/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 第八話、とりあえずサッカー /_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 見事なまでのゴージャスさを形として現したようなベッドに横になっているバルト。 彼の髪と同じ金色に合わせた部屋は、一言で言うと悪趣味の極みである。 本人は慣れているのか全く気にした様子はない。 というより本人は他の事に意識が飛んでいる。 それは…今日の放課後のことだった。 ----------回想シーン(もちろんセピア色)---------- ザシュッ! 「な……」 その場にいた全ての部員が目を丸くしていた。 フェイが蹴った十球目のシュート、誰の目にもとまらずにゴールに突き刺さったからだ。 バルトは微動だにできていなかった。(コピー&ペースト) ----------回想シーン終わり(早っ)---------- バルトはベッドにうつ伏せると、ベッドを連続で殴る。 スプリングつきのベッドでは、反作用で腕が思った以上に戻る。微妙に間抜け。 「若!?」 バルトの寝室に慌てて爺、メイソンが入ってくる。 「どうなされました?帰ってきてから調子が悪いみたいですが」 「……………悪いが一人にさせてくれ」 「御意に」 特に不満を言うわけでもなくすんなり部屋を出る。 一人バルトは思いにふけっている。 「くそっ、フェイの奴…。しかし、おれとした事がまさかシュートにびびっちまうとは。  キーパーがボールを恐れたら意味ねぇじゃねぇか。ボールは友達!元気な方がお米は美味い!!」 バルトは自分に言い聞かせる。どこかで聞いた事のある言葉だ。 「はぁ、こんな事考えてたってキリがないぜ。もう忘れた。次会った時、覚悟しとけよ」 今度は意気揚揚でお風呂に向かった。 そしてその時、フロ場でマルーと鉢合わせして、ビンタの応酬を受けた。 そして朝に目が覚めたという。腫れた顔をして…。 その頃のフェイ。 「今日は一体なんだってんだ。気がついたら家にいるし。もしかしてまた発作が…。  あいつらが、あいつらがいけないんだ。あんな事させるから。そうさ、俺は卑怯者なんだよ!」 今日もフェイは暴走していた。 朝、いつもと同じく天気が良かった。それは学校のみんなが元気な証拠だ。 登校とHRは飛ばして一時間目。さんすう、という授業。シタン先生の授業である。 黒板には、白いチョークで『X^2+2X+1=0』と書かれている。(^はベキ数で、〜乗と読む) 「さて、これを解いてください。解の方式を使用してください。できたら手を上げてください」 「先生」 エリィが手を上げる。 「はい、エリィ。なんですか?」 「小学生がそんな物解けるはずないです。解の方式も知らないし」 「仕方がないんです。小学六年生はどんな算数の授業をするかわからないので」(正確には書いてる本人が) 「そうなんですか。…で、解けたんですけど」 「もうですか?さすがクラス委員ですね。じゃあやって見てください」 エリィは席を立って黒板に向かう。 すらすらと白チョークを使って解いていく。 「D=( -b ± (b^2-4ac)^(1/2) )/2aを使うと、a=1、b=2、c=1ですから  D=( -2 ± (2^2-4*1*1)^(1/2) )/( 2*1 )  より答えは-1になります」 意気揚揚と席に戻るエリィ。(ささやかな私の自慢) 「すばらしい。それじゃあ次の問題行きます。がその前にみなさんわかりましたか?わかれば挙手を」 ちらほらと手が挙がる。 「優秀ですね」 当たり前だ。 似たような問題が続いた…。 二時間目。こくご、という授業らしい。国語だけは問題的に変わらない。が書いてる本人は点が悪い。 「さあ、みなさん。この波線についてみなさんの思った事を言ってください」 シグルド先生の言葉でちらほら手を上げる。 「はい、若」 バルトの事だ。 「こいつは実は○○な奴で、×××なんだけど☆☆☆だ」(出版コートに引っかかってるわけではないです) 「そうですね。正解です。他には…はいフェイ君」 「△▽△で、□□と言ってるが、本当は○×□☆で□△☆□なんだと思います」(出版コードに以下略) 「そうですね。正解です。他には…」 と生徒全員に言った。 「あの、全部正解じゃないですか」 「そうです。