2001年9月17日:日本の危機管理意識
ブッシュ大統領の『今わが国は戦争状態にある』発言でテロ支援国とアラブ諸国を巻き込んだ第三次世界大戦勃発騒動のさなか、前回のカキコは不謹慎に当たるかも知れないと反省です。ところがそれ以上に不謹慎な事件が国内ニュースで報道されていた。

狂牛病疑惑の牛が処分されたのではなく、豚や鶏用の飼料として肉骨粉にされていたという。

――ばかか!

狂牛病がどれほど恐ろしいか、夏前のヨーロッパのニュースを見れば分かるだろうに。
我が家ではNHKのBS放送が見れるので、朝食は世界各地のトップニュースを見ながら取ります。当時はイギリスだろうとフランスだろうとヨーロッパの国々のトップニュースは狂牛病関連一色でした。空気感染するので狂牛病感染が確認されると、それに接触した可能性のある同じ群れの牛は全て焼却処分されます。
あれでイギリスの畜産業者は致命的な打撃を受けていましたが、被害の拡散を防ぐために苦肉の対抗策でした。

それほど深刻な問題なのに日本での対応はどうでげしょ?
疑惑の牛を証拠隠滅するがのごとくよりにもよって飼料にするとは!

大バカやロウです。

その牛と共に飼育されていた牛は最低限隔離できてるのでしょうか?
北海道の牛を調査すると言いながら、それに二週間かけるというのんびりした対応、しかも見た目で様子を見るだけ。
(発病するまでの潜伏期間長いのに……)
もし本当に狂牛病だったら北海道の酪農全滅ですよ。
――いや、
日本全土から牛がいなくなります。

神戸牛も


松阪牛も例外ではありません。

そうなったら
牛丼の値下げ競争どころじゃありません!

それは
私にとっても死活問題です。

(OGビーフがあるなんて笑ってられません。)



日本の酪農家と畜産業者、農水省関係者はNHKのBSニュースを観よ!
大リーグマリナーズ戦のイチローも観れますが、まず世界のニュースを。
あれ観てたらこんな悠長なことしてられません。
危機管理能力以前の意識問題です。



ここまで熱く語ってて実はヨーロッパで大問題になっていたのが
狂牛病じゃなくて口蹄疫だったなんて言い辛いなぁ……


9月27日:近頃の教訓

先週末の三連休は大会準備と風邪で潰れてしまいました。

連休前に歯の治療を受けたのですが、その翌日から激しい激痛に襲われまして、親知らず治療時と同等の苦しみを引きずっておりました。
はじめのうちは患部が炎症を起こしていて、神経を刺激しているだけだろうと思い、以前処方された抗炎症剤の残りを飲んでしのいでおりましたが、一向に痛みが引く気配もなく、かえって日増しに痛みが激しくなっていきました。
大会前日なんてあまりの激痛に眠れません。

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い……

完全に神経にイってしまったのか、クビの筋まで痛くなり、肩まで凝る始末。
大会翌日になると頭が朦朧として体が熱っぽくなってきました。

――まてよ?
この症状はもしや……


風邪?でした。

風邪薬を飲むと歯の痛みまで消えちゃったりして。
首の筋の痛みは扁桃腺だったようです。
風邪の熱で歯の患部が刺激されてただけみたいっす。

原因はわかったのですが、未だに風邪が完治しません。
微熱が続き、朦朧とした中原稿を上げております。

限界が来て布団に潜り込んで観るBSニュースは今もテロ対策報道が大半です。

疑惑の牛も狂牛病と確定したみたいですね。
農水省の方が記者会見でレポーターに詰め寄られているのを目にしました。

リ:「このような事態になっても飼料用肉骨粉は中止しようという意見は出てきてないのですね」
農:「……………………」


沈黙する農水省報道官。
机の一点を見つめ、口を真一文字に閉ざし、歯を食いしばりながら記者の容赦ない質問に立ち尽くす。

あの姿はまさに
公人です。

恐らく本音はレポーターや我々国民と同じなのでしょう。
しかし農水省の代表の立場である以上、個人的な意見を言うことも出来ず、ただ農水省からの決定事項を伝えるのみで、全ての非難を一身に受けることしか出来ないもどかしさ。

「言われなくてもわかってるんだよ。俺だって声を大にしていいたいんだよ!でもしょうがないじゃん。」

――涙を禁じ得ません。(多分私の場合熱のせいでしょうけど)


10月だというのに今日の夜風はやけに身に凍みます。

部屋に漂う冷気。

こんな時しみじみ思います。


日本の危機管理をどうこう言う前に

自分の体の危機管理をしっかりすべきでしたね……

10日20日:結果は8年後に……

自宅の近所に牛丼の松やがありまして、帰宅途中夜食がてらよく利用してました。

そこへ降ってわいた
狂牛病汚染騒ぎ

狂牛病に感染した肉を食べることで人間にも感染の危険あり。
ヤコブ病と呼ばれ、症状はアルツハイマー病と酷似するらしい。
感染してから発症までに役8年程度の潜伏期間(というより増殖期間)があり、若年性痴呆症の人はもしかすると実は狂牛病感染?なんてこともありうるかもしれない。


いま、牛肉が危ない!

狂牛病の原因となるのはプリオンというたんぱく質の変種。
菌ではないため加熱処理しても無意味で予防措置としてはプリオンが存在しそうな肉を摂取しないことだけ。

激減する牛肉の消費。

そんな中私はいつもと変わらず松やを利用し続けていました。
カレーが牛丼に続いて290円とリーズナブルになったことも理由の一つですが、どうせ国産牛でなく海外から安い肉を大量輸入してるだろうと踏んでいたのが大きな理由です。

それで今夜もいつものノリで
松やへ行くと







チキンカレー始めました。







――やばかったんですか?(泣)

売り物にならない端肉をかき集めて使っていたとか……