全然実感のなかったサマーソニック。前日になってヤケに楽しみになってきた。
それはレストランの存在を知ったせいだろうか(笑)
お目当てはPRIMAL SCREAMとMARILYN MANSON。
子供が遠足の前の日に眠れないのと同じように、私もなかなか寝付けなかった。
それにもかかわらず、夜中に目が覚め、朝も早くから目が覚めた。自分が思っている以上に興奮していたのか?(笑)
前日に支度はすませていたので、慌てることなく8時半に家を出る。
10時半に友達と海浜幕張の駅で待ち合わせをするも、約1名寝坊のため遅刻(笑)
でも、余裕をもって早めに待ち合せをしたのもあるし、実のところ絶対見なきゃ!というバンドではなかったので11時まで待つことに。
3人揃い、stage2の幕張メッセへ。
メッセの第2会場前でチケットをリストバンドへ引換える。案の定2日連続使用。そう、、、お風呂は一緒に入るのね。
引換え時間は5分かそこら。会場に入るのに荷物検査をオキマリにすませ1Fを覗くと、グッズ売場に人の山。HMVの小さいテントも見える。
1Fに降り、ライブ会場へ。聞いてみようかと言っていたGlossが始っている。

女性ボーカルで曲はpop。かわいらしい声が聞えてくる。聞いていて耳障りではないがコレといった特徴がなく印象が薄い。
会場は6、7割うまっていて前の方に腕を上げて楽しそうに踊っている人が数名。
20分くらい見たぐらいで終了。
次に見ようと思っていたのはstage1のTHE LIVING ENDなので、物販でTシャツを買うために人ごみの中へ突入。
列は短いもののなかなか前へ進まない。20分くらい並んでやっと順番。
ネットを見て決めていた第1候補は実物を見て却下。第2候補のキャラTの赤を購入。
物販を出るとそこにはキウイが!(これも目当の1つ)
友達とどんな風に置いてあるんだろうね、なんて言っていたが予想どおりキウイ1/2にスプーンがささっていた。で、なんと黄色のキウイがある。当り前ながら食べてみたが、酸味がなくおいしい。結局3つも?食べてしまった。で、きちんとアンケートにも答え、貰うものはきちんと貰った。
そこで、ついで?に買ったTシャツへ着替えた。
そして、ワールドレストランで食事。
メニューは見ていたが、実際行ってちょっと悩み、ベトナム麺(500円)と小籠包(200円)を食べた。
ベトナム麺を待っているときにお金と交換に割箸をくれた。割箸を手に列をなしている姿、なんか配給でも待っているみたいだ(配給は受けたことはないが)。
量は少ないが香菜の香りが聞いていて、なかなかおいしい。飲茶も1コは小さいもののおいしかった。
食事が終って、時間は予定どおりであればTHE LIVING ENDが始る頃。Stage1へ向った。

思っていたより遠い。川っ縁をタラタラと歩き、マリンが見えるものの入口へは着かずといった感じ。マリンの外周へ着くと音が聞こえてくる。そこに後ろから走ってきた男の子たちが「間に合わねーーーーーっ!」と叫びつつ通り過ぎていった(笑)
確かに、マリンの中へ入り、スタンドからアリーナへ降りるまでにかなりの時間がかかった。
結局、30分弱は聞けただろうか。これを書いている時点で曲は思い出せないが、全然知らないのに、やけに楽しかった記憶だけはある。

