INORAN (LUNA SEA) と KEN の対談 '99.5くらい
I (INORAN) : あ〜、今日はですね、あの〜、突然対談になったんですけど。
K (KEN) : 突然・・・昨日、電話があったんだっけ?
I : そう。違う、この間、3日前ぐらい?じゃねーや(笑)、この間のライヴの時だ。オブリヴィオンの・・・
ダストの・・・ケン・ロイドさんを・・・”ケン・ロイドさん”で大丈夫?(笑)
K : ”ケン”でいーよ(笑)。仲いーじゃん、うちら。
I : え?仲悪い。(笑)
K : 急に他人になんなよ。(笑)
I : まぁ、適当にくっちゃべって(笑)・・・とりあえず、うぃーっす!(乾杯)
K : うぃーっす。あれ、みんなも混じるの?混じらないの?
I : 混じるよ。笑い役で。(笑)・・・で、今日は、"バー高潮"に来てるんですけども。まず、・・・えーっと・・・
御趣味は?(一同:爆笑)
K : 御趣味?御趣味はね・・・飲むのが好きだね。酒好き。だって・・・それ位しかないじゃん。
I : そんな、終わっちゃうじゃんかよ(笑)。それ位しかないんだ(笑)。でも、飲む時と飲まない時って、
結構"波"があるよね?
K : うん。3週間連続飲んで、それから3週間連続飲まないとか、そーゆーの。INORANは常に飲んでる
でしょ?
I : そうだね。常に、コンスタントに。
K : あれはないの?お風呂上りに一杯とか言って「ぷはぁ〜!」って。(笑)
I : あ〜、それはないね。まだ、"オッサン"じゃない。(笑)
K : 俺もないよ。
I : まだ若いもんね。
K : なんか飲みたいとはおもわないんだよ、一人では。
I : 一人では飲まないんだ。じゃぁ、あれでしょ?雰囲気が好きなんでしょ?飲んでる雰囲気。
K : 酔っぱらった時の・・・。
I : うん。
K : 僕が・・・
I : うん。 
K : 好きなの。
I : (爆笑)なる程、わかった、わかった。(笑)
K : なんか、楽しくなっちゃうっていう(笑)。INORANは?
I : 飲んでる時の雰囲気は好きだね。だから、嫌な雰囲気の時とかはすぐ帰っちゃう。
K : お酒とかあんま詳しくないの?
I : あんま詳しくないね。
T (バー高潮店長): (突然)・・・ずわい蟹とマカロニのサラダでございます。
I : それ載っけでゃうよ?(笑)
K : INORANてさ、酔っぱらっても変わんないじゃん。
I : 変わんないね。
K : でしょ?俺がちょっと変わっちゃうから。
I : ケン変わるよね。でもいい感じに変わるから、全然大丈夫。
K : 喧嘩はしてないからね、まだ。INORANと俺、口喧嘩もしてないもんね?何一つ喧嘩してなくない?
I : そう、仲良しだからね。
K : 電話しねぇ時は、たまにちょっとムッとくるんだけどさ。(笑)
I : 最初に飲んだのっていつだった?どこで飲んだっけ?あっちだよね?初めて(一緒に)飲んだのにもか
かわらず10時間位いったんだよ。
K : 10時間のみ続けて、お互いなんか気に入った!みたいなこと言い出して。
I : 意気投合したんだよね。
K : 「電話しろよ!」とか言って。でも、それから3ヶ月位INORANから電話来なかったんだよ。
(一同:爆笑)
I : そうだっけ?(笑)
K : そーゆー思いが・・・そう。(笑)
I : 長く飲むのどーなの?あーゆー・・・。・・・最初なんか俺の事「ハードコアだ!」とか言って。
K : ハードコアじゃん、だって。超パンクだと思ったよ。あんま飲まねぇのかな?って思ったからさ、
朝の10時とか。もう外がさ、会社の人が歩いてってんのに。でも、この終わり具合はいい感じだ
なぁって思って。(今後)もう10時間はねぇだろ、と思ったら・・・次もまた10時間。(笑)
I : あん時、長かったよね。あの辺ね。
K : ねぇねぇ、ここでさ、いい機会だからLUNA SEAファンのみんなの誤解を解こうよ。
I : 何を誤解されてんの?
