2001年11日16日:ロシアからの訪問者

今日ロシアの学生男女8名が我々の招待で来日した。
相互交流を目的にしたこの企画。ささやかな食事会を開いて歓迎した。
相互交流なので当然のごとく司会役が最初に仕切ったのは自己紹介。


英語かロシア語で。
(泣)

今年始めにN.Y.で英語を共通語とした世界大会に携わっただけに、中学レベルの英単語を並べて無難な挨拶をするくらいの度胸はつきました。
あと彼らが英語で自己紹介する中、話す間やその抑揚からいつ、どんなリアクションをすればいいかくらいのアドリブも。(でも具体的に何を言っているのか判ってません(T_T))

自己紹介を終えて食事が進む中、質問タイム。
初めて日本へ来た感想など無難な質問が交わされる中、
私の中ではふつふつと沸いてくる質問事項は

ペレストロイカの時はどうでした?

チェチェン問題についてどう思いますか?

グラチャンバレーの日本VSロシアの勝敗予想は?

――訊きたくてウズウズ。

でも訊いちゃいけない(忍)

――この歓迎会の場で初めて知ったのだが、じつはロシアの人って歌や踊りが好きな民族らしい。

歌い出したら止まりません。

――ていうか、基本的にどの国の人も歌や踊り大好きですよね。
日本くらいじゃないの?おとなしいのは。

あっという間に数時間が経過。食事会は滞りなく終了したのだが、つぎの目的地へ移動するための
迎えのメンバーが行方不明(爆)

慌てるスタッフ。
なんとかこの時間を有効に過させる方法はないだろうか?
なんだか16カ国の代表を仕切る世界大会の舞台裏を髣髴させます。(なぜかウキウキ)

頭を抱えるチーフが出した苦肉の打開策――

――
銭湯へ連れて行こう。

みんな裸で公衆浴場だなんてロシアメンバーにはなんて新鮮な先制パンチ(壊)

やっぱりあっても水着なのだろうか。

――いや、ロシアといえばサウナが有名なはず――

などと思いを巡らせつつ、英語の出来る男女が一人ずつ急遽銭湯へ引率。

湯煙の中振り向くとロシア人の団体さんこんにちは

想像しただけでも壮観な眺めです。
お願いだから背中流し合わないでね。

――いやぁ来日初日からディープな経験が出来る彼らに同情します(泣)。