因縁の試合 2003/04/16(水)

今日はサッカー日韓戦。
在韓日本人が最も警戒しなければならない日でもある。


なぜならこの日は、


8月15日(日帝時代解放記念日)

3月1日(3・1独立運動)


に次いで


最も対日感情が
強くなる日

なのだ。





サッカーだけは
日本に負けるわけには
いかないニダ


この空気は韓国に住む者にしか分からないだろう。

外大語学院の春休みは僅か一週間しかないのだが、


この日ゆえに
敢えて日本に
一時帰国する者がいる

ほどである。(無論、他の用件もあるのだろうが)

正直韓国で日韓戦の応援はしづらい。

日韓戦でなく韓日戦ニダ!

と突っ込まれるだけでなく
ウリナラ韓国



敵国の応援は
許されません


日本人だけでこっそりと集まってのひそやかな応援。

まさに


共産主義制圧下で
信仰をもち続けた
クリスチャン


はたまた


ナチスドイツの制圧下で
身を潜めて生き延びた
ユダヤ人


の気分である。

しかし、外国に暮らして分かる愛国心。

どれほど迫害されようと
たとえカミさんが韓国人であろうと




私は熱く
日本を応援したい!


韓国に住んでいながらなんだが、

韓国にだけは
負けたくない


だから今日の試合は内容はともかく結果には満足だ。




日本 1-0 韓国


大声でマンセーを叫びたい。
だがしかし日本の勝利は同時に



戒厳令発令の合図

でもある。

今夜だけは私が日本人であることを
周囲の韓国人に知られてはならない。

たとえ気の知れた友人であったとしても
サッカーの話題だけはタブーだ。


韓国は情で動く民族性があり

人情が法律を上回ることも
しばしばである。







おかげで一つ困った問題が生まれてしまった。



先週申請した同居ビザが明日下りる予定なのだ。

明日
再びカミさんの故郷まで取りに行って来るのだが
出入国管理事務所の担当員がくれぐれも







熱烈なサッカーファンでないことを
祈らざるにはいられない
(結構マジ)