。(それしかなければ別だが)
一昨年のツアーでは意外にあっさり最前ほぼ真中で見ることが出来て、今回も1回は前で堪能したく、わざわざクリエイティブマンの会員になり、2日とも2桁のチケをゲット。
前回は最前で内臓がイカれ、翌日は立っていられないなんていう状況になったため、実のところ2列目狙い。
しかし・・・
されど・・・

19日。
4時ぐらいにNKへ到着。まだクロークもなければ物販もない。
冷たい風がかなり強く吹きつける。NKは周りにさえぎるものがなく、これから1時間半が辛い。
少ししたら物販の列ができ、あっという間に長蛇の列。
私は買う予定はないので友達とウダウダおしゃべり。
クロークもビニール袋の販売と同時に荷物もすぐ受けつけてくれたので、預けてAブロック入り口へ。
100人くらいは並んでいるだろうか。
そこで何分かしてかなりの列が出来ているところへ、後ろからガーっと人が押し寄せてきた。
何かと思えば、並んだ順の入場だとスタッフが言ったらしい。
「何?それ」
言葉がいまいち把握できてない。どうなっちゃってる訳?
この時点で、恐らく100人には抜かされてる・・・
まぁ、100番くらいまでの番号を持っていなければ、何番であっても一緒だから、近くで見たい人にとってはこれほどありがたいスタッフのお言葉はないでしょう。
っていうか、番号悪いのに前に並んでた人っていうのは、ライブに来たことない人?
基本的には番号順入場だからね。最近はそれがなくなってるけど。
ま、文句いったところでどうなりもしないので、私にしては大人しく友達と喋ってた(苦笑)
開場時間頃になると、あーしろ、こーするな、とスタッフの暴言が飛ぶ。約1名だが。
「中にいれねーぞ」
入れない?あぁ、してみろ。Aブロックのみ客なしかい。そんなんでライブ出来んのか!?やってみろ!ぐらいの気持ちだったね、私は。
並んでるお客さんたちは、失笑よ。文句いうより、バカじゃないの?っていった感じ。
開場になり、数人ずつ前からボディーチェックが入り、中へ。
TWIGGY前のつまっている後ろの列へつき、5列目くらい。
SEは眠くなるような曲が小さい音で流れている。
開演は恐らく遅れるのでここで2時間、初めの頃はまわりに余裕があっても徐々に自分のまわりにスペースがなくなってくる。
途中、場内アナウンスでMansonのサマーソニック出場決定が告げられる。
本来なら、ゥワーーーって盛り上がるところなのに、ほとんど反応なし。私はすっごい嬉しい!
でもなんでツアーの年にはイベントに出るんだ?なんて思ったりもして・・・
いい加減足が痛くなってきた。。ライブ前のこの時間はテンション上がらないんだよなぁ。。。
ステージは前回同様、白っぽい布がかけられていて見えないようにしてある。
開演時間近くなると、サイドからスモークがもれてくる。
この頃になりやっと生Mansonの実感がわいてくる。
スピーカーからいきなり大きい音がして・・・

