韓国もポルトガルを破ってグループ1位通過で16強入りしましたね。
私は外大キャンパスの特設会場で試合を見ました。
日本が16強入りを決めたばかりなだけに、万一韓国が負けたときのことを配慮して
赤いTシャツを着て、なるべく日本人だとばれないようにして観戦してました。
韓国って自分の国の試合となるとほんとうに国を挙げて応援するもんだから、どえらい騒ぎです。
だから二戦目のアメリカ戦の時は昼の試合だったから学校が午後の授業を自粛。
会社も仕事休むか職場にテレビを置いて観戦ですもん。
もう完全にウリナラ(我が国)状態です。
韓国での他国の試合会場なんてチケット余りまくって当日半値以下で投売り状態だってーのに。
――で、この第3戦、驚いたのが反米感情ですね。いきなり大歓声と共に総立ちになるから韓国が得点したかと思ったら、同時に試合していたアメリカがポーランドに得点を許した情報が流れたからなのです。
(このところ学内でも反米のビラが撒かれ、第2戦のアメリカとの直接対決の時は金大中大統領がスタジアムでの観戦を自粛、アンジョンファがゴールを決めてオリンピックのショートトラックをパフォーマンスした時なんて街中から歓声が響いてきたもんです。)
朝鮮戦争で韓国を支援してくれた感謝を込めてアメリカをミグク(美国)と呼ぶこの韓国でなんてことでしょう。
さて、話は戻ってこの第3戦、優勝候補の一角と目される強豪ポルトガルに対して1対0
(選手は11対9だったが)で勝利!もう周囲は総立ち大騒ぎ。
抱き合って泣く者叫ぶ者。
気が付けば床に敷いていた新聞紙に火をつけてキャンプファイヤーが始まる始末。
気持ちは分かります。
私だって日本で日本戦の勝利の瞬間を目の当たりにしていたらこんなもんじゃありません
××して△△や○○なんか**してたことでしょう。
ハジマン(だけれども)ここは韓国。
――こんな時おおっぴらにウリナラ日本の勝利を喜び合うコミュニティーのないことが、母国を離れて暮らす現実を私に自覚させます。
皆さん。
日本にいるのなら大いに喜びを分かち合って下さい!
外国で母国を批判されることがどれほど辛い事か理解してください。
特に政治家。(あと、在中日本大使館も)
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