zilchというと天気が荒れるように出来ているのだろうか・・・と思えた。大雪。
電車が止まっているというニュースは流れてはいなかったが、この雪で電車が遅れない訳がないと思い、人のチケも持っていたので遅れる訳にはいかなかったので家を2時に出た。
家のドアを開けると休日のせいか誰の足跡もなく、足を踏み入れると20p弱の雪が積もっていた。
駅へ着いたものの電車の遅れはほとんどなく、時間をつぶすために東京駅で1人でお茶をし、丸の内線に乗るもやはり早過ぎると思いそのまま新宿へ行き1時間ほど時間をつぶしてからBLITZへ向かった。
地下鉄の改札を出ると、チケットを譲ってくださいと書かれた紙を持った人がたくさんいた。
友達と落ち合い、少し離れた喫茶店へ。
そこで聞いた話によると、3時くらいから物販が始まって、メンバーが外へ出てきて何やらやったらしい。
少しだけ時間をつぶし、気合が入っている友達は開場が気になって仕方がないので6時にBLITZへと向かった。いつもの階段は閉鎖され横の坂から入り口へ向かった。
すでに開場されていた。A,Bは同時入場。グッズを見るもTシャツ以外は売りきれているらしい。ライブが始まってわかったけど、リストバンドはなかなかイイ。でも1500円。。。
名古屋から向かっていた友達もギリギリ間に合いチケットを渡した。
番号が呼ばれ中へ。空きロッカーをようやく見つけ2人分の荷物をつめこむ。
会場の中へ入ると、すでにほとんどの人が入っているはずなのに、かなりあいている。
とりあえず、詰まっているところの後ろ(ギターサイド)にいた。

SEが途中急激に大きい音になると会場が盛り上がる。
10分くらいして外人のドラムの人が登場。Jのバックバンドだろうか。。Jコールが起こる。この時点でJファンがかなり多いことが判明。まぁレイに聞こえなくもない・・・か。
少しして女性ヴォーカルが歌い出した。シャウトが効いていてかなり格好イイ。
かと言ってシャウトだけでなくすごい高音を効かせたりして会場は盛り上がった。
途中のMCで「ユーチンです」(?)という名前を聞き、初めて韓国の人であることがわかった。
MCは英語。次に歌った曲は歌詞に日本語があった。
アクトが終わってステージを去るときに会場から「格好いいぞー」という声がいくつかかかった。

セッティングの最中、友達と前へ行きたいねと話しをしていて、3つ目のブロックの前の方にいた私達は柵のところにいた知り合いに通させてもらい2つ目のブロックへ。
結構空いている。
SEがまた大音量になり再度客席が盛り上がる。
ドラムが出てきたが、ジョーイではない。
J登場。
私達のまわりは大半がJファンだった。。
赤とグレーのヘアバンド?をし、皮ジャンを1枚はおっての登場。
私は一度もJの曲は聞いたことがない。J好きの友達に歌はヘタだよと聞いていたが別に気にもならなかった。
初めて聞いてもノリのよい曲が多くて、踊っていてすごく楽しい。
ダイバーもまわりからチラホラ出始めた。私の頭の上を通って行ったダイバーがいないところをみると、ちょうど出る場所にいたらしい。
横の方で小人数ではあるがモッシュ場所があり、そこに混ざったり抜けたりしながらかなりのめり込んでいた。
周りはモッシュを知らないのかかなり迷惑そうであった。
途中Jがギター側のスピーカーの1番上に上って2階席を煽る。そしてその中の一人の子と抱き合ったりもしていた。
思えば前の時もスピーカーに上っていたなぁなんて思い出した。
静かな曲ではライターが灯されたところもあった。他の曲で手を上にあげ手を叩くという行為があり、私は初めての経験。不思議だった。なんか違う気がして私には出来なかった。
1時間ちょっとのパフォーマンスが終了。

セッティングの間、かなりの客の入れ替わりがあった。Jファンが後にひいていった。
ステージには前回同様、黄色のテープが張られ、ステージ頭上から3つの帯がたらされている。
友達と話していたが、人の出入りが激しく別々に。周りを見るとオブリライブで見る顔がかなりいた。
1人でボーっとしていると、全然違う友達と遭遇。そして一緒に来た友達が私を見つけ声をかけてくれ、その友達と一緒にいた友達はここ1年近く受験とかがあって会うことが出来なかった友達。余りの懐かしさに思わず抱き合ってしまった。その子は高校生の男の子。いいんだろうか・・・;;