20日。
3時半頃にNKへ到着。
昨日と同じであればどうせ前は取れないしっていうのはあったけど、ついてみればCブロックに番号の紙が貼られていた。
ということで、のんびり。
グッズも販売は始まっているけど、昨日の長蛇の列が嘘のよう。
昨日の時点ではどうでもよかったけれど、こんだけ空いててほとんどのものが売りきれていない状態。
ってことで、Tシャツをゲット。でもさすがに顔入りは買えない・・・ライブのときはいいけど。。
あー、MansonのTシャツが増えていく・・・
その後、荷物を預けてAブロックへ。
クロークは、せこく前日の袋が使えるかと思って持っていったけど、やっぱり違う袋を用意していた。。(苦笑)
列の後ろについたときに、昨日の説明を聞いている子がいて一緒に聞いた。
「こちらのミスです。」とはっきり言った。
これで私はいい。まぁ、今日もA1、A2一緒ってのも細かく言ったらムカつくけど、そんなことに腹をたてても仕方ない。。
少し時間がたつと、ある程度の順番に並ばされた。でも周りには全然あとの番号の人もいるけど。
こういう人は番号の早い人にとってムカつきの対象そのもの。でも今日は開場になり最初に呼ばれた番号が、Aの1〜2。思わず笑ってしまった。
でも、最前確保の番号を持っている人にとってはこれぐらいして欲しいっていうのはあるよね。
私は85番だったから10番単位に呼ばれた。
昨日とはうって変わってボディーチェックもなければアクセサリーとかの規制もない。
日本はそういう点で危険はほとんどないけど、今回は知らないけど、前回は持込禁止物に爆薬とか忘れたけどそんなん持って入るかい!?みたいなものが書かれていたのを憶えている(笑)
友達と一緒だったけど、友達はスピーカー前の最前をげっと。
でも私はどうしてもステージが前にないと嫌で、TWIGGY真ん前の2列目をげっと。
前はもちろん背のあまり高くない、洋服も邪魔じゃない女性。場所は自分で選びましょう。。でも後ろは選べない;;前回は首絞められた・・・でも思いっきり引き剥がしてやった。
1人で2時間はキツイ・・・
隣りの人が喋ってるのを悪いけど聞いて、ふんふんなんて思いながら、でも足は痛いし、押されてスペースはなくなるし、、、ううう・・・
SEも昨日と一緒。
途中スタンド席が盛り上がっているが何が起こっているのかは不明。
柵前をセキュリティーやらスタッフがウロウロしていて、スタッフの人が女性ヌードの着ぐるみのようなものを着ていて、頬紅を真っ赤にぬっている(笑)
デジカメで撮っているスタッフもいる。
日本だけなんだろうなぁ、ごく普通のお姉ちゃんたちが最前を占拠しているマリマンライブなんて。。
かわいいもんだ、くらいに思われてるんだろうね、きっと(笑)
SEが途切れ、爆音がしてステージにかかっていた白い布にライトが当たり模様が現れる。
そして、黒い影。。。

19&20日(曲順は違ったけど曲は一緒)
白い布が降ろされて表れたMansonは両腕に黒い布をかけた?感じでポーズを取っていた。
ステージ後ろの壁にはDISPOSABLE TEENSのマキシのジャケ写と同じ幕が貼られている。
そして1発目「IRRESPONSIBLE HATE ANTHEM」
fuck it−−−!!! fuck it−−−!!!
最初から飛ばさせてくれます、Manson。飛びまくり!頭振りまくり!
・・・と本当は19日もなるはずだったんだけど、実のところ・・・

19日2。
流された。
右へダーーーーー。左へダーーーーー。
前の人につかまってても、全然意味なし。そして私は後ろの人にTシャツの襟を掴まれて首が絞まってる。当り前ながら引き剥がしてやった。
こういう流れるのって最近のライブではよく合うんだけど、いったいどこで始まるんだ?
みんなが押されても押されたところで留まればそれで終わるはずなのに。
自分一人の力ではどうなる訳もなく、でもMansonはステージでfuck it------ fuck it------って叫んでる。。
なんか悲しい・・・
ただ流されて倒れないようにがんばってる間にもう2曲目の「DISPOSABLE TEENS」。
あぁ早く後ろに行かねば。。
この間、Manson、3目見れた(涙)
やっとのこと抜けだし、行きついたところはそれでも真中よりは全然前。横はスピーカーの前あたりだけど、ステージは全部見えるし、自分のやりたいように出来るスペースはある。  −19日2。終わり−

Mansonは、ライブではおなじみの格好。下は破れた網タイツ。化粧はFIGHT SONGのPVの化粧。黒?の横1本のライン入り。
TWIGGYはベージュの古着のアメリカンワンピース。いつもの黒のブーツを履いていて、歩く姿が内股でかわいい(笑)
JOHN5は黒っぽいコートで裏地が赤なのかな?イメージは相変わらず「白」。コートの中から生足が見えた。
POGOはモヒで化粧か面かは不明だけど、なんだろ、あれ。キーボードの台がバネになっていて倒れないようになっている。
パーカッションもやってた。
GINGERは当り前ながらドラムに埋まって顔しか見えないけど、化粧とかはいたって普通。