私は思った事を言ってください、といったので、君たちがいった事に間違いはないんです」 「はあ、さいですか…」 テストに良くあるが、『あなたの思った事を書きなさい』と問題があって、三角やバツを貰った経験がみんなあるはず。 どう考えても思った事なんだから正解じゃん! 三時間目。しゃかい、という授業らしい。校長のゼファー登場(急遽決めた)。生き字引との噂。 「1600年、関が原の闘いが起こりましたが、その時北海道では何があったでしょう」 『知るか!!』 四時間目。りか、という授業らしい。カレルレン先生の授業。 「リカちゃん人形はいろんな所で使われているらしい。かたや日米交流とか」 『知らねぇって!!』 さて待ちに待った給食の時間。今日の当番はフェイ、エリィ、バルトの三人。 っていうか、それ以外名前出てきてない。 献立は、あなたの想像する物で…。 『いただきま〜す』 フェイは、エリィとバルトと一緒に食べている。 フェイの大好きなタコさんウインナーがある。 「あ、フェイこれ貰うわね」 そう言ってタコさんウインナーを取る。(あくまで私が想像した物であって食べ物にはあなたの大好きな物を) 「あーーーーーーーーーー!」 大人気なく(子供だが)大きな声をあげる。そして目には薄っすらと涙が。 あ、天気が悪くなってきた。 「だ〜、そんな顔しなくてもいいじゃない。ちょっと取ったくらいで…」 「おい、多分フェイの好物だったみたいだぞ。こいつは後に引くから気をつけろよ」 曇り空の中、午後の授業はぶっ飛ばして、放課後へ続く。 広いグラウンド、他のクラブの部員達のざわめき、そしてどんより雲…。 あきらかにフェイの鉱物を取ったエリィの所為である。 いつものようにリコ先生がサッカー部の部員の前に立ちふさがっている。 「今日はオフェンス(攻撃する方)とディフェンス(防御する方)にわかれて実践みたくする。  言わなくても変わっているだろうが、オフェンス側は  『エリィ、ダン、ビリー、カレルレン、フェイ』の五人だ。マリアはディフェンスに入ってくれ  で、ちょいまえ手違いがあって、フェイはCFじゃなくてMFだ。オフェンシブハーフとも言う。(なんか古い)  攻撃的なMFって事で納得しろ」 誰に言ってんだ。 所で何でソラリス側のカレルレンがいるのかというと、エリィにくびったけ。通称追っかけ。 それだけのためにソラリス側から離反している。本心は一体…。 謎っぽい話しはなし。 「そら、行け!」 とリコがストッパーの位置から声を出す。ストッパーってのはまあディフェンス最後の砦っちゅうことで。 「っておい、なんで先生が小学生のサッカーに入ってるんだ?」 カレルレンからボールを受け取ったフェイがいう。 「簡単よ。名前のあるキャラが少なすぎるだけ。ちなみにほら、シタン先生もいるでしょ」 「設定、めちゃくちゃだな」 「それは言わない約束。そんなこといってないでシタン先生が来てるわ」 シタンがフェイに向かってくる。フェイは左にいるビリーにパス。 「おい、そこぉ!ビリーをフリーにさせるなって何度も言ってるだろぉ!」 バルトが大声で注意する。GKという場所がら、全体を見渡せるためだ。 「マリアぁ行ってこい!」 「はい」 勢い良くビリーに向かっていく。 (現在フリーになっているのは…) 冷静に周りの状況を判断している。 (はっ、こっちに来ているのはマリア。ああ、マリアを抜くのは忍びない…) (え?ビリーに?どうしよう。は、はずかしい) 死ね、お前等……。 ボールを持ったまま見詰め合う二人。 「なにしてんだ?あの二人」 ただならぬ雰囲気を見せているビリーとマリアを不審に思うフェイ。 「はぁ、またやってる…。見てわかるでしょ。彼等は付き合ってるって噂なのよ。本人達は否定してるけどね。  あれをどう否定していいのかわからないけど。でなんか片方はビリーと面と向かうのが恥ずかしいらしくて  もう片方はマリアと競いたくないと思ってるから、行動に出れないの…」 「こらぁ、てめぇら!なにやってんだ!もうゲームは始まってんだぞ!」 ここぞと言う時にリコの声で正気に戻る二人。 (しまった…。ここは…) 「カレルレン!」 得意のスルーパスで絶妙にマリアとシタンの間を通す。 「待ちわびた…」 ふっ、と髪をかきあげる。そしてどこからどもなく黄色い声援が送られてくる。 「きゃー、カレルレン様〜〜」 なんかいつのまにかグラウンドを女性とが囲んでいる。 