2001年5月2日:私を山へ連れてって |
ゴールデンウィークで世間を賑わせる影のシーズン。
青木ヶ原樹海の行方不明者一斉捜査。
この時期になると多いらしいです。
自殺志願者が人知れず死を迎えるために足を踏み入れる地。
死期が近づくと姿を消して人知れず死を迎える猫。
――相性のいい場所っぽいですね。
富士山の麓に広がる広大な樹海。
おびただしい火山灰と溶岩でできたその地は磁気を発する鉱石が多いため方位磁針が役に立たず、一度迷ったら二度と出てこれないという。
しかし、所詮は狭い日本の限定地域。
死ぬ気になれば脱出できないことはないでしょう。(もともと死ぬ気なんだし)
スワンはないが無人島から自力で脱出し、日本だけでなくインド洋をも渡りぬいたロッコツマニアなら可能ではないでしょうか?
(Tプロデューサー。本当に連れて行かないでくださいね。)
まぁしかし、あれだけ文明社会と隔絶された、それでいて広大な自然の中です。
人間、大自然に抱かれて生活すると人生観変わるといいますし、
自殺志願者の何人かが樹海で彷徨っているうちに
悟りを開いたとしても不思議ではないのでは?
その名も
樹海教
方位磁針を狂わすほどの磁場が出ている場所です。
その磁場の影響で
肩こりや腰痛が治ったとしてもおかしくはない。
○ップエレキバンのごときその効力を樹海パワーとでも銘打てば立派なカルト教の誕生です。
さあ皆さん。行楽で疲れ果てるゴールデンウィーク明け、五月病になる前に
大地の波動を全身に受けましょう!(ヤケ)
――どっか連れてけ〜(泣)。