K : INORANは静かな人だってゆー誤解があるじゃない。
I : あ〜あ〜あ〜。そーだね。
K : 結構無口だってゆー。
I : や、誤解じゃない。事実だもん。(店長:吹き出す)
K : そんな事無いね絶対に(笑)!めっちゃくちゃ喋るじゃん。俺がいつも相談にのってあげるって感じ
じゃん。(一同:爆笑)
I : お〜い。(笑)
K : 飲みに行くと80%はINORANが喋ってるって感じじゃん。結構みんなが思ってるより喋るよね。
I : そーだねぇ。ケンはどーゆー風に捉えられてんの?ファンの子に。
K : わかんないんだ、それが。
I : なんか(衣装の)スーツ、結構良かったらしいね。
K : あ、見なかったねINORAN。1日目(6/30)来たんだよね?
I : 1日目。俺、2日目は行ってないよね?
K : 来てないよ。(笑)
I : なんか2日目に俺がいたってゆー噂があんのよ。Jも一緒にいたんだって。
K : J来てないよ。
I : マスター(BLITZのライヴ)見たよね?
T : ええまぁ。私も見させていただきました。
K : 声、重低音じゃないよ。(笑)
I : ケンの印象どーすか?
T : 歌ってる姿を初めて見て・・・ねぇ?飲んでる姿とは全然違うね。
K : 全然違うね。
T : 格好いいよね。本人には言いたくないんだけど。(笑)
K : 調子に乗っちゃうからね。(笑)
I : そんなこたない。この間電話したらさ、エイベックスと・・・
K : 飲んでた。そう、もうそこまで堕ちちゃってる訳よ、俺は。(一同:爆笑)もう、友達が一緒に飲んでく
んないから、会社の人呼び出して一緒に飲んでもらってんの。(笑)
I : その前の日にケンから電話きて「今、何やってんの?」っつって。「これから、バー高潮で御飯食べ
ながら飲む」って。その前にケンは飲んでたんだよね?下北で。
T : 来なかったじゃん。
K : で、「何だよそれ?」って。「なんで電話来ねーんだよ」って(笑)。うちらのランデブーじゃん、とか
言って。なんで俺んとこに電話ねーんだよって怒ったの。したら「わかったわかった、電話する」っ
つって。極端なんだよね。次の日に電話してきてさ(笑)。
I : あ、そうそうそう。・・・スターウォーズ好きなんだよね?俺も好きなんだよ。
K : 俺今回のスターウォーズについて自慢出来んのはね、INORANより先に観れたってゆー。
I : そーなんだよねぇ。
K : 試写会とか行ってねぇ、汚ねー手を使ってスターウォーズ観に行ってるのにも関わらず、俺の方が
先に観てるから。(笑)
I : だって、しょーがねーじゃんか。
K : だって、ロスに来てよって言ったのに「ごめ〜ん仕事」って。(笑)
I : 何回観たの?
K : 3回。3回観ねーと、わかんねーんだもん、話しが難しくて(笑)。でもちょっと感動したけどね。
I : お土産も貰ったしね。ありがと。
K : や、俺もスターウォーズレゴ貰ったじゃん。やってる?作った?
I : 作った、作った。
K : あれ指痛くなるでしょ。そのまんま取っといてあんの?それとも破壊して、違うヘボい戦闘機か何か
作っちゃってんの?(笑)
I : (笑)や、そのまんま置いといたんだけど、猫が今日くわえて持ってった、ルークを。(笑)
K : 嘘(笑)!ルークくわえられちゃったの?
