OBLIVION DUSTのライブで初めて暴れることなく、2日間とも冷静にジーっと見てみた。
このバンドが解散しなければ、まだまだ好きでいられるなって思った。

−22日−
全体の盛り上がりは、たぶんいつもよりは低かったと思う。
前にいた友達も、あんまり盛り上がっていなかったと言っていた。
音は最初、ボワーって広がってる感じをうけたけど、NKや3月のBLITZに比べればかなり良くも思えた。
セットにもお金かかってるし(笑)
KENがMCで何を言うのかとは思っていたけど、KEN自身もちょっと迷っていたようにも思えた。
「色々な気持ちでこのライブも見ていると思うけど、いつものように暴れて楽しんでいってください。」
最初は、言葉に詰まっていた。
「初めてライブを見に来た人もいると思うけど、気をつけてください。前の方にいる人はキチガイだから、キチガイ。」
私は今日は後ろにいるけど、いつも前にいるときはキチガイだったのかって、ちょいとムカついた(笑)
まぁ、勢いで言ってるだけだろうけど。。。
「迷える仔猫ちゃんたち、名無しのエリーちゃんも来てるのかな?許さねーぞ!」
何を言うのかと思えば・・・言うことが見つからなかったからってうのもあるのかもだけど、マジ切れに聞こえた。許さねーぞって捨て台詞のように言って後ろ向いちゃった。
言わなきゃいいのにって思った。こういうこと言っちゃう正直なところが子供だって言われるんだよな。まぁそこがかわいくもあるんだけど(爆)
次のFOREVERのときに、言葉が頭に残っちゃってたよ(笑)

REMAINSの始まりのFURUTONのドラムが胸にグッときた。
続くPUREも。まさか聞けるとは思っていなくて凄く嬉しかった。この曲をライブで聴くのは何年ぶりだろう。
イントロにアレンジをしている曲が結構あって、初めは何の曲かわからないものがいくつかあった。
FUTURE WOMBのKAZのギターも、あれ見たら惚れるだろと思わせた。
この曲でガーって凄く盛り上がって、ここで今日は終わってもいいとすら思えた。
それぐらいに良かった。
この曲のときかな、KAZが真中でギターをかき鳴らしているときに、KENがそばに立っていて、KAZの顔を見たかと思ったらほっぺにチューした。
LULLABYEではKENがアコギを弾いた。
「じゃぁ、自己紹介。アル中じゃないFURUTON。」スティックを客席に投げる。
「ギャンブル中毒じゃないまさる。」ギターをかき鳴らす。
「サポートで、オブリが解散しなければ俺がメンバーに絶対誘っていたJUKEN。リハまではモヒカンじゃなかったんだよ。」
「次はアイツ。アイツじゃないよ、、、。宇宙人じゃない。本当は宇宙人かもしれないKAZ。」照れてタオルをピュンって客席に投げている。
「オブリヴィオンダストです。みーんなでオブリヴィオンダストです。」
あとで気付いたけど、KEN、自分のこと紹介してないよ。。。他の誰も口を出すような人いないし・・・あららぁ。。。

あと印象に残った曲は、THERAPY。
つくずく昔の曲が好きなんだと思った。
KENの「あと4曲。暴れ方が足りないんじゃない?僕たちは暴れてるよ」って言ったとき、言葉は忘れたけど、日本語が変で、KEN自身もあれ?日本語がおかしいって言っていた。
その後から、一段と盛り上がってた。
でもダイバーはいつもより少なかったかな。

メンバーみんな、いつも以上にしっかりやってるって感じがした。
KENも丁寧に、だけどイイ感じに壊れていたし、KAZは腕をグルっと何回もまわしていたし、あっち行ったりこっち行ったり、スピーカー前の狭いところにまできて、横のお客さんにも親切だった。ガーって走っていってモニターをジャンプする姿も見れた。KAZのパフォーマンス全部を1日にして見れた気がした。
まさるは、あんまり楽しそうではなかったね。2、3回KAZ側へは来ていたけど、前に出てくることはなかったと思った。
そうたは、音に気合を感じた。ドラムはそれしか出来ないもんね。でも、気持ちは受け取った!って感じ。
明日もまた後ろでじっくり見ます。
暴れたら、次も次も・・・という欲求が出てきそうな気がして。
大人しくみていると、自分に納得させることが出来るみたいだ。

- SET LIST -
YOU
PLASTIC WINGS
30
RADIO SONG
S.O.S.
WHICH HALF DO YOU OWN?
COME ALIVE
FOREVER
REMAINS
PURE
AGAIN
BLURRED
NO REGRETS
THERAPY
LULLABYE
FUTURE WOMB
DESIGNER FETUS
TRUST
24HOUR BUZZ'99
GOODBYE

−23日−
今日のライブは、いかにもビデオ撮影用&最後用ライブっていう感じがした。
昨日のライブがなければ、私はすっきりしないでオブリヴィオンダストとの最後を迎えなければいけなかった。
でも、2日間で1つのライブなんだって思う部分があったから、そんなことはどうでもいいことだ。あ゙ーーー、でもビデオは22日も入れてくれーーー。FUTURE WOMBがあああ!!!

