03年度春学期編:映画出演C

アドリブが生んだ出番

撮影本番。
昨夜訳してあげたガイドさんのセリフ、
ちゃんと言えるかどうかそっちが心配なのーてんきな私。
それがあらぬ方向へと....


ラストシーンのロケ地
春香伝ゆかりの地『廣寒楼宛』

馴れ初めの場となった
春香の乗ったブランコ(本当はこれの隣)

カメリハで
長い日本語のセリフを一気に語るガイド

最後の最後で間違える



『...様々な苦難と試練を乗り越えて
愛を育みました』


――というセリフなのだが


長いセリフのラストなのでか毎回
愛を
が抜ける

プロの役者とはいえ
慣れない外国語を一気に話すのだからキツイ


いよいよ本番

間違えないように話すことに必死で
説明中ずっと私の目を凝視
(普通観光客全体を見渡しながら説明しないか?)

また「愛を」が
抜けた!

ミスに気づかず監督のOKを待ちながら
ひたすら私の目を見つめ続けるガイドさん

このままじゃNG確実...

苦肉の策

なんとかその場はまとまる流れ...

アドリブでOK

わかんねーのに
OK出したんかい


監督ってばお茶目

■この後、別アングルでもこのやり取りを撮影。
苦肉のアドリブがそのまま採用されることとなり、台本に無いセリフと出番が生まれてしまいました。
――ていうか、このときの映像をラッシュで再生するのを監督の後ろで覗き見してみたが、まさに
一昔前のNHKハングル講座のスキット映像(爆)
これが大スクリーンで映し出されると思うとちょっと涙目です。
■教訓 》
このときまだこの映画のラストシーンがどのような展開になるのか誰も予想できなかった...。。

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