I : バカヤロー!って(笑)。危なかったよ、冷蔵庫の下にルーク行くとこだった。(笑)
K : INORAN、猫何匹いんの?
I : えーっと、3520・・・。(笑)
K : ふ〜ん、そーなんだ。(笑)
I : 2匹、2匹。ケンは何か飼わないの?ペット。
K : 飼える訳ないじゃん。
I : 何で?
K : だって、うちってルームメイトとかみんなと住んでるんだけど、植木も育てられないんだよ。(笑)
I : 黄色くなっちゃうんだ。(笑)
K : 生き物なんか無理(笑)。しかもさ、俺は買ってこないんだけどさ、植木買ってくる奴がさ、部屋でまず
育てるのよ。自分の部屋で楽しむ訳ね。でも、なんか死にそうになると廊下に出すの。(笑)
I : みんなで育てよう、と。(笑)
K : 廊下葉っぱだらけ(笑)。もー、死にそうになっててさぁ。だからペットは無理だね。
I : でも好きでしょ?犬とか。
K : 犬が欲しい!猫は、かなり気にくわない。勝手だし、引っ掻くじゃん?ちっちゃい時に顔を思いっき
りガッ!とやられたからね。(笑)
I : トラウマだ。(笑)
K : 子供ん時、ガガッとかやられて、それから猫嫌いになって、犬。
I : ケンってどっちっぽいんだろ?犬っぽいのかな?猫っぽいのかな?・・・犬っぽい?
K : 中身は犬だよ。愛を欲しがる人だもん。(笑)
I : ケンは表現が素直なんだよね。
K : 嬉しいよ、やっぱ電話くると。仲いいもん。
I : そーだね。あ、あれよ、俺、緊張しちゃって電話出来ないのよ。
K : 出〜た〜よ〜。(笑)
I : 出〜た〜よ〜。(笑)
K : 超、電話出る時、不機嫌な人なんだよ。「あ?何?」って。何?は言わないか。なんだよ〜?っ
て。(笑)
I : 俺、ケンの何が嫌だって、ケンが電話に出ない時の留守番電話の声が許せない(笑)。"ルスバンデン
ワニ・テンソーイタシマス"って。(笑)
K : 俺のセクレタリーだから(笑)ビジネス的に必要な訳よ。でもまぁね、嬉しいよ電話くると。あんまこない
分さぁ。
I : (笑)嬉しさ倍増だ。
K : 嬉しさ倍増するよ。ま、でもそんな事無いよね、結構話するよね?週1回は話すよね?
I : そーだね。
K : 忙しいから。INORANも。俺、最近青空見ないし。INORAN見る?
I : 見ない見ない。
K : 見ないっしょ?こう音楽の生活はやっぱ、青空見ないよ。
I : そーだよね、晴れててもスタジオ行かなきゃいけないからね。やるせないよね、あれ。
K : ヤバいよ、この生活は。多分、あと5年位で終わりじゃない?俺も。
I : 終わんない。(笑)
K : そろそろ青空が見たいかなってゆー。
I : ビーチバレーとかやったりすんの?
K : あれヤだ。砂とかが脚にくっつくじゃん?あれ取るのが嫌だ。サンダル履くじゃん?そーすっと、足と
サンダルの間の砂が痛いのよ、歩く時に。もーそれが嫌だ。
I : 許せないんだ(笑)。結構、我が侭だね。
K : 我が侭。基本的に、地球は俺の為に廻ってるから。INORANはどーなの?地球はINORANの為に
廻ってるの?
I : いや、そんな事無いよ。みんなの為に。(笑)
K : おーいおいおいおい(笑)。ここでクールに決めんなよ。(笑)
I : 浪花節だからね。(笑)
F (FC.SLAVE) : そろそろテープが・・・。
K : じゃあ、INORANが自分の為にしか地球は廻ってないって言った所で(笑)締めますか。
I : まぁ・・・・・・そーだね。(笑)
K : 何がそーだねなんだよ。(笑)