23日のライブはとっても思い出に残るライブになったよ。
YOU前の言葉とステージを去るときの言葉は忘れられない。

RADIO SONG
GIRLIE BOY IMITATION#6
THERAPY
 MC
「Zepp Tokyo---!How are you doing?!!!なかなかイイ感じに見えるよ。今日は最後なんだけど、目に焼き付けようと思ってる人もいると思うけど、カメラでいっぱい撮ってるから目に焼き付ける必要ないから。後ろは前に前に前に。ダイブ、ダイブ、ダイブ。(英語でなんちゃらかんちゃら)Good Luck Everybody」
SELFISH
WHICH HARF DO YOU OWN?
 MC
「Zepp Tokyo。ここから見る君たちは凄い格好いいね。昨日ライブやって、ミュージシャンとかで楽屋で、おー元気ーってやるときに、オブリは凄いねっていう話になって、何で?って聞いたらお客さんが凄いねって。僕も凄いでしょ!?って言って僕もみんなからパワーを貰ってライブやってるから。今日も関係者とかミュージシャンとかいっぱい来てるから世界一なんだってとこを見せて。」
NEXT BIG THING
NO MEDICATION
DISAPPEAR
NO MEDICATIONが何故かグっときた。久しぶりに聞いたからかな(苦笑)
DISSAPEARはイントロが流れたとき、やったー!ってすごく嬉しかった。けど、いまいち良くなかったのが残念。
YOUR YESTERDAY
やっぱりそうたのドラムがズシっときた。
CRAZY
ライブで聞いたことない人はいっぱいいるみたいだけど、私は何年かぶりで聞いたけど、別にどうということはなかったかな。周りで歌ってる人もいなかったし、泣いている人もいなかった。私も胸が熱くなるなんてこともなかったんだよな、、、LULABYEでは泣けるかな・・・なんて考えていたりもしたんだけどね(苦笑)

「次の曲はニコールキッドマンに捧げます」
S.O.S.
LUCKY #10
KENがギターを弾いている。It's all right♪のところでKENが手でOKマークを出している。
30
後ろから見ていて、この曲が一番盛り上がっていた。私も暴れたい衝動にかられた・・・くぅ〜。。。
TRUST
24HOUR BUZZ'99
 MC
「今冷たい水持ってくるから、ちょっと待って。その間に自分の思いを伝えたいと思って。俺、そういうの下手だけど。オブリ4年くらいやってるのかな、俺そういうの詳しくないんだけど。1番感謝してるのは事務所とレコード会社の人たち。解散したてのころは理由をはっきり言わなかったから、どこに怒りをぶつけていいのかわからなかったみたいだけど、解散は自分たちで決めたことです。彼らがいなかったら今のオブリはないし、みんなとの出会いも彼らがいたからです。彼らは大切な家族だから。みんなでオブリヴィオンダストだから。今いいこと言ったからいくら暴れても怒られないよ。」
DESIGNER FETUS
KAZがKENの近くへ行ってギターを弾き、まさるのそばに行って一緒にギターを弾き、ドラムの台に上ってFURUTONと目を合わせてギターを弾き、KAZの気遣いに涙が出そうになった。
あと、気付いたら、まさるのTシャツが変わっていた!
GOODBYE
LULLABYE
「Zepp Tokyo、今までありがとうございました。本当にありがとうね。Thank You! Good Luck! Good Bye! FUCK YOU〜〜〜!!!!!!!!」
YOU
KENが99年1月のLIQUID以来、ダイブした。
LIQUIDのときは「したいからした」と言っていた。今日もそういう気持ちになったのだろう。
そして、曲が終わる頃になってもステージには上がってこなくて、楽器隊が最後のところを繰り返していた。
やっとあがってきたKENは、シャツの前が全部開いていた。そしてシャツを脱いだ体は真っ赤になっていた。それでも幸せだろうなって思った。
ゴメンよ、私は今日も中指を立てなかったよ。

KENがステージを去るときに、「ありがとう! See You Soon! See You Soon!! See You Soon!!! FUCK YOU!!!!!」と言った。
ステージをメンバーが去っていく。まさるはいつものように左手を高く上げて振っている。
FURUTONがまさるのマイクで「近いうちにまた会いましょう!」と言ってくれた。単純に嬉しかった。
KAZはタオルを投げていった。一番最後にステージを後にしたのはJUKENだった。
ライブの途中、ウルウルっときたときにJUKENを見ると、何故か元気がでた。
メンバーが去った後のステージには、KEN、KAZ、まさる、FURUTON、それぞれの立ち位置にピンスポがあたっていた。
オルゴールのLULLABYEが会場には流れている。
いつもだったらほとんどないアンコールが沸き起こる。が、会場が明るくなった。それでもまだアンコールは止むことがない。私は途中で会場を出た。

今日がオブリヴィオンダストを生で目に出来る最後の日となった。
メンバーも、今ライブでやっている1曲1曲を歌ったり、弾いたり、叩いたりするのは今日が最後なんだなぁなんてライブ中、思ってみたりもした。

KENの言っていたSee You Soonとは、次の活動を期待してもいいということだろうか。
FURUTONも近いうちに会おうと言ってステージを後にした。
まさるとFURUTONは、いつでも会えるという感覚があるけど、KENとKAZはそういう感じがない。
今回のライブを見て、KENのライブパフォーマンスは本当に凄いと思った。もしこれで音楽を止めてしまったら、もったいなさ過ぎるってライブ中ずっと思っていた。
それと、KAZは本当に格好いい人だと思った。KAZのギターを弾く姿は天下一品だと思った3年前。今でもそれは変わらないということを改めて思った。
今後、これだけ格好イイKAZのギターを活かせる場所があるのだろうか。あって欲しいって願ってる。

GOOD LUCK to KEN , KAZ , MASARU and FURUTON !!!