引き続きマリンでIncubusを見るためにアリーナでボーっとしていた。この頃から雨がポツポツ。友達が傘をさしてくれたら係りの人にささないでくださいって言われてしまった。
Incubusが始まってから、かなり降り出してきた。終わった時はビッショビショでした。
曲はちょっと独特。ボーカルの人が太鼓(という名ではないだろうが)を叩いたりもしている。いい感じじゃない!?とは思った記憶はあるものの既に思い出せず。
ボーカルの人のマイク遣いというかマイクさばきというか、マイクを持った感じが元オブリヴィオンダストのボーカルのKENによく似ている。
で、友達に「似てると思わない?」って聞いたら、案の定友達も感じていたらしい。そして、「ギターもまさるに似てない?」と言われ見てみると、これまたギターを弾く姿がよく似てること。(顔とかは全然違うよ)
そんなとこばっかに目がいって、ちょっと音楽そっちの気(苦笑)
次はstage2に再び戻り、LOVE PSYCHEDELICO。
私はさして興味なし。stage1のCibo Mattoもわからないのでどうでもいい時間だった。
再び荷物検査をして1Fに降りようとしたら、エスカレーターの脇にあるテーブルに何やら見覚えのある写真の載ったチラシの山。
オブリヴィオンダストのLAST LIVEのチラシが20pくらい山積みになっていたので、ごっそり(と言うほどではない)頂き、友達にも渡した。
入り口付近の床に散らばっていたそのチラシを私は知らずに蹴散らしていたようだ。あららぁ、可哀相に、オブリさん。
で、チラシは見捨て、中に入り後ろーの方で座ってたら、かなりお客さんで混んできたので、立ってくださいと何度言われたことか。。。
場所をチラチラ移りつつ、結局、始まってからも座ってたら、音の悪いこと悪いこと。反響しまくり。
思わず友達に「下手なバンドみたい」とか言っちまった。立って聞いていた友達はそうでもなかったらしい。
ちなみにstage2はスピーカー左右26個ずつあった。

stage2はかなり時間が押していて、stage1のRancidを見るために、LOVE PSYCHEDELICOを途中で退散。再びstage1へ向かう。
途中、『魂』のうちわを配っていたので(stage2で持っている人がいて欲しかった)すかさず貰いにいった。
マリンに着くと今度はタワレコのビニール袋を貰いに。友達はカバンが壊れたので必要だったけど私は取りたてて用はなし。でも何でも欲しい人なのだった(笑)
マリンのアリーナへ降りるとRancidは既に始まっていた。
Lブロックのモニターの前あたりで見ていた。
ボーカルはピンクモヒ&黒っぽいバンダナをしてる人。曲はハードハード。ステージ前ではダイブ&モッシュの嵐のようだ。
何度も同じ人が私の前を通って行く。これはダイバーが戻っては飛び戻っては飛んでいるのだろう。
車椅子で来ている人もモニターのところで画面やステージを見ている。みんなは立ってるから見ずらいだろうなぁと思いつつも何が出来るわけでもなく。。
Rancidは見てても楽しかった。最後にはメンバーがCDやらステッカーやら投げまくりの大サービス。
黒バンダナの人は指に怪我をしてそれをモニターに映していた。それでも舐めるわけでもなく、「自分の手、汚かったのかなぁ」なんて友達と喋っていた(笑)
それにしても、かなり長いことステッカーを投げていたなぁ。
この時だろうか、イデダイを友達が発見。目の前を通っていった。よくはわからないが見たことある顔だった。

ここの間かどうか不明だが、サッシャが鮎貝健を紹介した。TV放送の司会をやるのだそうだ。
次は待ちに待ったPRIMAL SCREAM。
友達1人が後ろで見ているというので荷物を持っててもらい、前へ、前へ。
踊りまくるぞー、って前にいるみんなが思っていたことだろう。
この時点でstage1も押していた。司会のサッシャがPRIMAL SCREAMの始まる時間を告げたが、それは30分後。長い。。。
まぁ、PRIMAL SCREAMはね、用意するものがいっぱいありそうだもんね。
でも、実際のところ、10分も早くにメンバー登場!
うを〜、盛り上がってるー。でも、ステージ全然見えませーん。
なんだかわかんないけど、最初っから飛びまくり。
後で知ったことだが、何やら震度4くらいあったらしい。大袈裟な、、、と思ったが、私がクリマンのBBSに書いたところ、バックネット裏でもすっごい揺れたとのこと。なに!?スタンドでそんなに揺れたん!?ってビックリ!
確かにPRIMAL SCREAMはみんなジャンプだからなぁ。。何かの原動力にしたいもんだ。
やっぱり一番盛り上がったのは「ROCKS」だろうか。
私も両腕が上に上がっちゃって、ジャンプしまくり。
でも、静かな曲が3曲ぐらい続くから耐えられるのよね、これにも。
周りの人たちも、ハードコアと違って、蹴りをいれてきたりすることがないから、痛い目にあわずに楽しめるライブ。
「楽しい」という言葉がほんとうに適切だと思う。
ステージはボビーが数回見えた程度。黒いシャツを着ていた。マラカスもお似合いで(笑)

