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FLY FISHING in N川(山形県)

8月1日(土)、山形県はN川に出かけた。同行者は高村さん、この川に通い詰めていて、ポイントをよく知っている。
 4:00、高村さんがアパートまで迎えに来てくれた。この日は午前中の釣行を考えていたので、この時間に出発することになっていた。夏とはいえ、辺りはまだ真っ暗だ。私はコソ泥のように家の玄関を出た。妻はさすがに眠っている。

この時間、道路は全く込んでいない。目的のN川までは1時間足らずで到着してしまった。この時5:00。ようやく太陽が顔を出してきた。仙台では雨が心配されるような天気だったが、山を越えたら見事な晴天だ。やる気が出てきた。早速準備をして入渓する。

静寂・・・
ロッドをおろす高村さん

高村さんによると雨のため、結構増水しているとのこと。確かに依然来たときよりは水量が多い。しかし濁りはほとんどないので釣りには絶好のコンディションだ。高村さんの後について釣り上がる。しばらく釣り上がったが高村さんにも私にもアタリが全くない。使用パターンはエルクヘアカディス。この時期はこのパターン1本で平気だと言うことだったが、とりあえずパラシュートアントを結ぶがこれもダメ。もう一度エルクヘアカディスを結び、フライを流す。開きから落ち込みにフライが流れ込む瞬間、水面にフライがふっと吸い込まれた。 すかさずロッドをあおったがフッキングできず。この後、5回ほどアタリがあったがすべてフッキングできなかった。。高村さんはといえば、落差のある落ち込みの淵で近くの釣り堀から逃げてきたと思われるニジマスを1匹釣り上げたのみ。

非常に渋い釣果だった。その後しばらくして高村さんが夕方に同じ区間を遡上し、なかなかの釣果を上げたと聞いた。やはり早朝よりも夕方のほうが釣れるのか。私も夕方同じ区間に入渓してみたい。


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