旗をみんなで広げていて、旗には『ナイスガッツ、カレルレン様!!』と書かれている。 「エメラダ!カレルレンを止めろ!リコ、エメラダのフォローだ!  先生はエリィにマーク!マリア、お前はフェイを見張っとけ!」 DFはそのとおりに動く。 カレルレンとエメラダのボールの奪い合い。 「ダークビースト!」 エメラダの必殺技である。彼女自身の姿を獣に変えて相手のボールを奪い取る技である。 「そうはさせるか!」 そこでカレルレンが競り合いに行く! おっと、ボールはこぼれた! そこを狙ってたかのようにビリーがボールを取る。そしてそのまま左から上がっていく。 「まじぃ!マリア、ダンをマークだ!奴に打たせるな!」 「はい!」 そういってマリアがフェイのマークを外れる。 (いけない!) ビリーの考えを呼んだシタンがフェイをマークしに行く。 「ここだ!ここで決めるんだ!いくぞエーテルパス、アイリス!」 ビリーはセンタリング!簡単に言うとゴール前に上げる。 ビリーの必殺のエーテルパス。ボールに様々な属性を乗せる事で、様々な変化を起こす。 ちなみにアイリスは風の属性。 ボールはダンの上空を飛ぶ。ダンはそれに合わせる。 「オイラのヘッドは強烈だ!」 「させるか!」 バルトはダンと競り合いに行くためゴールを飛び出した。 そこでボールが鋭く変化し、上から下へ落ちる。ドライブがかかっていた。 「なに!」 驚いたのはバルトである。シュートを打つのがダンだと思っていたからだ。 そしてそのボールが向かう先は…フェイだった。 フェイはシタンがマークしにくる前にゴール前にいた。 「決める!」 フェイのジャンピングボレーシュート!が、その前にはシタンがいた。 「決めさせるわけにはいきません!」 フェイのジャンピングボレーとシタンのハイボレーが交差する。 そこで前後へ行き場をなくしたボールは勢い良く上空に舞い上がる。 落ちてきたボールをバルトがきっちりとキャッチする。 「ふ〜、あぶねぇあぶねぇ。ナイス先生」 バルトはシタンだけ先生と呼ぶ。他は全部呼び捨て。 「いててて…」 シュートの崩れで倒れているフェイ。それに手を差し出すシタン。 「大丈夫ですか?フェイ。あなたもなかなかやりますね」 「パスが良かったからな」 「ほんと良くやったわ、フェイ。これで攻撃のバリエーションも増えるわ。  まさかいきなりビリーの難しいパスをジャンピングボレーにいこうとするなんて」 「フェイ、凄い」 「おい、ビリー。今フェイを試しただろ」 「ばれた?PKだけ凄くてもしょうがないからね。これで完璧だね」 「ちぇっ、オイラが決めたかったのに…」 「今回はフェイだったけど、今度はダンかもしれません。こうなるとバルトさんはかなりきつくなるんじゃないですか?」 「ま、そのくらいやってもらわねぇと、ダメだがな」 口々に言い合う。 「よぉし、これでソラリス側と互角以上に渡り合えるわ。みんながんばりましょう!」 『おー!』 ―――――――――――――――――腐れあとがき――――――――――――――――― はぁ、始めてサッカーという物を小説で書いてみた。 う〜ん、ちょっと以上に難しいかな?特に競り合いと必殺技場面。 しかも普通必殺技名、口に出したらばれるよな。でも、書かないとわからないし。 しかしマジで人数いねぇ。名前あるキャラは主役キャラがまず九人。あとはジェシーとシグルドくらいだし。 ギリギリ? チュチュもまだ出してないし。出すときじゃないし。 まあ、いまはユグドラとソラリスが別々だけど、 一緒になったらまさに読売巨人ジャイアンツのように宝の持ち腐れになるでしょう。 完全レギュラーは誰になるかな? フェイとラムサスがポジション争いしそう(笑) いずれゼノキャラと、他のスクウェアキャラがやり合う事になるでしょう。 じゃないとサッカーネタがすぐ終わる。 もう運動会の季節過ぎたけど、小説に季節はないという事で。 さて、算数のあの問題。答え見ないで解けた人何人いたかな? HTMLだと『sub』とかで見やすいけど、TXTだから『^』を使わざるをえないし、『*』『/』も同じ。 まあ今までとはサイズが違うから、
も面倒だし。 関係ないんだけどさ、時々フェイを間違って『ゲイ』と書いてしまうときあるんだけど。 『F』と『G』は隣同士だし。だからってフェイがゲイと隣同士って事はないぞ。 あったら面白いけど あ〜、長かった。(あとがきがね)