SETLIST
 DRESDEN(新曲)
 BOMB THE PENTAGON(新曲)
 SICK CITY
 SHOOT SPEED KILL LIGHT
 PILLS
 BURNING WHEEL
 LONG LIFE
 DOORS (新曲)
 Blood Money
 ROCKS
 KOWALSKI
 SWASTIKA EYES
 ACCELERATOR
 MEDICATION
 KICK OUT THE JAMS(MC5のカヴァー)


終わって友達のところに。後ろの方もかなりの人が入っていた。

次のBECKはスタンドで見ようということになり、食料を調達してやっと椅子に座る。
と、いきなり後ろに座っていた男のコ@酔っぱが声をかけてきた。
でも、なかなか面白い子で、全然嫌な感じではなかったので、たまぁに相手にしつつ、食べつつ、BECKを待つ。
その子の名言は「BECKはBECKなりに!」(笑)
にしても、寒い!PRIMAL SCREAMで汗をかき、その前には雨でびしょ濡れ、で風ビュンビュン。着替えのTシャツを上に着て、腕はTシャツの中にしまってのBECK観賞。
BECKは顔以外は全然知らない。
ライブを見ていると、普通のロック。単純なロック。でも、ステージはまさにSHOW。
見せることをよく知っている人なんだなと思った。アリーナもすし詰め状態で盛り上がっている。
BECKがこんなにも人気があるミュージシャンだとは知らなかった。
1人の友達は、横で熟睡。後ろの男のコ@酔っぱも熟睡(笑)なので、40分くらい見た段階で帰ることにした。明日は見たいものがたくさんあって大変なのだ。

駅付近にきたときに、花火があがった。やっぱり、と思いつつも嬉しいものだ。
まだまだ電車も空いていて余裕で座れた。
はよ帰って、明日に備えよう。友達と「明日ね」なんて学校のような挨拶を交わして別れたのだった。


2日目、1日目同様目覚め良好。
右目のコンタクトがどうもゴロゴロしている。が、なきゃ見えないのでそのまま出かけた。
マンソンのTシャツを着てでかけたものの、顔はプリントされていないにせよ、ちょい恥かしい。。
まぁ、行ってしまえば顔Tを着ている人は120%いるのでヨシとしよう。。
昨日と同じく10時半待ち合わせ。駅につくと既に友達が待っていたので、すぐにマリンへ。
駅から直で行くとかなりの距離がある。そして近づいてくるとかなりハードな音が聞えてきた。
しかし、着いたのはL側。真反対まで周らなければならない、、、ふぅ。
ちょうどタワレコの袋を配り始めたところへ出くわし、まだダンボールにはいっているにもかかわらず、そこから袋とうちわを頂いておいた(またかいっ)
Skrapeはとりあえずスタンドで観戦。
1組目だというのにかなりのお客さんがアリーナにいる。しかもノリがイイ。
曲はハードでロックしてる!って感じ。
ライブが終ると昨日のRancid同様、CD、ステッカーの大判振舞い。しかもTシャツまで。初め、ぬいぐるみに見えた(笑)

次はSeotaiji。名前は知っているってだけ。サッシャのMCにより韓国のバンドだということがわかった。そして、ステージ前を陣取っているファンは韓国から来ているらしい。かなりの人数だ。
曲はHIP HOPとハードコアの中間といったところ。英語で歌っているのか韓国語で歌っているのかは聞いていてもわからない。MCも日本語はわかるが、英語か韓国語かわからなかった。
音を聞いていて何かがヘンに感じる。どうやらバスドラムとベースが私にはおかしく感じたらしい。
単に私がもっとバスバスくる感じが好きなだけなんだろうが…
それと面白いのが、ファン。女のファンが大半を占めていることもあるだろうが、ジャンプするところ揺れるところ、全部の動きがみんな一緒。それにいくつかの輪ができて回っていたが、それも同じ曲の同じ場所。スタンドから見ているとかなりおかしい。
きっとファンのみんなは団結しているって思っているんだろうなぁ。
あとおかしかったのが、後ろのブロックでプロレスの技をかけあっている男の子2人。
お互いにかけあっていて、1技ごとにスタンドから歓声があがる。みんな見ているのはステージではなくてプロレスの技なのだ(笑)
スタンドから後ろのブロックを見ていると、男の子同士はかなりじゃれあって暴れているケースが多い。けど、すっごい楽しそう。野放しというか放飼い状態というか。野生児のようだ(笑)

