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夏休み釣行第1弾! FLY FISHING in D川(栃木県)

8月4日(水)、夏休み釣行初日、栃木県はD川のイブニングに出かけた。妻の実家から近いD川までは15分程度なので非常に重宝している。夏のこの時期、妻の実家を訪れるときはたいてい午前中にタイイングを行い、イブニングを狙うというパターンだ。この日も#14〜20の小型カディスやメイフライ、アントパターンを量産しイブニングに備えた。D川は入渓者が多く、この時期になるとフィッシング・プレッシャーもかなりのものである。基本的にはマッチ・ザ・ハッチなのだがワンサイズ小さいものを使うようにしている。

今日の遊び相手(下手な写真でごめんなさい)
今日の遊び相手
16:00、いつもの通りD大橋より少し上流側、本流からの分流している区間に入渓した。 川幅が約1mと結構狭いが水量も豊富で、両脇には葦やススキが生えている。ポイントもヒラキ、トロ場、流れ出しなど小さい割には楽しめる。夕方の3時間ぐらいを使って楽しむにはちょうど良い川だ。 休日ともなると本流筋には餌師がそれこそ「何とか銀座」と名前が付きそうなほど竿を出している。そんなわけでこの時期の本流筋は釣りきられている感があり、よっぽど場所を選ばないと釣れてくれない。 幸い世の中は平日ということもあり今日の入渓者は今のところ私のみだ。
天候/快晴、気温/32℃、水温16℃、今のところハッチらしいハッチは見あたらないが底石には小型のカディスケースがびっしりと付いている、それも堅いやつ。 今日の状況もあるが運が良ければカディスの大量ハッチ&ヤマメの爆発ライズに出会えるはずだ。 そんなことを期待しつつ#16サイズのオリーブボディーのカディスを結んだ。 1時間ほど流心脇や岸際に流すが反応がないし、強烈な逆光でBreached ELKのウィングがほとんど見えないのでサイズダウンし濃いめのNatural ELKを使ったE.H.Cに変えた。
 時間が経過したためか、サイズダウンしたためか、はたまたウィングのカラーを変えたからか要因ははっきりしないが、ヤマメがフライに反応し始めた。 20cm未満のチビヤマメが相手をしてくれた。

辺りも薄暗くなった19:00頃からカディスのハッチが始まった。やはり小型のカディスだがシマトビゲラあたりだろうか?捕まえて調べようとしているうちにあちこちで「ピシャ」というライズの音が聞こえてきた。 至福の時間が訪れた。しばらくするとわずかだがアカマダラのハッチも相まってヤマメが狂ったようにライズし始めた。 夏のこの時期、イブニングといえどもこんな状況に遭遇するんは初めてだったので欲が出て焦りが出てしまった。 着水したフライにはおもしろいように食いついてくるがフッキングのタイミングが合わず思ったように釣果が上がらない。 ライズを全部取れていれば30匹以上は上げることができたのにな・・・ ライズにつられて20:00まで釣っていたがさすがに当たりは真っ暗。この時間になるとライズを狙ってキャストするというより、「ライズしてるんだからキャストすれば食うやつもいるだろう作戦」だ。それでも釣れてしまうところが恐ろしい。
 結局釣果はアベレージ20cmのヤマメが14匹、この時期にしては上々の釣果だ。 今回は釣りに夢中になりちゃんとした写真が撮れなかった。こんな写真しか載せられなくてごめんなさい。 写真の撮り方も練習して何とかしなくては・・・
 明日は夏休み釣行第2弾、メジャー河川、奥日光湯川のブルック・チャーに挑戦だ。


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