電池をつくってみよう

授業の流れ
10円玉・1円玉・レモンで電子メロディーを鳴らして見せる
果物と金属板で実験
塩酸と金属の反応(演示)
溶けやすさ・溶けにくさ(イオン化傾向)と極性
備長炭電池


工作

材料

そのほかに準備するもの

 

この実験について。

 電子メロディーは弱い電流で鳴ります。また、特に電流が弱いと「ジー」「ブー」というような音を出します。極性が違っていると全く鳴りません。そこでここでは、敏感な電流計がわりに使います。
 最初に、いろいろなくだもので銅とアルミを使って電池をつくらせ、極性が金属の種類で決まることを確認させます。次にいろいろな金属の組み合わせで電池を作らせ、「+になりやすい」「−になりやすい」の序列を見つけさせます(意外なほどきれいに出ます)。
 また、ビーカーの塩酸の中に金属を入れてみると、溶けやすいものや溶けにくいものがあることがわかります。そしてその性質と、先に見つけた「+になりやすい・なりにくい」が一致していることがわかります。