Seotaijiが終ったところで、MAD以降は面子を見てもアリーナに規制がかかる可能性があるので、早めに昼食をということで、外に出た。
Stage2とは違って、レストランなんてものはなく、野球場で売っているものしかない。食べたいものもなく、無難なたこ焼をパクつく。
中から聞えてくるのはスカ。楽しそ〜。
結局アリーナの後ろのブロックへ降り、荷物を一番後ろにおいて、ちびっとだけ踊ったりしたものの、暑いし、スカダンスなんて思いっきりやったらバテバテになるので、早々に後ろにさがって見ていた。
ブロックの中にTVカメラが入っていて、お客さんをずっと撮っている。それをめがけてお客さんが盛り上ったり、水鉄砲が発射されたり、後ろのブロックは後ろのブロックなりにかなり楽しんでいる。
実は前のブロックの後ろに立っているよりは、後ろのブロックの方がステージは見えるしモニターは見えるし、意外に穴場だったりするのだ。
最後にはオキマリの「TAKE ON ME」。これはスカでは当り前のように演奏されるけどやっぱり気持ちいい!

次はTHE MAD CUPSULE MARKETS。
引続き後ろのブロックにいた。私はチラっと曲を聞いたことがある程度だけど、話しを聞く限り、日本の中で一番?格好いいとされるバンドではないだろうか。
セッティングのときに出てくる音からして違う。なんだ!?このドスドスくるのは。
それほど待つことなくマッド登場。ファンは白いタオルで凄いよって聞いていたけど、モニターに映るのを見る限りはあまり感じなかった。
まぁ、ファンは暴れまくりだね、後ろのブロックの後ろの方で大人しくしていたけど、地面が少し揺れていた。でも、震度1程度かな。
これは室内で聞いたらたまらないだろうな。流石という他はないかな。聞いていたとおり凄いわ。
だからといって、好きかどうかは別問題。嫌いではないけどね。

こう暑いと疲れも倍増って感じなので、スタンドに退散。
この頃になると、SLIPKNOTのツナギ、Tシャツを着ている人とMANSONのTシャツを着ている人が目につくようになってきた。
THE CULTはよく知らないけど、「マンソンと同じステージでやりたい!」とまで言ってstage1でやることになったTHE CULT。
そこまで言うのなら見てみたいでしょう。で見てた、、、はず。嘘。半分は寝てただろうか、熟睡、この暑い中、お日様ガンガン浴びながら。
ロックよ、ガンガンの。なのに、なんて心地よい眠りなんでしょう。いい音楽は眠れるっていうからね!?(笑)
でも、なぜかMCになると目が覚める。曲の間あいだで、「チョットマッテェ」ってこれ、かなり笑えます。
それと「マンソンイチバーン? スリップノットイチバーン? カルトイチバーン!」
オヤジたちは元気です。タンバリン叩きながら。
ライブ終盤で、stage2からかなりたくさんのお客さんが流れて来ているようで、アリーナに降りる通路が埋まってきたので、私たちもアリーナへ降りることに。
何せ、この後は怒涛のように凄いバンドが並んでいるのだ。

OCEAN COLOUR SCENEは、ちらっと聞いたことがある。CDを買おうと思ったけど、あまりにPOPで止めたんだよな。
アリーナの前ブロックはかなり埋まっていた。
結局は後ろの方に座りながら、ずっと聞いていた。けど記憶には余り残っていない。でも邪魔じゃない音楽だった。って程度。

次のZEBRAHEADは、友達が前に行ったけど私は曲を知らないので、そのまま後ろにいた。
アー写を見る限りは、いい方は悪いがいい意味でアホっぽい(笑)
友達曰く、POPだよとのこと。偶然にも別の友達にバッタリ。その子もすっごいPOPって言っていた。
ZEBRAHEADが始まる頃には、前ブロックはかなりギュウギュウ。
ライブが始まって、偶然会った友達も飛び跳ねながら、前へ行ってしまった。いや、飛び跳ねたくなるよ、これは。
POPっていうか、すっごい楽しい!MCもテンポよくポンポンいって気持ちいい!
「モーニングムスメ ダイキライー」だって(笑)
、、、でも、MCの余りの長さにだんだん飽きてくるんだな、これが。
中指立てて、FUCKと叫べって言ってるし。ここから後のバンド全部でいったい何回FUCKという言葉を口にしたんだろうか。。。

