ナレーション原稿・今橋担当ぶん20020209 44・銀河 「我々の太陽系は、銀河系と呼ばれる星の大集団の中にあります。宇宙には同じような大集団がたくさんあり、それらは銀河と呼ばれています。」 4 ・星の一生 「宇宙空間の物質が集まって星ができます。星を作っていた物質は、星の寿命が尽きるときに再び宇宙空間へ放出されます。」 5 ・散光星雲 6 ・暗黒星雲→まとめて「星間雲」 A案「宇宙空間で、ガスや塵(ちり)が濃く集まっているところを星間雲といいます。」 B案「宇宙空間で、ガスや塵が濃く集まっているところを星間雲といいます。明るいものを散光星雲、暗いものを暗黒星雲といいます。」 7 ・星の卵 「星雲の特に濃いところでは、ガスや塵が重力で収縮し、新しい星ができます。」 8 ・星の誕生 「ガスのかたまりが重力で収縮し、中心部の温度が1000万(いっせんまん)度を超えると核反応が始まり、恒星として輝き始めます。」 9 ・若い星 「恒星が輝き始めると、周囲に残っていたガスは吹き飛ばされてしまいます。プレアデス星団の星がにじんだように見えるのは、まだ少し、周囲にガスが残っているためです。」 10・主系列星 A案「安定して輝いている恒星を主系列星といいます。」 B案「安定して輝いている恒星を主系列星といいます。主系列星は、質量が大きいほど表面温度が高く、また明るく輝きます。」 11・原始太陽系星雲形成過程 「今から46億年ほど前、太陽系が誕生しました。ガスや塵が回転しながら円盤状に集まり、中心に太陽が、周辺部に惑星ができたと考えられています。」 12・核反応 「太陽の中心部では、水素の核反応がおきています。水素の原子核4個がヘリウムの原子核1個に変化し、そのときに出るエネルギーで太陽が輝いています。」 13・ヘリウム以降の核反応 「年老いた恒星の中ではヘリウムが核反応を起こし、炭素の原子核ができます。その炭素がさらに核反応を起こし、最終的には鉄の原子核ができます。」 14・化学反応 「化学反応のときには原子の組み合わせが変わります。原子そのものは変化しません。」 15・赤色巨星 A案「年老いた恒星は赤色巨星になります。」 B案「寿命が近づき、ヘリウムの核反応が始まった恒星は赤色巨星になります。激しい核反応のため明るく輝きますが、表面積が大きいため表面温度は低く、赤い光を出します。」 16・リング星雲 「赤色巨星になるとき、外層部のガスの一部は宇宙空間に放出されます。球殻状に広がったガスは、リング星雲として観察されます。」 18・白色わい星 「寿命が尽き、核反応を起こさなくなった恒星の芯は収縮し、白色わい星(はくしょくわいせい)になります。」 19・超新星爆発 「質量の大きな恒星は、最後に大爆発を起こし、物質を宇宙空間に撒き散らします。」 17・網状星雲 (超新星爆発に統合) 20・現在の太陽系 「太陽系です。太陽と、その周りを回る9個の惑星、惑星の周りを回る衛星、小惑星、彗星などからなる集団です。」 21・太陽 「太陽は、太陽系の唯一の恒星です。直径は地球の約100倍、表面温度は約6000度です。」 22・水星 「水星は一番太陽に近い惑星です。表面の様子は月に似ています。」 23・水星の公転周期 「水星の一昼夜は176日もあります。昼と夜が長く、また大気がないせいもあって、表面温度は最低で-180度、最高で400度になります。」 24・金星 「金星は厚い大気に覆われています。大気の主成分は二酸化炭素で、硫酸の雲が浮かんでいます。」 25・地球 「我々が住む地球は、いまのところ唯一、生命の存在が確認されている天体です。」 26・月 「月は地球の衛星です。自転周期と公転周期が一致しているため、常に同じ面を地球に向けています。」 27・火星 「火星には、二酸化炭素を主成分とする薄い大気があります。過去には大量の水が存在した時期があると考えられています。」 28・火星の衛星(27に統合?) 「火星には2個の衛星があります。いずれも小さく、いびつな形をしています。」 29・地球型惑星と木星型惑星 「地球や火星などは主に岩石でできていて、地球型惑星と呼ばれます。木星や土星などは主に水素でできていて、木星型惑星と呼ばれます。」 30・木星 「木星は太陽系で最大の惑星です。表面は水素を主成分とする厚い大気で覆われています。」 31・木星の衛星(30に統合?) 「木星の衛星のうち大きなもの4個は、17世紀にガリレオ・ガリレイに発見されました。現在では大小あわせて39個の衛星が見つかっています。」 32・土星 「土星は、木星に次いで大きな惑星です。自転が速いため潰れた形をしています。」 33・土星の衛星(32に統合?) 「土星にも、木星同様たくさんの衛星があることがわかっています。」 34・天王星 「天王星の直径は地球の約4倍です。内部は、岩石の芯の周りを分厚い氷がとりまき、さらに気体がとりまいていると考えられています。また、自転軸がほぼ横倒しになっていることも特徴です。」 35・海王星 「天王星の直径は地球の約4倍です。内部は、岩石の芯の周りを分厚い氷がとりまき、さらに気体がとりまいていると考えられています。」 36・冥王星 「冥王星は、太陽系の、現在知られている最も外側の惑星です。軌道の傾斜が大きいことや太陽からの距離の変化が大きいことなど、ほかの惑星と比べると奇妙な特徴があります。」 37・その他の物質 「冥王星よりもさらに外には、塵や氷が集まっている場所があると考えられています。ここにあるものは太陽系を作った物質の残りと考えられています。」 38・小惑星 「数多くの、直径数メートルから1000(せん)キロメートル程度の岩石が、太陽の周りを回っています。これらは、何らかの理由で惑星になりきれなかった物質と考えられます。」 39・彗星 「彗星の正体は、氷と塵が固まった、汚れた雪だるまのようなものです。太陽に近づくと融けて蒸発し、太陽の反対側に尾を引いたようになります。」 40・隕石と流星 「流星は、塵や岩石が大気圏に飛び込んで来たため、摩擦で高温になって光るものです。途中で蒸発しきれず、地表まで落ちてきたものが隕石です。」 (プラズマ云々は解説文に入れるつもりです) 41・隕石(太田?) 「隕石の大半は、小惑星や、そのカケラと考えられています。」 42・流星群 「たくさんの塵が平行に大気圏に突入した場合、地表から見ると、空の一点から放射状に流星が飛ぶように見えます。」 43・流星群写真 「獅子座流星群の写真です。獅子座から、空全体へ流星が飛んでいるように見えます。」 45・太陽系探査 「月にはアポロ宇宙船が着陸し、宇宙飛行士が降り立って調査を行いました。そのほかの天体にも無人の探査機が送り込まれ、調査が進められています。」