2曲目は19と20日は違ってた。
音は前に比べたら乱れてる部分も感じたけど、そんなのは些細なこと。
これだけ聞かせてくれるんだからスゴい。
順番はメタメタだけど、低めの竹馬(竹じゃないけど)で出て来たり、「CRUCI-FICTION IN SPACE」ではエレベーター式にMansonが上へ・・・
何メートルだろう、照明が直せそうなくらい(笑)あそこで、Mansonはのけぞったりしている。
下の方は黒いスカート状態。
手を広げたり、顔を歪ませたり、あんなに巨大化していているのにMansonの存在感はバッチリ。というかMansonじゃなきゃ許さぁんって感じ。
途中、スキップじゃないけどそれに似た様な動きを見せたMansonもなんかかわいかった(笑)
20日はTWIGGYが前に出てきて、やけに客を煽っている。とは言ってもかなり控えめに。
覗きこんでスタンドの端の方を見ている姿はかわいかった。
「DISPOSABLE TEENS」はドラムとベースがCDで聞くより重くてカッコよかった。
「THE FIGHT SONG」では曲前にFIGHT!FIGHT!〜と客にコールを求めてから曲へ。
「ROCK IS DEAD」では上から銀紙が降ってきた。こういう演出は嫌が上にも盛り上がる。でも、床はすべる、みたいな(笑)
そういえば、メインのマイクスタンドには銃がくくりつけて?あった。

最初の頃にMansonがまずTWIGGYに絡んだ。耳のあたりにKISSをしているように見えた。
20日の日、TWIGGYに同じように絡んだら、TWIGGYが白い歯を見せ笑っていた。
そしてJOHN5。後ろに台があったのかJOHNの肩にまたぐ形になり腰を動かしている。
次にPOGO。に絡んだのは憶えてるけど、どういう絡みかは忘れた;;
というか、Mansonのこと誰も相手にしていなかった(苦笑)
20日は2曲目にしてMansonの右胸から血が出ていた。
そして、TWIGGYサイドのスピーカーの上にMansonが乗り客を煽っている。そして降りるときに客席に向かって投げKISS。
早い段階でMansonがドラムを壊しに行った。
ベードラへドンケツ(笑)うまいことベードラが前へ落っこちた。けど奥にはきちんと別のベードラがあったように見えた(苦笑)
「VALENTINE'S DAY」(違うかも)ではDISPOSABLE TEENSのPVに出てくる格好をして、低目のテーブルの左右に同じくDISPOSABLE TEENSに出てくる髪のない人の頭が置いてあり、真中にMansonがテーブルに肘をつき膝まづいて歌っている。
途中、ヘドバンで頭にかぶっていたものを落とし、服を徐々に脱ぎ捨て元の格好に。
他の曲では白地に黒の模様が入っている毛皮のコートを着ていたりもしていた。
途中、手持ちのライトでMansonが客席を照らす。
まぶしーーー。。。ステージがチカチカ点滅するライティングも子供だったら引きつけそうとか思ったり(笑)
「THE NOBODIES」ではMansonが手拍子を求めてた。Manson、よく手拍子求めるんだけど、私好きじゃないんだよなぁ。。だからやらない。
Mansonがギターを持って歌ってた曲もあっし、拡声器で歌ってる曲もあった。のに全て曲不明。。
「THE LOVE SONG」では帽子をかぶり、今回のメイン?になっている銃のデザインがほどこされている赤い台を使っての熱唱。
でもこれは前のAnti〜とダブった。。。
けど、GUNS yeah- GOD yeah- GOVERMENT〜♪のところはやっぱり盛り上がった。
あぁいうのってこっち側はやっててスゴく気持ちいいのよね。
で、「BURNING FLAG」はF ! U ! C ! K !はみんな叫んで欲しかったなぁ。周り全然だった。。
「ROCK 'N' ROLL NIGGER」なんて、もー・・・なんて言っていいか、楽しいーーー!!!
ステージには当り前ながら水が置いてあるんだけど、ペットボトルの水以外に、Mansonは四角いかなり大きめの発砲スチロール?に入った水を頭からかぶっていた。
TWIGGYに関しては後に下がり、普通に水を飲んでいた。なんかもっと豪快に飲んでもいいのに、、、なんて思いながら(笑)

そして両日とも2回、Mansonがステージ下に下りてきた。
JOHNサイドはわからないが、TWIGGYサイドは19日は1度、柵に上がったかなにか少し高いところで客にアピール。
当り前ながらお客さんは殺到する。でも私は行かなかったけど。行ったところで触れないし。。
でも2日目は違った。
一度目はスピーカーの方まで行ってしまい、戻るときは触れる距離を歩いてなかったけど、2回目は戻ってくるときに目の前に止まってくれた。
前の子が恐らく腕か何かを握ったためにMansonが後手になったので、前の子には申し訳ないが思いっきり両手を伸ばして掴んだら私の右手がMansonの手を捉えた!
汗をかいてて、でもひんやりしていて、ざらっとしていてデカかった。
19日で降りてくることはわかっていたから、前に行けたら絶対に触りたいって思ってたからすごく嬉しい。
どの曲かはまたまた不明だけど、ステージの後ろにアメリカの国旗が貼られ、ところどころ焦がされている。(単純に考えるとBURNING FLAGだけど)
そしてまた曲は不明で両サイドに垂れ幕が下がって、それにはマリリンモンローやプレスリー、キリストの顔の絵が3人ずつ計6人描かれていた。