ZEBRAHEADが下がって、サッシャまでもが「みんなでFUCKって言おうか!」だって(笑)
次はSLIPKNOT。もうブロックの中で座ることは許されないくらいに混んでいる。
ギリギリまで座ってはいたけど、諦めて立つことに。

ギュイ〜ンと何とも耳障りな機械音。そしてメンバー登場。
会場の盛り上がりは、恐らく最高だろう。
ステージはチラチラ見えたり見えなかったり。モニターも見えたり見えなかったり。
メンバーの数が多いので誰かしらは見えるが、詳しくない私にはどれも一緒(笑)
いやー、最初は飛び跳ねたよ。でも、でも、でも・・・
「トベー」「サケベー」「ナカユビタテロー」「ツギノキョクハー」ってみんな日本語憶えてくるのね、偉いわ。でも英語でいいのに。。結構耳障りだったりするし。。。
曲を知らないからどれも同じに聞こえてきた上に、近くですっごいガタイのイイ男の子がでっかいリュックを背負ったままモッシュしてるよ、おいおいっ、頼むぜ。ここはブロックの一番後ろだよ!
モッシュしたけりゃ前行けよ!って思う。何の為に後ろにいると思ってんだよ、ったく。所々その感情が言葉に出てたりもした(苦笑)
って感じで、もうライブが嫌になっちゃったんだよね。そこへきて「スーワーレー」だって、勘弁してよ。こんなギュウギュウなとこで座らすなよ。前から詰まってきたら後ろはどうすりゃいいんだよ。
でも、まぁ言われりゃ座るよな、普通。しかたなく私も腰は下ろしたよ。真中はチビっと座ってない人いたけど、その気持ちもわからないではない。
で、何!?何をさせたいの!?訳わかんないうちに、みんな立ってるよ。何だったんだ!?
途中、メンバーから11月に来日するって言葉に会場は盛り上がった。

もう飽きたーーーと思いつつもやっと終わったよ。。
でも、みんなはアンコールの拍手。んな、出てくる訳ないじゃん、一旦引っ込んだのに。と思ったら出てきたよ、おい。
で、2曲かな?やってった、アンコールを。ふぅ。。。さっさと終わってMANSON行こうぜ!というのが私の本音。
半分ぐらいはMANSONをどこで見ようか考えていた。

これだけ人が詰まってしまうと、後ろにいてもステージもモニターもチラチラしか見えない。だったら、見えなくても前で同じファン通し、まみれながら暴れてる方がいいだろうと思い、前に行くことにした。
けど、友達は具合がよくないとのことでスタンドで見るってことなので、荷物を持っててもらい、私は前へ。
SLIPKNOTのファンの人たちが、終わったあとどいてくれるのかすごく不安だったけど、MANSONにはあまり興味はないらしく、どんどん前へ行けてしまった。
前の方には、区切りの柵が少しある場所があって、その脇がちょっとだけ高くなっていて、空いていたのでとりあえずそこへ。
前から10列目以内にはいるらしい。どうせ始まってしまえば、同じ場所になんていられないからどうでもよかった。
これだけ柵が近ければ、流されて流されての悪夢は味あわずに済むだろう。
ステージ上ではセッティングが進んでおり、一部が焦げた星条旗が飾られ、ライフル銃のついた赤い演台が後ろの方に用意されている。これは3月のツアーと同じである。
POGOのクネクネキーボードも右へ左へと倒され、確認作業が行われている。
待っている間、お客さんの頭の上をボールが飛んだり、ダッチワイフが流れて行ったりしている(笑)
セッティングが済み、スモークがたかれ、電気が落ちる。
客席が盛り上がる。
しかし、SEが流れている。曲が終わる。今度こそ、、、またSE。
待たせるなぁ、、、ご機嫌ナナメなのか?MANSONは。なんて思ったりもした。

