現在ナムコ、モノリスソフトから発売されている ゼノサーガは ゼノギアスの前のエピソードであるIであると思われます。 思われる、と書いたのはゼノサーガはゼノギアスの10,000年前という設定ですが、 (というよりゾハルが発見されて4,000年後) それがゼノギアスエピソードIと同じであるかは不明だから。 というか時期的にエピソードIIと近い年代です。 ゾハル発見は2001年で2500年が新しくT.C0001年になったので、 ゼノサーガはT.Cで言うと3500年になります。(ゼノギアスエピソードIIは4700年)

ともかく ゼノサーガのエピソードIとゼノギアスのエピソードIは同じものではないという事。 どういうことかというと、ゼノギアスエピソードI(後期)を細分化したものがゼノサーガで、 その中のエピソードIと考えるのが妥当ということです。

もしギアスのエピソードとサーガのエピソードが同じだった場合、 エピIIはエピIの5,000年後という設定なので、とんでもないことになりますw。 カレルレンのようにみんな延命処置を施さないと生きてはいられませんし、 なによりエピソードIIはゼノギアスの舞台なので全く別物になってしまいます。 突然エルドリッジから始まってカドモニ、デウスとか全く前フリなく始まってもらっても困るんですが…。 実際ゼノギアスからのユーザなら知りたいのは、 エピソードIとエピソードIIの間に何があったか、ということなので。 (あくまでパワーユーザが思うことですけど)

なんか紛らわしいと思うけど、簡単に書くと 『ゼノギアスエピソードI≒ゼノサーガ』であって、 『ゼノギアスエピソードI≠ゼノサーガエピソードI』であるということ。
(記号の意味は自分で調べようw)

ギアス:    エピソードI | …… | エピソードV(ゼノギアス) | エピソードVI
        /| … |\
       /  | … |  \
      |   | … |   |
サーガ:EP_I ……………… EP_VI
     ↑
今回発売されたゼノサーガエピソードI(EP:エピソード)
(ネットスケープの人には見難いかもしれませんが)

なぜこう面倒なことになったかというと、 ゼノサーガとゼノギアスのエピソードの数が両方ともVIまであるため、 両エピソードに深い関わりが、と思うからなんですよね。 もしサーガのエピソードがVまでとかなら何の紛らわしさもなかったのではないかとw

---これより下はゼノギアス、サーガをしていない人には理解できない内容です---

ゲーム当初はT.C3500年。というわけのはずなんですが、ゼノサーガゲーム内のメールに 『4767年秋冬物入荷』というメールが送られてきます。 メールからまだ9月になっていないゲームですが、 題名からすると4767年8月くらいと考えてもいいようです。 (こういうメールが目的期日のどのくらい前から送られてくるのかは知らないんですが)
この年代はエピソードI末期、というかエルドリッジが出発する直前です。 このときにはカドモニ、デウスも両方出来上がっています。 ゾハルをデウスの主動力と考えられたのは4766年末辺りです。
4765年には『プロジェクトゾハルの研究をしていた惑星が消滅』 という出来事があったんですが、これはアリアドネの消失と思ったんですが、 同年にゾハルは回収されています。 パーフェクトワークスには、これ以後の惑星消失事件は起こってないように書いてます。 んじゃ、アリアドネは一体いつ消えたんやねん、コンチクショウ。 こうなるとゲームの時期が4765年という可能性も出てくるんですが、 残念ながらゼノサーガ公式ガイドには4767年と書いてあったので本当でしょう。 もし4765年だといろいろ変わってくるんですけど。
ちなみにT.C300〜T.C4700までは空白の4500年と呼ばれていて、 この空白の後期がゼノサーガではないかと思ってたんですが。

---ここからゾハル論に入りそう---
後、ゼノギアス、ゼノサーガのメインはゾハルという物体。
サーガではオリジナルエミュレータとの二つがあるが、 オリジナルはゼノギアスで言うと事象変異機関で エミュレータの方はアニマの器と呼ばれていると思われる。
アニマの器はカドモニの部品の一部で、これを作ったのはおそらくヨアキム・ミズラヒ。 ヨアキムがカドモニ作成の発案者と思われる。 これとグノーシスがどう関係しているのかは不明ですが。 カドモニはゾハルの制御として、またデウスへの統御のために作られ、 ゾハルに取り付けられたという。