OUTROはスゴい格好いい曲で盛り上がれて大好き。
かなり疲れてはいるものの、ジャンプしまくって頭振りまくった。
でも20日はみんなきつかったのかな、まわりはしてなかったけど私は無理やりやったよ。だってえええ、ノリノリよー、もう!(笑)かっちょエエー。
「THE BEAUTIFUL PEOPLE」に関しては当り前ながらの盛り上がり、歌いまくり。
19日は前に突っ込んでいっちゃいました。とは行ってもいい感じにもみくちゃにされる場所。
この曲に関しては後ろで暴れている方が楽しかった。
腕を振り上げ、ジャンプが多少出きる程度の場所では物足りない。。。(病気)
でも20日はその分、GINGERのドラムが見れた。

今回は曲間にスモークがたかれて衣装を変えたりセッティングがされたり。
MCは「TOKYO」と叫ぶ以外なし。
地方ではMCがあって、日本人をけなす?ようなことを言ったのにキャーって盛り上がったらしい。ほんとうはブーイングする場所に。でMansonが頭にきたという話は聞いたけど。
私は前回のとき、MCで何を言っているのかまったくわからず(実は仏教とDRUGの話しをしていた)、少数がワーって言ったものの場内がシラーとした雰囲気が漂っていたのが気になっていた。
宗教的なものは日本人にはほとんど意味を持たない。その上に英語が通じない。とくればシラけてしまう。
きっとそれでMansonも諦めた?んでしょう。通じないなら言わなきゃいいって。
それを良しとするか否かは人それぞれ。私は妙な間のないまま勢いでいってしまってよかったと思う。
終わりもあっさりとはしていたが、もうないのにダラダラなっているんだったらスッキリ終わっていいと思っている。

全体的にはファンとの距離がすごく近いライブだった気がした。
今回はMansonがエンターティナーだなぁと思った。
後で知ったことだが、Mansonもエンターティメントショーにしたかったらしい。
日本に合わせたライブのようにも思えたけど、それはそれだと思っている。
Mansonのカリスマ性みたいなものを感じるにはもの足りないライブではあったかもしれないけど。
でも私はすごい満足。
19日はともかく20日は2列目にいたのに、押されはするもののかなり楽だった。
ダイバー禁止放送が入ったからかどうかはわからないけど、ほとんどダイバーも入ない状態。
前は1曲で何回頭を蹴られたことか・・・
ダイバーがいないっていうのはライブをつまらなくしている1つの要因でもあると思うんだけどね。
2日間、違う場所でライブを見れたっていうのも嬉しかった。
Mansonのお尻も見れたし(笑)
相変わらず、太ももからお尻にかけてのラインはきれいだし(笑)
ツバも吐きまくってるし。
でも露出や下ネタ系が減った。過激なアクションも。
ただ前と同じではないってだけなのかな。
ちょっと「普通」のライブ?に近かった。
もっともっと過激でもいい。(ダメ?)
最後にMansonがドラムを壊しにかかった。1発で崩れてよかった。
だって前は何回やっても壊れなかったんだもん(苦笑)


前回のライブとかなり比べて書いているのは前回のことを日記にしていないから、あえて書いてます。



SET LIST
COUNT TO 6 AND DIE
IRRESPONSIBLE HATE ANTHEM
DEATH SONG
DISPOSABLE TEENS
GREAT BIG WHITE WORLD
TOURNIQUET
THE FIGHT SONG
THE NOBODIES
ROCK'N' ROLL NIGGA
ROCK IS DEAD
THE DOPE SHOW
CRUCI-FICTION IN SPACE
BURNING FLAG
IN THE SHADOW
SWEET DREAMS/W−OUTRO

VALENTINE'S DAY
THE LOVE SONG
BEAUTIFUL PEOPLE

MISTER SUPERSTAR/1996