ついにメンバー登場!ぅをーーー!ぅぎゃあああ!って、全然ステージ見えません。
後ろからは危害がない程度に押された。とにかく、低いところに降りないようにだけはしておいた。
1曲目「IRRESPONSIBLE HATE ANTHEM」。
一番最初に見えたメンバーは確かTWIGGY。相変わらずベージュのワンピがお似合いよぉ。
「ふぁか〜、ふぁか〜」ってそりゃ叫びまくり、腕振りまくり。
で、きちんと1曲目にしてMANSONが目に飛び込んできた。服装?はいつもと一緒。黒のコルセットにビリビリのストッキングにブーツ。横に1本ラインのメイクに帽子といういでたち。
THE REFRECTING GOD
あんまり憶えていない;;ただ、ノリノリだったことには間違いはない。
この頃かはわからないけど、横に女の子が来て、やけにノリが悪いなぁと思ったら、ステージにカメラを向け、シャッターチャンスを狙っている。
まぁ、いけないはいけないけど、撮りたい気持ちはわかる。
が、撮ってないときはノろうよ。まったくの棒立ち。音楽にはまったく興味がないらしい。こういう人が前に来ると気持ちが萎えるんだよね、ハッキリ言って。ジャマなんだよ。
前にいる男の子約1名も棒立ち。見たい気持ちもわかるが、後ろからただボーっと立ってる姿を見ているこっちはたまらんよ、ったく。
まぁ、左右に動かないからこちとらステージが見やすいけどさぁ。。
DISPOSABLE TEENS
みんなジャンプしまくり。そりゃオイラだって!

「トキヨオーーー!」(MANSONお決まりの叫び)

