題名未定!

今日は・・・いや、今日も小学校区内は雨であった・・・
それはつまり・・・学校内の人間が不機嫌である事を示していた。
学校にいる人間の気分によって天気が変わる学校。
はっきりいって迷惑なだけである・・・
そんな事は置いといて、その天気の元となってるのは、もうわかってるだろうがフェイの所為だ。
ついこの間転校してきたばかりで、学校中で『根暗』と呼ばれるほどの人間だ。
とりあえず来たばかりより少しはよくなったが、また戻ってしまったらしい。
そうなったのは数日前からであった・・・

昼休み・・・バルトはクラス委員のエリィを呼ぶと、何やら小声で話し始める。
「おい、エリィ。フェイがこの学校に来てからかなりたったな。あれも兼ねてやろうと思ってんだけど」
あれとは?ってここで言ったら話が読めてしまうのでしないが・・・
「・・・そうね。もうそんなに。いいわ、人集めておくわ」
「話がわかるぜ。じゃあ、俺の方も人集めるから」
「でも、丁度よかったわ。何かやろうと思ってたから。それじゃあ、フェイには内緒ね。・・・フェイと話してたら迂闊に喋るかもしれないから、何も話さないほうがいいわね」
最後の言葉は聞こえてなかったらしく、バルトは自分の席についた。
エリィの口元は笑っていた・・・

『放課後〜、放課後だよ〜、忘れ物しないで早く帰ろうよ〜』
放課後を告げる放送がなった。そうするとゾロゾロと生徒は教室を出ていく。
フェイもそのうちの一人だ。フェイはバルトに寄っていく。
「バルト、一緒に帰ろうぜ」
いつものように声をかける。
『ああ、いいぜ』という前にエリィがバルトの腕を掴む。
「ゴメンね、フェイ。バルトは今日私と一緒に帰る約束してるの」
『そんな約束はしてないぞ』
という前に強引に引っ張っていった・・・
しょうがなくフェイは一人で帰路についた。

ところがこの現象はこの日だけではなかった。
そのうちだれともフェイと話さなくなってしまったのだ。
こうなると今まで散々いじめられてきたフェイにとって、この結論にたどり着くのはそう難しくなかった。
『俺はみんなに嫌われている・・・』
その日の、その時から雨は続いている・・・

フェイは休み時間を雨の降っている外を見るのが日課になった。
この雨はいつまで続くんだろう・・・と、そう思いながら。
お前の所為だよ、と突っ込みたくなるが・・・

この学校は今までのようにしたくないと思っているフェイは悩みを解決してくれるであろう、最高の人物のところに行った。
シタン先生のところである。
だがこれも無駄足に終わる・・・
ますます天気は悪くなる一方だ。
さすがにこれはヤバイと思ったバルトはエリィにたずねた。
「おい、エリィ。このままじゃ天気が悪くなるだけだ。さっさと実行しようぜ」
だがエリィは冷静だった。
「ダメよ。これはフェイにとって一つの試練なの。だからもっと痛め・・・我慢させるのよ」
よくバルトにはわからなかったが、とりあえず相づちを打っておいた。
「でもさ、あれするのにこんなコトする必要あるのか?」
「言ったでしょ、試練だって。これを克服すれば彼は強くなる!」
握りこぶしを作りながら力説するエリィ。
「まあ、いいわ。決行は明日。私が場所に連れて行くから用意をしておいて」

さあ、一体明日は何が行われるのだろうか!
決まっていなかった題名はここで決めよう。
『謎の集団、フェイに忍び寄る黒い影』だ!

そして次の日になった。(後半なので話の展開が早い)
そして放課後・・・エリィは帰る仕度をしているフェイを呼びとめる。
「なんだいエレハイムクラス委員。俺に何か用でもあるのか?」
「なかったら呼びとめないわよ。いいからついて来て欲しいの」
「断わる!」
零コンマニ秒で即答。
「やかましい。いいからついてきなさい」
こちらも零コンマニ秒で即答。フェイの言う事がわかっていたかのようだ。
「いやだ。どうせお前たちは俺を嫌ってるんだろ!またおかしなコトを企んで俺をはめようとしてるんだ!俺にはわかる!お前達には俺は・・・」
「やかましぃ!」
エリィちゃん必殺のエーテルメガブラストパンチ炸裂!

説明しよう。
エリィはその有り余るエーテル力を霧状にして体の一部にまとわりつかせることによって、その場所にのみ、人間にしかけられたリミッターを一時的に外し、普段の三倍以上の力を出す事が出来るのだ!
そしてそれで内側にえぐる様に繰り出すパンチを
『エーテルメガブラストパンチ』と言うのだ!
別名『コークスクリューパンチ(リミッター解除版)』と言う。(長い)

不意をつかれたらしくまともにパンチを食らってしまうフェイ。
後ろの壁にまで吹き飛んだフェイは文字通り静かになった。
「ふっ、任務・・・完了・・・」
そのままフェイの襟首をつかんだまま待ち合わせ場所まで引きずっていった。

さて一体何が起こるのか・・・何が起こると思う?



エリィはある扉の前まで来ていた。そこが集会の場所であろう。
エリィはゼータぜルをぶちまけた。するとフェイは意識を取り戻した。
「さあ、フェイ。この扉を開けなさい。自分の手で・・・」
フェイはドアのノブを触り、ゆっくりと開ける。
部屋の中は真っ暗だった。
だがエリィに言われるまま部屋の真ん中に来る。
すると突然明かりがついた。と同時にぱぱん、ぱん!とクラッカーの音がした。

『フェイ、明けましておめでとぉぉ!そしてゼノギアス小学校にようこそ!』
フェイは何が起こったのかわからず、ぼぉっとしていた。
そこにはかなりの数の人数がいた。同級生から下級生まで。
「何ボケっとしてんだよ。今日はお前のためにパーティ開いたんだぜ。そんな変な顔すんなよ」
フェイはエリィの方を向く。
「ごめんなさいね、フェイ。あなたを驚かせようと思って・・・」
申し訳なさそうにエリィはうつむく。
「そ、そうだったのか・・・俺はてっきりみんなに嫌われてるのかと思って・・・」
フェイの目には涙が溜まっていた。
「わ、悪かったよ、秘密にしてて。でも言ったら面白くなさそうだったから。・・・起こってるか?すまん!」
バルトは頭を下げる。
しかしフェイは頭を振る。
「そ、そんな事ないよ。うれしいよ、俺。こんなにやさしくされたのは初めてだから。・・・俺って馬鹿だよな。勝手に自分で思いこんじゃってさ」
「フェイ、もう泣くのはよしましょう。今日の主役はあなたなんだから・・・」
やさしくフェイの方に手を置くエリィ。
さすが母だけあってこのあたりの扱い慣れてるようだ。
そのとき窓から日の光が入ってくる。
長い、長い雨が終わったのだ。そして長い晴れの日が続いたとさ・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜あとがき〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なんかわけわかんない物語が出来てしまった。別に正月ネタ書こうと思ったわけじゃないです。ただ、エリィちゃん必殺技が書きたかっただけです。
しかも題名が全然あってない(爆)
こう言うわけわかんないもの書く私ですが、どうかよろしく・・・
次はクラブの事書こうかな〜・・・