ちなみにカドモニは生体電脳と呼ばれています。 この中にはアニマ、アニムス、ペルソナと呼ばれる生体素子が使われています。 その中でペルソナと呼ばれるものは、人型をした生体素子の総称です。 これからちょっと思ったんですが、これはもしやレアリエンなのでは、と。 このペルソナを構築する基幹プルグラムの名前はElehayym(エレハイム)。 このペルソナはゼノギアスの惑星に落ちたとき、ミャンを生成した。 ヨアキムが、モモに『人間になれるよ』と言ったのはこのことかも知れません。 あくまでわずかか文脈から想像しただけのものですが。
COS-MOSのエンセフェロンで、フェブロニアが 『ゾハルを制御するために人が作ったシステム』といった。 このシステムはおそらくカドモニ。その場所にいた、セシリーとキャスの二人。 もしかすると、この二人がアニマ、アニムスのなのかもしれない。 とすると、COS-MOSはカドモニなのだろうか。

話は戻って、ゾハルの本体は目のようなものなんですが、サーガのゾハルには出てきません。 ただ、オープニングムービーに銀色の何かをはめている映像が出てきたので、 あれが本体なのかもしれません。 もしかすると、銀色の物の上にカドモニを配置し、 それがずれないように目の部分を作ったのではないかと思ってます。 もしくはすでに取り付けられてて、ゾハルの裏側に目があるんでしょうか。 カドモニはすでに作られ、ゾハルは一応完成しているとのことなので。

しかし直接触ると消える(グノーシス化?)のにシオンやアルベドのようなものがいるのは すごい不思議に思う。 なんで消えるかもわからんけど、接触小委員会からあるように接触者か何かかと思うんだが。 といっても、この時代に接触者、対存在は100%存在しない。

なぜなら接触者は波動存在と接触したアベルがはじめてである。 波動存在が生まれたのは、ゾハルとデウスの連結実験中であり、 おそらくそれはゲームより後なので、存在するわけがない。 おそらく、という限りでは、ゲーム時期はこれより後、と考えることが可能なのだが、 この場合のゾハルはまずオリジナル。オリジナルは旧ミルチアにあって、 まだ誰も手にしていないから。 このとき、デウスゾハルの両方が暴走して、他惑星に打撃を与えたと記されているので アリアドネ消失事件との関係はない。 ちなみに対存在は接触者を見守るためにカドモニが作り出したものであって、 初めての対存在はゼノギアスの惑星に落ちたときだから、当然いない。

でもネピリムは非常にエレハイム(対存在)に似ている。 確かにエレハイムはカドモニの部分にできたものだが、 これも波動存在が作り出した物でゼノサーガゲーム中にはまだ出てこない。 エピソードIIにアベルという名前が出てきたら、エレハイムや波動存在が出てきて、 話がつながってきそうなんだけど。

ゼノギアスエピソードIがエピソードII以降の基盤となっているのは間違いなく、 ゼノギアスを楽しめば楽しむほど、ゼノサーガが楽しみになっていきます。いや、マジで。 一体次のゼノサーガが出るのはいつなのかは全く不明ですが、早く出してほしいものです。 ムービーいらんからPSで出せw

---ここから個人的妄想---
デウスが作られたのはグノーシスになにか関わりがあるのでわ。 と思ってたらPW読めば読むほど確信に変わってきそう。 デウスは敵を吸収し、敵がいなくなるまで破壊行動を行い、 いなくなると他の場所に移動して同じ行動を繰り返す、永久戦闘兵器ですし。 ゼノサーガでコスモスがグノーシスを吸収しているところがありますが、 なんか似たような感じかな、と思うんだけど。

あと、気になるのがウ・ドゥ。 もういきなりウ・ドゥ=波動存在という方程式が思い浮かんだ。 波動存在が生まれるのは、先述したようにゾハルデウスの連結実験中。 ウ・ドゥが生まれるのは未来の話なのでつじつまもあう。 ただ、14年前のミルチア紛争でウ・ドゥは一度目覚めている。 という事はもしかしたらゾハルにはすでに波動存在がいてもおかしくはない。 あくまでデウスが作られていればの話だが。 しかし、アニマの器である、ゾハルエミュレータがすでに合ったということは、 4767年に行われたオリジナルゾハルとデウスの連結実験は、 ミルチア紛争のとき、ヨアキムの手によって実行されていたなら、 そしてそれが元でグノーシスが襲来したと考えれば、 先述したことはすべての考えが逆になりうる。

ただ今の段階では次を待つしか予測の範囲を超えることはない。