THE FIGHT SONG
MANSONの「ファイッ、ファイッ…」の掛け声にみんなも合わせ叫び、テンポが違うながらもジンジャーの正確なテンポが刻まれ曲に入る。
そしてやっぱり「ッファイ、ッファイ…」のところは大合唱。
ステージが少し暗くなって間があく。おいおい、次は何がくるんだ!?
THE NOBODIES
タ・ケ・ウ・マ。MANSONと言えば竹馬でしょう。たぶん、今までのMANSONのライブで見なかったことは1度としてないと思う。しかし、器用だ。
前の男の子が動かないから、ちょうど隙間からステージがよく見える。今までは誰かが見えない(特にジンジャー)のが当り前だったのが、今日は全員見える。
そう、ジンジャーもドラムから出た頭半分、きちんと見えますわ。
POGOは今日は日の丸をオデコにつけていない。黒っぽいメークに見えるがよく見えない。JOHN5は、黒の足首までのロングコートで、前がかなりあく形で、また短パンをはいているのでしょう、黒の横にビリビリに裂いたストッキングを履き、御御足を見せている。
ROCK IS DEAD
この曲は有名なので、スタンドの方からもワーという声が聞こえてきた。嫌が上にも盛り上がる。
THE DOPE SHOW
白っぽい毛皮のコートを着てMANSON登場。いくらなんでも暑いだろ。。(苦笑)
「IN THE DOPE SHOW♪」のところを客席にマイクを向けるMANSON。
途中、何気な〜く、コートを脱いでいた。
JOHN5がねぇ、、、あまり前へ出てきてくれないからすっごい見ずらい。。MANSON、絡め〜とか思っちゃいました。
少し間が空いた。たまたまTWIGGYが見え、横の方へ言って、スタッフと何か喋っているのか水を飲んでいるのか、後ろ姿もなぜかかわいいのであった(笑)
CRUCI-FICTION IN SPACE
来た来た来た来た、、、この曲は〜デカくなるぞ〜(笑)
これでMANSONがよく見える。みんなは歌わないけど、私はこの曲を聞くと一緒に歌いたくなってしまう。
でも、今日は口パクにしておきました。誰も歌っておりません;;
前にこの曲のMANSONを見たときは、体ブンブン振ってたけど、今日は腕を上下に振りまくっております。ん、、、腰痛めた!?(笑)
SWEET DREAMS
もうお決まりの曲。MANSONも一体感を感じたいのだろう。でもねぇ、やっぱり歌ってる人少ないなぁ。私の周りからは全然声聞こえません(寂)
MANSONが下に降りてきた!でも見えるわけでもなく、まぁ、前触れたからヨシとしよう。
MANSONがステージに戻ったときには、もうどこを歌ってるのかまったく不明。MANSONがワンフレーズ口にして、その後にファンが続く。けど、やはりダメっぽいな。次へ行こう、次へ。
MANSONが最後歌ってSWEET DREAMS終了。ちょっと可哀相になってしまった。
THE LOVE SONG
曲のイントロ部分でJOHN5がバッチリ見えた。このときJOHN5は、片足を前に出し膝を少し曲げ、上半身で縦にリズムをとっている。そこへDISPOSABLE TEENSのPVで着ている法王の衣装で出てきたMANSONが来てのツーショット。超〜格好ええ〜。。やられた。
「GUNS YEAH〜 GOD YEAH〜♪」みんなはYEAH〜だけなのに私はGUNSもGODも叫びたかった。そして叫んだ(笑)
ROCK 'N' ROLL NIGGER
この曲は本当にライブを盛り上げる。
この頃には私は柵のすぐ横にいて、別に押されるわけでもなく、前にもちょっと間があいていて、ヘドバンしまくり、ジャンプしまくりって感じでこの曲が終わるといつもヘロヘロ。
ANTICHRIST SUPERSTAR
赤い演台が用意され、何がくるのかと思えば、なんとANTICHRIST SUPERSTARだ!
今日の選曲はどうなっちゃってるんだ!?凄すぎるぞ!!!
ファンじゃない人がどうしているのか、どう見えるのかはわからないけど、上に手を伸ばし、2拍叩いて手を伸ばす姿をみんながMANSONに向かってしている姿。どーだーーー(爆)
もう、MANSONの奴隷ですな、ファンは(笑)
2年ぶりだ、ANTICHRIST SUPERSTAR。嬉しい。この曲はメンバーとファンの一体感が持てるし格好いいし、最高だぁ!
ファンじゃない人にとっては、MANSONが一体感?と不思議に思うかもしれないけど、MANSONはいたって普通の人なのです。いや、そうでもないか(苦笑)
THE BEAUTIFUL PEOPLE
ステージ上からライフル銃の大きいモニュメントが下りてきた。
そして、これをやらずして何で締める!
もちろんTWIGGYとJOHN5は黒のヘルメットをかぶっています。
ジャンプしまくり〜。みんな、この曲も歌えないの?もう音はずれてようが何だろうがいいわ、歌っといた(笑)あんなとこで自分の声が聞こえるよ、おいっ。
楽しい〜。。あぁ、終わっちゃった〜。
と思ったら、ステージまで暗くなっちゃった。。アンコールか?なぁんて思ったけど、やっぱりSLIPKNOTが時間取り過ぎただろ、花火がドカーンって上がっちゃったよ。。
私の列からは半分くらい見えるかどうか。みんなが花火を見ている間にすり抜けて、でも途中、2、3度振り返って花火を見つつ、ブロックの出口へ。
サッシャの「MARILYN MANSO---N」という声にガッツポーツをして声を上げつつも体は出口へ向かっている。
出口のところでスタッフの一旦止まって下さいというギリギリのところで、柵の外へ。スタンドへ行くには少し待たされたが、それほど待たずに上がれた。
出口付近の椅子に今日もイデダイ発見。隣りにはMANSONメークをした女の人が座っている。相変わらずふてぶてしく座っている。本人はただ座っているだけなんだろうが、なんか偉そうなんだよなぁ(苦笑)
外へ出て友達に連絡をとり1Fで合流。私は汗でビショビショで頭振りすぎてヨタヨタ歩いていた。
隅っこで着替えをして駅へ。
あーーー、終わってしまった。。。凄く寂しい。けど楽しんだ。その場よりも終わってからの方が楽しんだという実感が涌いてきた。

今日は最後までいたので、駅もかなり混雑している。ホームで座りこまないでくださいという放送を無視し、というか立ってなんていられない。
電車も座れず、途中電車の中で少し座り込み。
途中で友達2人とも別れ、東京駅の長い長い乗り換えを経て東海道線でやっと座れた。
目の前やら斜め前にはサマソニ帰りと一目でわかる人たちが座っている。私だけかもしれんが、なぁんとなく仲間意識みたいなものがあったりもするが別に喋るわけでもなく、ウツラウツラしているうちに横浜へ。
足が思うように動かず家まで30分くらいはかかったんではないだろうか。足がパンパン。腕には痣、そしてTシャツのあとがクッキリと日焼け。鼻も日焼け。
さぁ、明日は休みだ、ゆっくり余韻に浸ろう。