■韓国版「星の金貨」 2005/2/2(水)


さて、本日のクローズUPドラマは


「봄날(春の日)」



視聴率も高いようですね

原作は日テレの
「星の金貨」なわけですが
やはり韓国テイストに脚色されております。

ここで人物設定などを一度おさらいしておきましょう。





酒井典子演じた薄幸のヒロイン

ジョンウン(コ・ヒョンジョン)
一時的な失語症であって手話は使いません。
っていうか、既に喋りまくってます。
手話練習するのが面倒だったのでしょうか





不幸をしょった男のイメージNo1の大沢たかおの演じた秀一

ウンホ(チ・ジニ)
「チャングムの誓い」でチャングムの相手役としてブレイクしましたね。

梨花女子大の近くにお母さんが経営する食堂がありまして
お母さん、来る客みんなに当時放送中だった「チャングムの誓い(大長吟)」のポスター見せて自慢してました





竹之内豊が演じた秀一の義弟拓巳に相当する

ウンソプ(チョ・インソン)
放蕩息子でブチ切れると
泣きながらミリタリー人形に色を塗り始めるという
変わった趣向をもつ模様。
(春の日ミュージックビデオ参照)





記憶を失った秀一を看護し結ばれる、細川直美が演じた祥子

ミンジョン(ハン・ゴウン)



星の金貨では祥子(細川直美)を助けようとして
秀一(大沢たかお)が事故に遭って記憶が13歳まで退行、
責任を感じて看護をしているうちにデキちゃったって展開でしたが、

春の日では再会した実母と一緒に事故に遭い、
実母の死を目の当たりにしたショックで記憶が退行した事になっており、
ジョンミンは13歳当時のウンホの好きだった幼馴染という設定で、
記憶回復治療の誘い役として登場したらしい。










実は同じ職場の隣の席のコが
「春の日」にはまってまして
日本版
(星の金貨)の結末がどうだったのか知りたいと言い出しまして、

設定も多少違っている事だしラストが違う可能性もあるので
簡潔に
「春の日」の登場人物に置き換えて紹介してあげました。



■星の金貨(適当)あらすじ■

北海道で出会った男女。
結婚を約束
迎えに来るという約束を信じて待っていたヒロインが
なかなか迎えに来ない男を捜しに都会へやって来たら
男は事故ですっかり自分のことを忘れており
別の女とどんどん親密になっていくわ
男の義弟に言い寄られるわと散々な目にあう

ってあたりは既に放送済みなので割愛。


今後の展開として

記憶を取り戻した大沢たかおウンホ(チ・ジニ)と酒井典子ジョンウン(コ・ヒョンジョン)
やっとのことで愛を確認し合うのだが
細川直美ミンジョン(ハン・ゴウン)の妊娠が発覚。
責任を取って大沢たかおウンホ(チ・ジニ)は 細川直美ミンジョン(ハン・ゴウン)と結婚。

傷心のうちに北海道へ戻る酒井典子ジョンウン(コ・ヒョンジン)の後を
竹之内豊ウンソプ(チョ・インソン)が追いかけ、
手話で酒井典子ジョンウン(コ・ヒョンジン)に語りかけます



「おまえの気持ちが、俺に向くまで、待っててやる」

ただし、100年だけな。


― Fin ―




結果として
酒井典子ジョンウン(コ・ヒョンジン)は竹之内豊ウンソプ(チョ・インソン)と結ばれる
って簡単に紹介してあげたら満足げに納得してましたが、


実はこのドラマ、
続編があるんだよ。と。



続・星の金貨では
結局大沢たかおウンホ(チ・ジニ)と酒井典子ジョンウン(コ・ヒョンジン)が結ばれる
(正確には直前で大沢たかお絶命するわけですがそこはすっかり忘れてました)
旨を話すと


えらく気分を害してしまいました。

別の女と子供まで作っておいて元サヤなんて最低ってことらしい




くわしく説明すれば

大沢たかおの子を身ごもった細川直美は
陰謀により出産時に死亡

晴れてフリーになったことで再び
酒井典子と竹之内豊との
三角関係展開
これに
大沢たかおに
嫉妬心を燃やす実の兄矢沢の陰謀が絡み
最後はハッピーエンドかと思われた結婚式当日に
大沢たかお
刺される
血まみれで式場にたどり着くも
絶命
耳も聞こえない上に失明までしてしてしまった酒井典子は状況つかめず

大沢たかおの
角膜を移植されて視力回復
事実を知り自殺を試みるも
お腹に大沢たかおの
子が宿っている事を知らされ思いとどまり、
一人北海道に戻って子供と暮らす。

という、




記憶喪失
大病院の御曹司
不幸なヒロイン
四角関係


という前作に加えて



幸せの絶頂での主人公との死別


という

いかにも


韓国ウケしそうなシナリオ
なんですけどね。
私の韓国語レベルではそこまで説明し切れませんでした。



さすがに
病院乗っ取りにからむ親の不倫とか
矢沢、弱みを握る看護婦を口封じにレイプとか
タブー要素は封印されるでしょうけど

韓国テイストに置き換えられた「春の日」が今後どのような仕上がりになるのか
原作の「星の金貨」と比較しながら見ていくのも面白いかと。










星の金貨、脚本は間違いなく野島伸司だろうと思い込んでたのは私だけではないはず。


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