9時。会場が暗くなって、ステージ頭上に垂れていた帯に火がつき、下から上へ燃え上がって消えた。
会場はいやが上にも盛り上がる。
ドラムのジョーイ登場!I.N.A.ちゃんも登場!
ツインギターで1人は目のところを黒くぬっていた。シャバDも健在。DJは?誰??SWAMPのはずだけど違うっぽい。
RAYが黒のパーカーでフードをかぶって登場。
曲は覚えてません。もちろん3.2.1からです。
その時、自分でもわかっていたけれど、自分自身かなり盛り上がっていた。踊りまくってる、横の友達も。そのせいか周りにかすかな空間があった。
場所は真中ちょいギターより、2つ目の柵の3列目くらい。
RAYがMCで「ニホンゴムズカシイ」と言っていた。これから少しずつレベルアップするとも言っていた。
新曲MIMIZUZEROはかなり格好イイぞ。
「I.N.A.ちゃーん」と言ってRAYが紹介する。が、I.N.A.ちゃんは「急にフルなよ。」と言って終わってしまった。
I.N.A.ちゃん、痩せたねぇと友達と言っていたが、後で会った稲田フリークな友達曰く、顔がむくんでいたらしい。
途中、「DJ SWAMP !!!」と紹介があった。
なぬ!?!?!?あれ、スワンプなの?髪の毛はかなり長く真っ黒。友達がザビエルだって(笑)まさしく!
3.2.1.zilch♪ 3.2.1.zilch♪の掛け声を客席に要求。
回している途中に自分が1回転したりレコードを後ろ手に回したりと見せる見せる。最後はレコードを割ってしまった。私たちはスゴいものを生で見ている。
そういえばオブリのライブにも1度来たけど記憶にない。。
新曲をもう1曲披露。これまた格好いい。はぁヤられた。。
最後にPSYCHE。グっときました。hideサンクス。

ここで終わるわけがない。客席からはアンコールの拍手。
ドラムが2台になる。何をやらかすんだ??
メンバーが出てきた。RAYがJを呼ぶ。客席のあまりのJコールにRAYと呼べと言っていた。
J登場。白のタンクトップ。Jがマイクのところに立ち話し始めた。
この時だけは後ろから押された。
今日は雪なのに来てくれてそんなバカな奴らが大好きだみたいなことを言っていた。雪ネタは先程のJのライブのときに続き2回目。本人も笑っていた。
「これから俺が言う2つのことを外にいる奴らとかに伝えて欲しい。」
「ここにいる奴、外にいる奴、ここに来れなくて家ではぁって溜息ついてる奴、ココ(ハート)に同じ血が流れてる奴は、これから俺らがサポートしていく!」という心強いお言葉。
そしてポケットからA4の4つ折りになった紙を出して、「俺とRAYとで"BRACK BROTHERS"というプロジェクトを組む。わかるな?男仁義だ!」
「このことは今日いっぱい来ている雑誌の取材の人が詳細を伝えてくれると思う。」
「そして、5月12、13日にこのFIRE WIRE 2001のボリューム2をやる!!!」
客席は絶頂の盛り上がりを見せる。
一言二言あって「あの人、今日もきっとどこかで見ていると思うけど、感謝。」みたいなことを言っていた。
「世界で俺が1番だと思うドラマー」とJが言ってジョーイを紹介する。
「こんなデカい俺も小さく見えるだろ?」とJ。
RAYが負けじとドラマーを呼ぶ。ドラマー登場。(友達に名前を聞いたが覚えていない)
ドラマーが位置につき、Jがhideへの一言?hideのこと?を言い、「ELECTRIC CUCUMBER」。
Jが赤い拡声器を手に「日本の神奈川県横須賀市からお越しの松本秀人さんです。ど〜ぞぉ。」
曲が終わったときに、Jは白のベースを振り上げて下へ・・・
実際壊したかどうかはわからない。
3.2.1.zilch♪・・・
会場が明るくなりライブ終了。

ロッカー周辺に人があふれた。
雪のせいでもしかしたら直外へ出れるドアが開いていないのかもしれない。
友達とおしゃべりをして空くのを待って荷物を取りに行き、着替えて外へ。
出口のところで今日の最初のactorのYOU JEENのデモテを配っていた。
雪はやんでいた。既に10時半をまわっている。呑みに行くかという話しにはなったものの、行ったらオールしかないのでここは帰ることに決まった。

今日はお客さんにハデさ(暴れ具合)はあまり見られなかったけれど、好きに踊れたし、Jのパフォーマンスは格好いいし、すごく楽しかった。感動もした。zilchのライブはやはり特別な思い入れがどこかにあるのだろうか。
hideを感じることの出来るライブであることは確かだし。
− 全てはhideから始まった −(by J)

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 『FIRE WIRE 2001 vol.2』  5/12(sat),13(sun) 赤坂BLITZ 詳細は近日
 YOU JEEN(最初のactor)「HEY HERKS」(Produced by J) 2001.3.23 debut maxi single on sale