映画談義 2003/07/29(火)

本日も当サイトを拝見してくださった
語学院の方からご挨拶を頂きました。

中にはご主人が韓国人の方もおられ
韓国語版をもっと充実して欲しいとのリクエストまで頂いてしまいました。


――誰か訳してやってください(泣)


っていうか
日本語読める韓国人の方に過去の日記を読まれたら
どうしようかと戦々恐々だったりして。

語学留学に来たくせに未だにスギ(筆記)が苦手の石橋たたく。です。
こんにちは。





今日の一枚⇒



今日、下宿に外大大学院を卒業した元住人のコが泊まりに来まして
映画の話題に花が咲きました。

まぁ、ここで取り上げるほど面白い話にはならなかったのですが
スターウォーズシリーズの話題が出てふと思い出したことがあります。



26日深夜MBC放送で

スターウォーズV帝国の逆襲

が韓国語吹き替えで放送されてました。
なつかしのスターウォーズ劇場版第2作目です。





よぼよぼのヨーダ

ジャンゴ・フェットのクローン息子

美女とは言えないレイア姫

ハンソロに主役を持っていかれたルーク。





ルークが幼少からの専門教育を受けていないのに
フォースの潜在能力の高さと
それを使い切れない精神的未熟さあたりは
父ダースベーダーの若かりしアナキンに通じてたり
随所にエピソード2との親子の同時性がよくわかります。

そう、




ドゥークー伯爵とのライトセーバーによる戦闘中に
右腕を切り落とされたアナキン

ダースベイダーとのライトセーバーによる戦闘中に
右腕を切り落とされたルーク





有名なエピソードですね。

そしてこの帝国の逆襲で最大の見せ場でもある
ダースベーダーのあの名言






あいむ よ〜ふぁ〜ざ〜

(シュコ〜)

呼吸音な








日本語吹き替え版だと







私がお前の父だ!

(シュコ〜)






――となるわけで、映画館でなくテレビで初めて見た私は
この日本語吹き替えを聞きながら手に汗握って観てたものです。


この後のルークの




嘘だー




も、オリジナルの



lai〜


と違和感なく受け止められたものです









――ところが今回、
韓国語吹き替え版で観ていてですね。



あいむ よ〜ふぁ〜ざ〜



が、










ナン ノ アボジヤ

(シュコ〜)



と吹き替えられていたわけでして....







――。








――たしかにその通りなんですけど、









――なんか気持ち的に

_| ̄|○

になってしまうのは私だけでしょうか?














他にも例えば戦闘中の一コマで


突撃ー!



というセリフがあるとしましょう。

韓国で訳されると











カラー!
(日本語的には行けー!)



…………。


――ちょっと直訳しすぎとちゃいません?

などと思ってしまうんですが、

韓国人から見たらそれが普通なんでしょうか?

などといろいろ言葉から伝わるニュアンスについて
ひとしきり考え込んでしまいました。


そんなこと考えてたせいでその次のルークのセリフ



嘘だー!










ミチョ〜!
(ショックで気が狂うって意味で)


と吹き替えたかどうかは覚えておりません。




いや、素でコジンマ〜ルなんて言ってたら台無しかと思って.....














******************************追記:8月03日******************************




昨夜先週に引き続きSBSで


スターウォーズVIジェダイの復讐

やってまして、韓国語吹き替えのツボを探していたのですが
(時間ないと言ってるくせにこんなカンジです)

ストーリーと全く関係ないのだが
一つ気になったのが冒頭の部分でのシャトルが
デス・スターに着陸するときの通信のやり取り。

よく交信終了なんかの時の返答文句として頻繁に言われる言葉に


ラジャー

 がありますよね。

いわゆる日本語では
了解

と訳される部分なのですが、




韓国語吹き替えでは――









알았다
(アラッタ)










韓国語、侮りがたし