枝の主日

エルサレム入城 イエス・キリストがろばに乗って,エルサレムに入城したことを記念します。枝の主日と呼ばれるのは,イエス・キリストがエルサレムへ入城する時,民衆が枝を手に持って喜び迎えたことに由来しています。また,この日からイエス・キリストの受難の1週間(聖週間)が始まるので,受難の主日と呼ばれます。
→聖書の記述個所:マタイ21.1-11,マルコ11.1-11,ルカ19.28-38,ヨハネ12.12-19
 
戸塚教会では,9:30のミサの開始時に枝の行列の儀式が行われます。枝を手に持った会衆が聖堂の外に集まりその枝を司祭が聖水によって祝福します。(祝別といいます。)その後,会衆は枝を持って聖堂内まで行列し,ミサに移ります。枝はソテツやオリーブなど,常緑樹の枝を使います。




聖木曜日(主の晩餐)

主の晩餐 聖木曜日は,イエス・キリストが十字架で亡くなる前の晩に弟子たちと共に最後の食事を取り,聖体とミサ聖祭と司祭職を制定したことを記念し,この日の日没以降に,主の晩餐のミサが行われます。主の晩餐のミサから復活の主日の晩までを「聖なる過越の三日間」と呼びます。この3日間は教会暦の中心であり,もっとも荘厳な儀式が行われます。それは私たち人間の救いを実現したイエス・キリストの受難と死,復活を記念するからです。
→聖書の記述個所:マタイ26.26-30,マルコ14.22-26,ルカ22.31-34,Tコリ11.23-25
 
戸塚教会では,聖木曜日に司祭が12名の足を洗う「洗足式」が行われます。これはイエス・キリストが12名の弟子たちの足を洗い,「私があなたがたを愛したように,あなたがたも互いに愛し合いなさい。」という新しいおきてを私たちに与えられたことに由来しています。

 


聖金曜日(主の受難)

主の受難 聖金曜日は,イエス・キリストが死刑の宣告を受け,十字架につけられて亡くなったことを記念します。この日にはミサは行われませんが,受難の朗読,共同祈願,十字架の礼拝,聖体拝領(この日,ミサはなくパンとぶどう酒の奉納と祝別は行われないため,前日に祝別された聖体を使います。)を行います。
→聖書の記述個所:マタイ27.32-56,マルコ15.21-41,ルカ23.26-49,ヨハネ19.17-30

 


復活徹夜祭,復活の主日

復活のろうそく 復活祭は,十字架上で亡くなり墓に葬られたイエス・キリストが3日目に復活したことを記念する祭日で,復活の聖なる徹夜祭から始まります。この典礼は,主に光の祭儀・ことばの祭儀・洗礼の儀式・感謝の祭儀から成り立ち,イエス・キリストが死者の中から復活したことを教会全体で喜び祝います。教会では,復活祭から聖霊降臨の祭日までの50日間を復活節と定め,イエス・キリストの復活を祝います。
→聖書の記述個所:マタイ28.1-10,マルコ16.1-8,ルカ24.1-11,ヨハネ20.1-23
 
戸塚教会では,復活徹夜祭の光の祭儀でキャンドルサービスが行われます。明かりを消した聖堂の中で,一本の大きな「復活のろうそく」から火をとり,会衆の持っているカップろうそくにその光を広げていきます。こうして,私たちは暗闇から出て復活の光に包まれます。

 

 
☆このページは,サンパウロ様の御厚意により,「イラストで知るカトリック教会生活(サンパウロ様編)」より引用させていただきました。